tag:blogger.com,1999:blog-361936292024-03-29T20:04:05.081+09:00Eternal Eternal LoveLetterTake Jun Ichiro 's BlogTake Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.comBlogger334125tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-70944976140311912662024-03-26T16:45:00.052+09:002024-03-28T23:27:54.903+09:00ゴジラ-1.0(ネタバレしてます)<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" src="https://www.youtube.com/embed/x7ythIm0834?si=i0LNtINshBd0P1BB" title="YouTube video player" width="560"></iframe><br />
<br /><h3 style="text-align: left;">●今年一番感動した出来事</h3>
<br />
映画が終わった瞬間、私は今年一番感動していました。<br />
<br />
ひとりで観に行ったので、泣くのを我慢してしまうこともなかったのでボロボロ泣きましたし、<br />
そして、まるで子どものようにゴジラに怖がりました。<br />
<br />
ホクホクした気持ちで映画館を後にした私ですが、<br />
家に戻ってしばらくすると私の批評家脳がムクムクと立ち上がり、<br />
<br />
「なんかこの映画、評価していいんかな?」という疑問が湧いて来てしまうのでした。<br />
<br />
思い返して考えてみると、「ん? ちょっと待てよ?」と思うシーンや展開が結構あって、そういうところで引っかかってしまうと、この映画に入っていけなくなっちゃうのではないかなあと思ったのです。<br />
<br />
太平洋戦争を扱うだけあってシリアスになってしまうので、<br />
「いや、それはないだろ〜」となってしまう可能性があったのです。<br />
<br />
例えば、主人公の特攻隊員の敷島浩一や大戸島の守備隊基地の兵士たち肉付きや肌質の良さ、服の綺麗さ、髪型、、、<br />
まず、ここで「ないわ〜」って挫折しそうになるし、実際になった人もいたかも知れません。<br />
戦場ですら現代を映し出す「ホワイト」状態になっているのです。<br />
<br />
しかし、ここでそんなことを気にして冷めてしまう間もなく、グイグイ引っ張って行くので、映画世界に巻き込まれて行くのでした。<br />
<br /><br />
批評家気取りの自分に向かって私はこう言うのでした。<br />
「ちょっと、思い出して、<br />
子どもの頃、ウルトラマンの顔がアップになった時、仮面の表面が割とザツだったり、怪獣の動きが完全に肉襦袢の着ぐるみだって分かるところを観て冷めましたか?」、と。<br />
むしろ、その後のツルツルすぎるウルトラマンや、人体の骨格とは違う動きをちゃんとさせたCGの怪獣、ピアノ線の見えない戦闘機、、、といった、映像クオリティの上がったコンテンツを観て、ちょっと寂しさを感じましたよね?<br />
<br />
<br />
世界初の映画は駅のプラットホームに蒸気機関車がやってくる映像だったそうで、<br />
観客は迫り来る蒸気機関車を見て客席から逃げ出した、という逸話を聞いたことがありますが、<br />
<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%8F%B2" target="_blank">Wikipediaを見てみるとやはりそのことが書いてありました</a>。<br />
<br />
映画というものはそもそもそういうものなのだ。視覚で驚く装置なのですよ。<br />
<br />
戦後焼け野原の状態はああじゃないよね、とか、<br />
2人の関係とか女性の変容とか不自然過ぎるよね、とか、<br />
なんで状況を説明するセリフにしちゃうかなあ、とか、<br />
なんで怒鳴る大袈裟な演技にしちゃうのかなあ、とか、<br />
爆風が来たら一緒に倒れ込むだろう? とか、<br />
いやそれ脱出装置仕込んであるオチ分かってもうたやん、とか、<br />
<br />
いくら命を大切にするというメッセージが込められているとは言え、実際にあった第二次世界大戦をセカイ系で処理しちゃっていいんか? とか、<br />
<br />
でも、それらは結構どうでも良いことで、<br />
<br />
セカイ系メロドラマとしてついうっかり感動できちゃえばいいんですよ。<br />
<br />
そして、<br />
<b>ゴジラが怖く感じたか</b>どうかが映画の骨。<br />
<br />
ゴジラ怖かったです。最高!<br />
<br />
これでいいんだなあって思った次第なんです。<br />
<br />
なんとなくだけど特にアート系や文化度高い(と自認してる)系の人はこの『ゴジラ-1.0』を手放しで評価するのは躊躇しそうだと思いました。<br />
<br />
映画を観てる瞬間のワクワクドキドキ体験が映画の本質なんだから難しいこと考えなくていいんだよ! と、自分に言い聞かせるのでした。<br />
<br />
これを「ピカソより普通にラッセンが好き!」問題と私は呼んでいます。<br />
<br />
<br /><h3 style="text-align: left;">
●ピカソより普通にラッセンが好き問題</h3>
<br />
“文化度が高い(と自認する)人”は、「ラッセンの方が(本当は)好き」と言いづらいのです。<br />
私もこの病に罹患してました。だいぶ治ったのですが、後遺症が残っているのです。<br />
<blockquote class="twitter-tweet"><p dir="ltr" lang="ja">これをお笑い芸人の永野さんの芸にちなんで<br /><br />「ピカソより普通にラッセンが好き!ゴッホより普通にラッセンが好き!問題」と私は心の中でそう呼んでいる。</p>— 武 盾一郎 𝕋𝕒𝕜𝕖 𝕁𝕦𝕟 𝕀𝕔𝕙𝕚𝕣𝕠 𓃠 (@Take_J) <a href="https://twitter.com/Take_J/status/1765346102486986783?ref_src=twsrc%5Etfw">March 6, 2024</a></blockquote> <script async="" charset="utf-8" src="https://platform.twitter.com/widgets.js"></script><br />
<br />
「ラッセンが好き」となぜ言いづらいのかというと、ひとことで言うと「アート」として(あんまり)認められてないからです。<br />
言い換えると、「アートとしての文脈が与えられていない」、からです。<br />
<br />
絵ヅラがチャラいとか、デッサン力が本当はないとか、そういうコンテンツの問題ではないです。<br />
また、よく言われている「金儲け主義だったからダメ」とかの問題でもないと私は考えています。<br />
<br />
確かに売り方が強引で多くの買った人たちから顰蹙を買ったのは事実らしいです。<br />
そしてそれを根拠としてアートではない的な見解がなされていますが、それは「アート」とは別問題です。<br />
本質的には「アートの文脈」で語られてないこと、作家本人もアートの文脈について語って来なかったこと、だろうと私は考えています。<br />
<br />
じゃあ、<br />
ラッセンは「アートの文脈を獲得できない」のでしょうか?<br />
<br />
「いいえ」と私は答えます。<br />
<br />
ラッセンは将来、アートの主流のメルクマールになる可能性すらあると考えています。<br />
その話は後々できたらと思います。<br />
<br />
<br />
さて、<br />
「ピカソとラッセンの絵のどちらをあなたの部屋に飾りたいですか?」と質問されたら、<br />
しばらく考えてから「ラッセン」と私は答えるでしょう。<br />
理由は美術館ではなくて「自分の部屋」だからです。<br />
ラッセンの絵を寝室に飾るイメージができましたが、ピカソの絵は飾るイメージができませんでした。<br />
そうするとラッセンに軍配が上がります。<br />
いや、本当は<a href="https://lessen-art.tumblr.com/" target="_blank">「ラッセンからイルカを消した絵」</a>なんですけどね笑<br />
<br />
そして更に加えると、寝室で飾りたい絵こそが未来の現代アートの最先端の現場になると私は考えています。<br />
理由は長くなるので先述した通り後々書けたらなあと思ってます。<br /><br />
<br /><h3 style="text-align: left;">
●感動する映画とすごい映画</h3>
<br />
話を映画に戻します。<br />
<br />
今年は『哀れなるものたち』も観ていて、<br />
絵本のような世界観にワクワクして大興奮だったのですが、<br />
『ゴジラ-1.0』も上記のようにしこたま感動しました。<br />
<br />
映画館で観て本気で楽しめた映画が両方ともアカデミー賞を受賞したのでとても嬉しいのです!<br />
あ、『君たちがどう生きるか』も賞取ってましたね!<br /><span style="font-size: x-small;">
(私、この映画にはあんまり乗れなかったんです。。。でも、もう一度観たら変わるかも。実は『千と千尋の神隠し』を1回目観た時、イマイチ感ハンパなかったのに2回目観たら「これはすごく面白い!」ってなったので)
</span><br />
<br />
いやあ、映画って本当にいいですねえ。<br />
<br />
ところで、<br>
映画を観終わった瞬間は『ゴジラ-1.0』の方が感動してましたが、<br />
月日が経って「これは良い映画だよなあ〜(うっとり)」と、記憶に残るのは『ゴジラ-1.0』ではなく、<br />
『哀れなるものたち』になりそうだなあって思ってます。。。<br />
<br />
<br>
ちなみに、ここ10年の映画のトップワンは『ジョーカー』です。<br />
次いで『この世界の片隅に』。このツートップは手強いです。<br />
第3位は『かぐや姫』です。<br />
数年後に3位が『哀れなるものたち』となるかもって思ってます。<br />
<br />
<br>
こんだけ感動したって書いてる『ゴジラ-1.0』は入ってないんかい! と、ツッコミを入れてくれたあなた、<br>
有り難うございます。<br />
<br>
そうなんです。<br />
<br>
その場での感動と「映画としての凄さ」って違うんです。<br />
確かに視覚で驚くのが映画の原点で、ドラマで泣かせてなんぼのものだというのはあります。<br />
ただ、その感動は消費されてしまうんです。良くも悪くも。<br />
<br />
<br>
私が求める映画としての凄さは、ガッツリ感動してスッキリできる消費性の強い作品よりも、<br />
「いったい人間ってなんなんだろう?」とか、「うーん、、、」と唸って落とし所が分からない感じだとか、引っかかりを残し続ける作品の方が凄みがあると考えておりまして、<br />
まあ、要するに好みの問題なのですが、そうなんです。<br />
<br />
<br>
『ゴジラ-1.0』だって最後に首筋のアザが動いて謎が残るじゃないか! と、思うかも知れませんが、それは「人間とは何か?」という問いかけではなくて、コンテンツの中のクロスワードパズル(謎解き)で、ゴジラという存在、「ゴジラとは何か?」に対する言及というワケでもないのです。<br />
<br />
別な言い方をすると、消費系の作品というのは、「作品を成り立たせているフレーム自体に揺さぶりをかけていない」のです。<br />
だから安心して感動できます。<br />
<br />
ところが私の考える「すごい映画」とは、そのフレームを超えて概念に揺さぶりをかけてくる(と私が捉える)作品のことを指します。<br />
なのでリアルタイムで感動させることとはちょっと違う要素が必要になるのです。<br />
<br />
<br>
でも本当に『ゴジラ-1.0』、感動したことは確かなので素晴らしい映画だということは断言しておきます!<br />
<br />
<br>
最後に『哀れなるものたち』の映画広告の動画で締めたいと思います。<br>
ゆりやんレトリィバァさんのモノマネ、声も顔も全然違うのに、完全に淀川長治なのです。<br>
彼女は淀川長治のイデアを抽出してるのです笑。天才。<br>
勉強になります。有り難うございます!<br>
<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" src="https://www.youtube.com/embed/UK4E7jn73HE?si=uoae9zXxe4fFXESM" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
<br />
<br>
最後までお読みいただき、有り難うございました!<br />
<br />
<br>Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-50167391394176318762024-01-12T13:46:00.046+09:002024-01-13T01:30:47.949+09:00自由意志はある!<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/s_Z_o4ELEnw?si=Ny1RL9RAy5VZvalq" title="YouTube video player" width="560"></iframe><br />
『429.意識がプログラムということを【小学生】でもわかるように説明します #ロボマインド・プロジェクト』<br />
<br />
ロボマインド・プロジェクトの動画、私は全て観てます。しかも一回ではなく何度となく繰り返して聞いています。<br />
<br />
田方さんの主張する<b>「意識の仮想世界仮説」</b>を軸に置きながら、<br />
現代の意識科学の主張(例えば統合情報理論とか茂木健一郎さんが主張してる意識のオーバーフロー仮説だとか)や、<br />
哲学とか現象学が言ってるようなこととか、<br />
仏教とかスピリチュアルや都市伝説とかで言ってることとかを、<br />
気の向くままにテキトーに聞き齧ってムシャムシャ食べながら、<br />
<br />
「本当はどうなんだろう?」、<br />
そして「真偽は別としてどんな話がワクワクするのだろう?」、という二つの観点から「意識の謎」を味わっています。<br />
<br />
意識はまだまだ全然謎だらけなのでどんな説だって良いから楽しいんです。<br />
植物からも発生してもいいし、情報の複雑なやり取りから発生してもいいし、別次元に有ってもいいし。輪廻転生してもいいし。機械にアップロードされてもいいし。シリウスにあってもいい。<br />
<br />
<br />
さて、今回は<b>「自由意志」</b>についてです。<br />
実は科学的に自由意志は否定されています。<br />
でもこのことが法に関わって来ないように社会は調整しています。<br>
何しろ「人間には自由意志はありません」ってことになったら、犯罪を犯してもその人の自由意志ではないのだから罪に問えない事態となってしまいます。。。<br />
<br />
自由意志を認めないと成り立たない人文社会。<br />
科学的な人たち・唯物論者、特に最先端の科学を知っている人たちほど自由意志は無いと考えている傾向があるようです。<br />
<br />
そして、本当のことがわからない私は「自由意志はあると思いたい」と考えています。<br />
<br />
「お金」とか「国家」とか「会社」とかと同じように「自由意志」も人類の共同幻想として「有る」ことにしているのか?<br />
信念として自由意志がある、とか、自由意志はあると思えばある、とかではなく、<br />
論理的にファクトとして人間には自由意志があって欲しい。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3 style="text-align: left;"><b>〈ロボマインド・プロジェクトの自由意志〉</b></h3>
<br />
ロボマインドの田方さんは「自由意志はある」と主張しています。<br />
<br />
ロボマインド動画の意識と無意識の図を見てみましょう。<br />
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXFKHbZzjpmYcAWvY1LTOIig8yscVkD4Q5n5hvRilAvX314nE33bkpI7PA4BTeNMdGe8ja2JbY0VPPFtaD42x2vXQ6nH5U2r1gk42FuE6prUESbgXaQx1BMwrxhGt5Hq8VKh-pszeFSQM5sTLWrVm4_HuwONa8lzNUtEj2YNrLc3b19YltW_5JWg/s1816/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202024-01-12%2012.44.44.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1232" data-original-width="1816" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXFKHbZzjpmYcAWvY1LTOIig8yscVkD4Q5n5hvRilAvX314nE33bkpI7PA4BTeNMdGe8ja2JbY0VPPFtaD42x2vXQ6nH5U2r1gk42FuE6prUESbgXaQx1BMwrxhGt5Hq8VKh-pszeFSQM5sTLWrVm4_HuwONa8lzNUtEj2YNrLc3b19YltW_5JWg/s600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202024-01-12%2012.44.44.png" width="600" /></a></div>
<br />
図の下部の<b>「無意識」</b>は「現実世界」と繋がっています。無意識は物理世界にいるのです。<br />「現実世界」からの「知覚(入力)」を「無意識」が「制御」し、「現実世界」に対し「行動(出力)」します。これは意識の伴わない「反応」の動きです。<br />
例えば、熱いヤカンに触ってしまったら思わず手を引っ込める、とかです。その瞬間には熱さを感じてなく後から熱さを感じます。現実世界と直結した反応行動は意識される必要がないのです。<br />
<br />
図の上部の<b>「意識」</b>は現実と直接繋がっていません。<br />「現実世界」からの「知覚」を「無意識」が「仮想世界」として構築し、それを「意識」が「認識」しています。<br />
なんでそんなことをしてるのかと言うと「行動を決めるため」、つまり自由意志のためです。<br />
もし入力に対して行動が定まっているなら意識を介する必要がありません。<br />
けれど感じることができれば行動を変更できるようになります。<br />
例えば、「10秒さわれたら100円あげる」と言われたら、熱いのを我慢して10秒さわるかもしれません。<br />
<br />
このように、
「意識の仮想世界仮説」では意識の存在自体が「自由意志」のためにあります。<br />
とても力強い自由意志の肯定で嬉しくなります😊<br />
<br />
<br />
<br />
<h3 style="text-align: left;"><b>〈渡邉正峰氏の自由意志〉</b></h3>
<br />
ではここで、意識をマインドアップロードできると主張し、その研究を現在行なっている渡邉正峰氏の動画を紹介します。<br />
<br>
<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_4VtI26j3Ec?si=XTo1PF2WQrYfFm-g" title="YouTube video player" width="560"></iframe><br />
【イーロン・マスク氏の脳デバイス】意識を機械に移植することは可能か/東京大学准教授の渡邉正峰氏の問い/意識と主観の関係/ニューロサイエンスの未来【EXTREME SCIENCE】<br />
<br />
1:04あたりから茂木健一郎氏が自由意志について質問しています。<br />
文字起こしをしてみました。<br />
<br>
✣✣––––––––––––––✣✣
<br /><b>動画の自由意志の部分</b><br />
<br />
茂木:<br />
レックス・フリードマン的なナイーブな質問をしたいですけど、自由意志はあると思ってらっしゃいますか?<br />
<br />
渡邊:<br />
ああそれはですね「意識の元の」か否かによって答えが変わってきますよね。<br />
「意識の元の」っていう意味では究極的には(自由意志は)無いんじゃないかな。<br />
ただ「無意識」と「意識」は表裏一体なので<br />
無意識の脳の動作としては、自由意志があるとみなしていいんじゃないかなって考えてます。<br />
<br />
茂木:<br />
それはどういう意味ですか? 後者の意味での「自由意志」ってのは?<br />
<br />
渡邊:<br />
これも非常に議論のあるところなんだけれども、<br />
まず脳は量子力学的なサイコロを振ってるのはおそらく確かですよね。イオンチャンネルっていうレベルでは量子力学が働いてサイコロを振っている。<br />
初期状態が決まっていて、例えば環境も (映画)「Everything Everywhere All at Once」みたいな形で世界が分岐することができて、<br />
全く同じ初期状態、全く同じ環境でそれを分岐して2度3度、何回でも計算できた時に、<br>
脳の中の熱ノイズとか量子ノイズだけで環境から見た時に「脳が自由な意志を持ってるように振る舞う」のは確かだと思うんですね。<br />
<br>
今の自由意志派への1番ハードな反応は「でもそのサイコロってコントロールできてないじゃないか?」っていうところなんですね。<br />
大昔は「ハードな決定論」があって、ビッグバンの時のその素粒子の飛んでいく方向で全てが未来永劫決まってるニュートン力学的な世界観、それは量子力学の登場で否定されてるんだけれども、<br />
今、自由意志論争の1番エッヂの部分ってそこだと思うんですね。<br />
一旦サイコロ振ってるのを認めましょう、だけどそのサイコロが勝手に振られてしまってるんだったらそれやはり自由とは言えないよね、ていう。<br />
だけど僕はもうひとひねり加えて、サイコロの目の出方は脳がコントロールしてると思うんですよ。サイコロ自体を脳がある意味デザインしていて、、<br />
<br />
茂木:<br>
マジですか? それはかなり過激っていうか、強いクレームですね。<br />
<br />
渡邊:<br />
マッチングロー(Matching law?)っていうのがありますよね。<br>
例えばいろんな動物で、こっちのボタンを押すと1/2の確率で報酬出ます。で、こっちのボタン押すと1/4の確率で報酬出ます。<br>
で、その時にどうしますか?<br>
大体10回ぐらい押してみて、「これ半分ぐらい」「こっちは1/4ぐらい」と分かったら?<br />
<br />
Ryan:<br />
ずっとそっち(1/2の方)全推し。<br />
<br />
渡邊:<br />
全掛けしますよね。人はちょっと複雑なんですけど、動物は「1/4」の方にも、1/2 対 1/4 の割合でちゃんと張るですよ。なんでかと言うと、それは自分が今持っている世界モデルっていうのはひょっとしたら間違っているかもしれない。<br />
例えば、「海外旅行が好きな人がイタリア行くかハワイ行くか?」ハワイはもう何回も行っていて、間違いなく友人とかでパーティー も開けるし、気候も穏やかだし、だけど、イタリアは行っ たことない。でもガイドブックとか見ると非常に素晴らしいとこだ。で、その時にどうするか?っていった時に、人は期待値が低い方にもその期待値なりにちゃんと張る。<br />
<br />
Ryan:<br />
ああなるほど。<br />
<br />
渡邊:<br>
それが「エクスプロイテーション(搾取?)」ていう考え方で、果実をもぎ取るような行為も、同時に「自分が持っている世界のモデルがどこかで間違ってるかもしれない」って思いのもとに期待値の低い方にもちゃんと張る。<br />
でこれがマッチングローで説明することができて、最適行動なんですね。世界が未知だっていうもとでは。<br />
「サイコロを脳がデザインしてる」というのは、マッチングローって意味でちゃんと低い報酬の方にもちゃんと振ってる。<br />
<br>
1個1個の選択は脳がたまたま熱ノイズでどこかのイオンチャネルがパラっとなったからコロってなっちゃったけど、 まさにカオスのバタフライエフェクト(?)で転ぶのかもしれないけれど、<br />
長期の目線で言うと、それを「何対何で選ぶか」っていうところでは脳がちゃんと学習してる、というかコントロールできてるので、<br>
そこまで踏まえれば、僕は「脳は自由意志」があると言っていいんじゃないかな。<br />
<br>
(文字起こし終わり)<br />
✣✣––––––––––––––✣✣<br>
<br />
<br />
ロボマインド・プロジェクトと渡邉正峰氏は両方とも自由意志はあるとしながらも、その捉え方は違っています。<br />
<br />
<b>ロボマインド:</b>無意識には自由意志はなく反応であり、意識とは自由意志を発動させるところである。<br />
<b>渡邉正峰氏:</b>意識には自由意志はなくても無意識には自由意志と呼べるサイコロのコントロールがある。<br />
<br />
と言うことになっているようで、なんだどうなんだ? となってしまいます。<br />
<br />
私的に渡邉正峰氏の解釈すると、<br />
意識はサイコロを振ることができる「座」のようなものでしかなく、サイコロの目の確率調整は無意識で変更されている、と。<br />
その、サイコロの目の確率を変更できることを「自由意志」と呼んでいいのではないか、と言うことなのかなあ? と。。。<br />
<br />
では、そのサイコロの目の確率調整はどうやって行われるのかというと、入力による学習で、ってことになるのかなあ。<br />
なるほど。<br />
世界最先端のエッヂィな科学者が「自由意志はある」と言ってるのがとても興味深いです。<br />
<br />
渡邉正峰氏はハードウェア的アプローチで、ロボマインドはソフトウェアのアプローチなので、ひょっとしたら両者の主張は統合できる可能性もありそうです。<br />
「意識」によって行動のバリエーションが格段に広がるのは両者の共通点になってますし。<br>
<br />
<br />
結論としては、<br />
「果たして私たち人間に自由意志はあるのかないのか?」<br />
<br /><b><span style="font-size: large;">
「ある!!」</span></b><br />
<br />
<br />
<br />
以上、「自由意志」についての考察でした!<br />
<br />
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />
<br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-56839656382485859912023-12-19T23:45:00.056+09:002023-12-21T12:55:36.698+09:00『さかなのこ』に感動したよ!(ネタバレあり)<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjY0AmzLjUzKsmJxUBwtNJGacHTIGvQ2uaqY8XUQwJUorHW9RDPkjW4zyBcfnuMqKSCi443W0cpq-RULj-f1V7lgVJh0LcnFgTrLkBo4znL0uWtKvziMCE2_uc95UmSK5v3LEjtKoRskr8ch63S2Zdm8Nqtjbxz6rB6zaf_HYLoG5dVQVfyhPi-4Q/s1792/DALL%C2%B7E%202023-12-20%2014.05.52%20-%20A%20medieval%20European%20copperplate%20engraving%20style%20horizontal%20image%20depicting%20a%20movie%20review%20of%20_Sakana%20no%20Ko_.%20The%20image%20should%20show%20a%20viewer%20deeply%20eng.png" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1024" data-original-width="1792" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjY0AmzLjUzKsmJxUBwtNJGacHTIGvQ2uaqY8XUQwJUorHW9RDPkjW4zyBcfnuMqKSCi443W0cpq-RULj-f1V7lgVJh0LcnFgTrLkBo4znL0uWtKvziMCE2_uc95UmSK5v3LEjtKoRskr8ch63S2Zdm8Nqtjbxz6rB6zaf_HYLoG5dVQVfyhPi-4Q/s600/DALL%C2%B7E%202023-12-20%2014.05.52%20-%20A%20medieval%20European%20copperplate%20engraving%20style%20horizontal%20image%20depicting%20a%20movie%20review%20of%20_Sakana%20no%20Ko_.%20The%20image%20should%20show%20a%20viewer%20deeply%20eng.png" width="600" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ChatGPTに記事の内容を絵にしてもらいました</td></tr></tbody></table><br />
映画『さかなのこ』を鑑賞しました。<br />
主演の能年玲奈さんの存在感にはいつも心を奪われます。<br />
アニメ『この世界の片隅に』の声優も素晴らしかったし、本当に魅力的な俳優さんです。<br />
<br />
<br /><h3 style="text-align: left;">
「邦画スイッチ」</h3>
邦画を鑑賞する際、<b>「邦画スイッチ」</b>という概念を導入すると良いでしょう。<br />
例えて言うと、「翔んで埼玉」を観る時に誰もが入れているスイッチです。<br />
誰もがこのバカバカしい「お話し」を分かっていて、「あえて楽しむ」という共犯マナーです。<br />
「ごっこ遊び」と言っても良いでしょう。<br />
<br />
これって実は芸術を楽しむための「心構え」です。<br />
伝統的で文化的な視点で例えるなら、<br />
「人形浄瑠璃」を楽しむ際に必要な「見立て」の感覚と同じです。<br />
<br />
黒子のおじさん見えちゃってるし、人形の表情は変わらないけれど、それらを分かった上でその中に秘められた芸術を感じ取る「遊び」です。<br />
黒子のおじさんを見ないことにして楽しむのではなくて、見えてることを含めて楽しむのです。こういう「お約束」があるのです。<br />
<br />
世界に入る為に「ステップ」を必要とするので、作法の敷居がハイコンテクストになり過ぎると、面倒臭くて敬遠されてしまう現実があるのですが、<br />
実はここにこそ「文化」が宿ります。<br />
<br />
「ハリウッド映画」とはその段取りを意識することなく、感覚的に世界に連れて行ってくれる作品群です。<br />
その為には人間の快楽に則った演出が必要で、そこに莫大な製作費が投じられるのです。<br />
<br />
良し悪しは別として、ハリウッド的な見せ方を「受動的作品」、段取りを必要とする表現を「能動的作品」と大きく分類することができるでしょう。<br />
<br />
例えば、「本を読む」ことが現代でも文化的行為である根拠は、「読む」という能動性を伴うからです。だから面倒臭い。<br />
動画を観る方が快楽性が高く楽なのですが、読書よりも受動的な鑑賞となります。<br />
で、人類は「読む」という「能動性」を洋式化して「文化」のエッセンスを溜めてきたです。<br />
<br />ここには快楽とは本能的で野蛮であるという偏見があります。<br />
なので自分が文化的だと自負している人は、ハリウッドやディズニー映画のように快楽を享受できちゃうコンテンツを、低く見ちゃう「落とし穴」に気を付けるのです。<br />
<br />
では、ハリウッド的受動的作品は快楽に則るのだからプリミティブなのか?というと一概にそうとは言えなくて、<br />
例えば、子供の頃の遊びを思い出すと、全てが「見立て」で成立しています。<br />
<br />
「鬼ごっこ」は、鬼に触られただけで鬼になる「お約束」が成立しています。鬼になった子の姿は何も変わりません。<br />
この「見立て」は「地面に棒を4箇所に立てて紐で繋いで囲いを作ると聖域になる」という神道に源流があると私は推測しています。<br />
<br />
これを「ハリウッド的仕立て」にするならば、触られると鬼に変身する物凄い仕掛けのある高価なスーツを全員が着用するとか、または全員がヘッドセットを被ってARで触られてるとその子の体がモーションキャプチャされた鬼CGと合体してリアルタイムCG鬼になる、とかになるのでしょう。<br />
<br />
「おママごと」もそうですが、泥団子は本当のお菓子とほとんど似てません。しかし、泥団子を美味しく喜んで食べたフリをします。<br />
これを「ハリウッド仕立て」にするならば、上記と同様に超絶リアルなキッチン用具とお菓子のおもちゃとかになってくるのだと思います。<br />
<br />
こういった「ごっこ遊び」はプリミティブですよね。<br />
世界を「見立て」や「お約束」で「共有」し、想像力で補う能動性を、<br />
「ハリウッド仕立て」は実際に凄いものを出して想像力補完を減らして快楽を刺激します。<br />
故に「受動的作品」と言えるのです。<br />
技術の進歩や人間の欲求は「ハリウッド仕立て」方向に常にベクトルが向いていますので、心配性な年寄りは「文化の劣化」を嘆くワケなんです。<br />
でもこれ、案外と大丈夫なんだと思いますよ。<br />
<br />
<br />
話は逸れてしまいましたが、<br />
『さかなのこ』もこの「邦画スイッチ」を入れて鑑賞するととても楽しめます。<br />
さかなくん「ミー坊」を女性の能年玲奈が演じる違和感を、さかなくん本人が登場することによって、虚構を成立させていて「見立て」にスッと入って行けるのです。<br />
私はここで「邦画スイッチ」が入りました。<br />
これによって世界への没入を深めてくれています。<br />
<br /><br /><h3 style="text-align: left;">
独特の間と映画らしい空気感</h3>
邦画には、ハリウッド映画やアニメにはない「独特の間」が存在します。<br />
これは予算をかけられないから「間」で観せる現実的必要性から生まれた表現かも知れませんが、ここを楽しむかどうかもポイントになるかと思います。<br />
<br />
『さかなのこ』では、この間が特に印象的で、映画らしい空気感を創出していました。<br />
例えば、クレヨン梱包のビニールを破るシーンなんかは妙に長いんです。破り方が下手くそでそれを長々と撮っているのですが、そこにミー坊のうまく行かない気持ちがうまく表現されていて、その後に酔っ払ってクダを巻くシーンの説得力を上げています。<br />
あれ、ビニール袋のシーンをサクッと流してしまうと酔っ払っているシーンがつまらなくなっちゃうんですよ。<br />
ちょっと「取って付けたような酔っ払い方」で、それがミー坊のやるせない気持ちの現れにフィットしているのですが、それはクレヨンの包装を破るのがみょーに長いカットが効いているからなんです。<br />
演出も良いし、のんさんの演技もとてもいいんです。<br />
<br />
この味わいは二倍速視聴だと楽しめません。<br />
<br />
演技はのんだけでなく、モモコ役の夏帆、母のミチコ役の井川遥も素敵なんです。<br />
<br />
男性はみんな純粋でバカで優しいという単純化が施されています。<br />
「ヤンキー」という記号を極限までチープ化にさせた演出は、長年の日本のドラマや漫画や映画でのヤンキーの取り扱われ方と現代のネットミーム的な文脈を踏まえると、絶妙にうまいバランスになっている感じがします。<br />
思いっきり「カリカチュアライズ」されているのに、細かいところで演技性をゼロにさせている「素」みたいなところがあって、<br />
そこを男性陣がちゃんと面白くこなしていて、すごく「来るべきホワイト社会」を感じるし、それが爽やかで今っぽいんです。<br />
<br />
そして邦画全般に観られる「チープな演出を面白がる作法」って、タモリ倶楽部の「空耳アワー」がかなり貢献してるんじゃあないかなあと推測します。<br />
番組が終わってしまったので、「空耳アワー」は文化の作法を作ったんだ、とここに刻みたい思いです(笑)。
<br />
<br /><br /><h3 style="text-align: left;">
映画としての色気</h3>
『さかなのこ』は直接的な恋愛要素がありません。さかなくんを女性が演じていてみんな「さかなくん女じゃん」って分かった上で見ているので、ここに性を持ち込むと非常にややこしくなるからでしょう。<br />
というか、この性がこんがらがる「見立て」によって独特の「色気」が映画に漂っています。<br />
ミー坊と同級生男子ヒヨのシーンに男同士の友情とは違う、素の男女間エロスがBL的何かと混ざって醸し出されてしまい、それが翻って映画の魅力になってしまっているのです。<br />
<br />
数少ない恋愛シーンとしては、ミー坊とヒヨとヒヨの彼女の3人のシーンがあるのですが、ミー坊が男でもあり女でもあるので観ている側の脳がちょっとバグって面白いのです。<br />
それから、モモコが小さい娘を連れて一瞬3人暮らしになる展開もあって、男の一人暮らしのアパートに女性が転がり込んでるはずなんだけど、ミー坊が男性なのか女性なのか分からないので奇妙な感じになる。<br />
これ、狙ってますよね?<br />
<br />
また、床屋さんの前に座る男性がいてそこの前を通るシーンが繰り返し登場しますが、これ、『髪結いの亭主』へのオマージュだと思うのです。とてもエロティックな映画で、『さかなのこ』でもエロティックな感じがサラッと演出されています。<br />
<br />
てことはこの映画の独特の間ってフランス映画オマージュってのもあるのかも知れないですねえ。<br />
ラブシーンも恋愛もないけれども、ミョーな「色気」もこの映画の魅力です。<br />
<br />
<br /><h3 style="text-align: left;">
まとめ</h3>
『さかなのこ』は、能年玲奈さんの素晴らしい演技だけでなく、邦画ならではの美学や演出に溢れた作品です。<br />
この映画、絵画で例えるとめっちゃ細密画なんです。<br />
ハリウッド映画に比べると、低予算っぽさが見えてしまうのですが、それにしても沢山の要素が散りばめられていて、誰もがその繊細で素敵な演出・演技に一つは気が付くでしょう。<br />
<br />
「普通ってなに?」というメッセージと爽やかな後味がとても「現代らしい」なあとも思いました。<br />
皆さんも、是非この映画を鑑賞し、あなた自身の「邦画スイッチ」を見つけてみてください。<br />
<br />
<br />※今回のレビューについて<br />
床屋さんの前のおじさんシーンについて、岡田斗司夫さんが当然「あれはフランス映画『髪結いの亭主』なんですよ」って言うものだと思って観てみたら言及してなかったので、「うわ、これ『髪結いの亭主』だって言わなきゃ!」という意味不明な使命感がムクムクと湧き上がってしまい、そんな謎モチベーションでこのブログのエントリーを書こうと思った次第なんです。<br />
<br />
そしてこのブログ記事を試しにChatGPTに講評させて、さらに記事を修正出力してもらいました。<br />
「小見出し」とか情報量の無い賛辞の言葉とかを書いてくるので、それらをリミックスしてみました。<br />
生成AIが出力したフレーズを利用して曲を作る、みたいな。<br />
楽しんでいただけたら幸いです。<br />
<br />
<br />
最後まで読んでいただいて有り難うございました!<br />
<br />
▶︎ <a href="https://sakananoko.jp/" target="_blank">映画『さかなのこ』公式サイト</a>
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://sakananoko.jp/assets/images/share3.jpg" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="420" data-original-width="800" src="https://sakananoko.jp/assets/images/share3.jpg" width="600" /></a></div>
<br />
それから言い忘れてましたが、エンディング曲がめっちゃ良いです!!!<br />
↓↓↓
<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/qRZsRt_Ajrk?si=cC6IrJ4nOp0eeWDL" title="YouTube video player" width="640"></iframe>
<br />
靴、グランズだよね?<br />
かわいいー<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-16415613572091806852023-12-16T16:16:00.014+09:002023-12-16T23:00:17.293+09:00人類の知能の発達は「孔雀の羽」と同じ「性淘汰」かもしれないという説<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhTxKDDrzdgbq5EVOUzgoFU3V49TCv6pX4FrOAwdVF8NqfSCQh5CIqPHBT0rGBkGvgzXAs0hWRgNmK1C26pIc9eaVqQeYX7vfdNDbwZqywHPF6HB5oc37uG8sL4D6jRP_8CnJMBRFLJRgf-e78y6lncXondynhjg04xl3bCE1XdCyXcEM4ToJx3Rw/s1792/2023-12-16.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1024" data-original-width="1792" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhTxKDDrzdgbq5EVOUzgoFU3V49TCv6pX4FrOAwdVF8NqfSCQh5CIqPHBT0rGBkGvgzXAs0hWRgNmK1C26pIc9eaVqQeYX7vfdNDbwZqywHPF6HB5oc37uG8sL4D6jRP_8CnJMBRFLJRgf-e78y6lncXondynhjg04xl3bCE1XdCyXcEM4ToJx3Rw/s600/2023-12-16.png" width="600" /></a></div>
<br />
人類の知能の発達は「孔雀の羽」と同じ「性淘汰」かもしれないという説。<br />
(動画の紹介は一番下にあります)<br>
<br />
「孔雀の羽」はメスを口説くためだけにあり、オス個体の生存の優位性には寄与していない。これを「性淘汰」と呼び、他にはライオンのたてがみや鹿のツノなどがある。<br />
<br />
人類の脳は、容量が急激に増えたのにも関わらず大した発展を数百万年してこなかったが、この謎は「性淘汰」でうまく説明ができるという。<br />
人間の知能、つまり「言語」は、生存のためというより、「口説く為だけ」に発達したという「性淘汰説」は妙に説得力がある。<br />
<br />
そしてこの「ウソをつく言語」はのちに「宗教」や「お金」や「国家」といった幻想を共有することに転用され、人類は発展し、この星の覇者となったが、<br />
これは温度調節のために生えた羽が、のちに飛ぶことに転用され、虫や鳥は飛ぶようになった、という羽の進化と符合しそうだ。<br />
<br />
<br />
ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』によると人類で重要な革命は「認知革命」、「農業革命」、「科学革命」の三つがあり、最も重要なのは「認知革命」だとしているが、どうして認知革命が起きたかは書かれていない。<br />
<br />
「口説き文句上手」、つまり”甘美な嘘”が上手になる方がモテるという「性淘汰」で脳の容積が爆増した。<br />
しかし、脳が肥大化し、道具が使えるようになっても数百万年人類は地上ではモブキャラのまま冴えない種であった。<br />
なぜなら、脳は食べ物を得る道具を上手に使う為に大きくなったのではなく、口説くためにどんどん脳が発達した性淘汰だったから。<br />
<br />
ウソを喋れるようになった肥大化した脳の機能を、「幻想共有」に転用した「認知革命」がたまたまヒット。人類は快進撃を始めることができた。<br />
<br />
元々は「口説く為」の「性淘汰」だったって方が何やら真理っぽい匂いがしないだろうか?<br />
<br />
知性・知能を高尚なものだと決めてかかっている現代人類ではあるが、<br />
この動画のいうようにインテリジェンスの起源はエロゲだとするとなんかいろいろ腑に落ちる。<br />
<br />
<br />
この動画では、「性淘汰」による進化は不安定らしいので人類の知能はそのうち縮小するだろう、と述べている。<br />
そもそも、この巨大な脳はエロゲをプレイする為にあるのだ、と。(笑)<br />
<br />
<br />
日本神話でもイザナミとイザナギが「みとのまぐはひ」をするときに、<br />
<br />
<b>「あなにやし、えおとこを!」</b><br />
<br />
<b>「あなにやし、えおとめを!」</b><br />
<br />
と、お互い言葉で褒め合って盛り上がってからコトを始めるところからも、「口説き文句」あるいは「甘い愛のささやき」は極めて重要なことが分かる。<br />
(ちなみに女性から先に言葉をかけたのは良くないと後で言われてしまうのだが。。。)<br />
<br />
<br />
恋する相手を口説く為だけに人類はリスクを負ってでも脳をこんなにも巨大化させた。。。
<br />
<br />
この説、<br />
ロマンチック。<br />
<br />
↓↓↓<br>
<iframe allowfullscreen="" class="BLOG_video_class" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/sa9FHVAQvAc" width="640" youtube-src-id="sa9FHVAQvAc"></iframe>
<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-72937486075932688622023-11-30T15:22:00.018+09:002023-12-01T11:59:42.835+09:00法人番号公表サイトにおける英語表記の変更方法<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXQlfsHHdFUyi5BL8diYxVy8xu332N79219U3ZLE87HmK6QTrfDj86AEFxCQc7O8rJIUSB4ilk8WkMkTxL3Bagq-jj5OE_s4yPAdMtLwhtUmXvSl3xzYD1H1SOwqX5v8zqtgXyC5UrQBummVI7F4cElbwZ85lA5_1sFQ3wkOZCyx1yMAvDBK051A/s1792/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E8%A1%A8%E8%A8%98%E5%A4%89%E6%9B%B4.jpg" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1024" data-original-width="1792" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXQlfsHHdFUyi5BL8diYxVy8xu332N79219U3ZLE87HmK6QTrfDj86AEFxCQc7O8rJIUSB4ilk8WkMkTxL3Bagq-jj5OE_s4yPAdMtLwhtUmXvSl3xzYD1H1SOwqX5v8zqtgXyC5UrQBummVI7F4cElbwZ85lA5_1sFQ3wkOZCyx1yMAvDBK051A/s600/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E8%A1%A8%E8%A8%98%E5%A4%89%E6%9B%B4.jpg" width="600" /></a></div>
<br>
1.「<a href="https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/en/index.html" target="_blank">National Tax Agency Corporate Number Publication Site</a>」に行って検索し英語表記を確認して法人番号をコピー。<br />
<br />
2.「<a href="https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/eigotouroku/" target="_blank">英語表記の登録</a>」に行って最下部の「次へ」をクリックし、変更を入力したら、PDFをダウンロードする。<br />
<blockquote>「本店又は主たる事務所の所在地(和)」が変更されても、この英語表記を変更登録するまで使用することを希望します。</blockquote>
にチェックしておきましょう。<br />
<br />
3.「<a href="https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SE00S010SCR.do" target="_blank">e-Tax</a>」にログイン、「申告・申請・納税」>「新規作成」の一番下<br />
「汎用申請を行う」><b>「イメージデータで送信可能な手続」</b>をクリックしてPDFファイルをアップロードする。<br />
※マイナンバーカードをスマートフォンで読み取る電子署名作業がなぜか2回もある。<br />
<br />
<br />
こうやってまとめるとすごく簡単ですが、この方法に辿り着くまでが果てしなく面倒臭かった。<br>
検索してAページに行ったら、「詳しくはこちら」とBページを案内され、<br>
Bページを見たら「こちらを参照ください」とAページを案内される、、、<br>
必殺ゼロ回答無限ループたらい回しの術。<br />
<br>
まあ、こういうのは、なんかのクソゲーだと思って楽しもうって割り切ってやってるんですけどね、、、<br>
BGMが流れます。<br>
<blockquote>しろやぎさんからおてがみついた<br>
くろやぎさんたらよまずにたべた<br>
しかたがないのでおてがみかいた<br>
さっきのてがみのごようじなあに<br>
<br>
くろやぎさんからおてがみついた<br>
しろやぎさんたらよまずにたべた<br>
しかたがないのでおてがみかいた<br>
さっきのてがみのごようじなあに</blockquote>
<br>
<br>
<br>
ちなみに法人の日本語表記を変更する場合は「異動届出書」というのを税務署に提出する必要があるとのこと。<br>
日本語表記も変更するのでe-Taxで手続きしようとしたら電子署名のところでどうしてもエラーが起こる。<br>
その前の手順に問題があるのか? 手続きの選択が間違ってるのか? あれこれ調べてやってみてもダメだった。<br>
<br>
e-Taxナビダイヤル(0570-01-5901)に問合せてあれこれ調べて貰ったのだが、mac OS Sonoma(14.1.1)が推奨環境じゃないのでエラーが起こるのではないか、と。(うーん、マックユーザーはみんなSonomaにしてると思うのだが・・・)<br>
で、結局、印刷して税務署に提出してください、とのこと。<br>
トホホ・・・<br>
<br>
<br>
言いたくないがe-Taxの、構造というかデザインというか言い回しというか、この分かりにくさたるや、、、<br>
もうこれ、「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%81%E6%89%8B%E7%A8%BF" target="_blank">ヴォイニッチ手稿</a>」の解読だと思って取り組むしかない。<br>
<br>
<br>
嗚呼、DXを推し進める自称IT先進国の我が国日本ょ。。。<br>
<br />
ウォレットを全国民に配り、ベーシックインカムをデジタル通貨で発行する国になるのは夢のまた夢なのだろうか。。。
<br>
<br>
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-21690843308479765502023-10-02T00:30:00.007+09:002023-12-16T17:23:25.233+09:00アートはエマージェンス<iframe allowfullscreen="" class="BLOG_video_class" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/y-De-67SqvQ" width="640" youtube-src-id="y-De-67SqvQ"></iframe>
<br />
<br />
量子論と相対論を合体させて統一理論を作ろうとしている「超ひも理論」というのがありますが、ウルフラムによるとそれは間違いのようだ。<br />
<br />
計算不可約からエマージェンス(創発)された結果が量子論や相対論なので、それらを合体させるのではなく、量子論や相対論の大元の計算不可約性のあるシンプルなルールが万物の理論である、と。<br />
<br />
ちょっとムズいのでChatGPTに聞いてみた。<br />
以下チャッピー。<br />
<br />
<blockquote>
ウルフラムの考えに基づいて、相対性理論と量子力学を合体させる従来の統一理論の探求は、実は基本的なレベルで誤っている可能性があるとされています。<br />
彼は、これらの理論はより基本的な計算原理からエマージェンス(新しい性質や構造が現れる現象)するものであると提案しています。<br />
ここで、この概念を簡単に分解して説明します。<br />
<br />
<b>1.基本的な計算原理:</b><br />
ウルフラムは、宇宙の基本的な構造と動作は、何らかのシンプルな計算ルールに基づいていると考えています。<br />
<br />
<b>2.エマージェンス:</b><br />
エマージェンスは、シンプルなルールや構造から新しい、より複雑な性質や構造が自然に現れるプロセスを指します。<br />
<br />
<b>3.相対性理論と量子力学のエマージェンス:</b><br />
ウルフラムによれば、相対性理論と量子力学は、このような基本的な計算ルールからエマージェンスする、宇宙の二つの異なる側面を表しています。<br />
つまり、これらの理論は基本的なルールの「結果」として現れるものであり、それ自体が最も基本的な説明ではない可能性があります。<br />
<br />
<b>4.従来の統一理論の限界:</b><br />
もし相対性理論と量子力学がより基本的な計算ルールからエマージェンスするものであるなら、これらの理論を直接統合しようとする従来のアプローチは無駄である可能性があります。<br />
より有望なアプローチは、これらの理論を統合する代わりに、それらの背後にある基本的な計算ルールを理解し、これらのルールがどのように相対性理論と量子力学を生み出すのかを理解することです。<br />
<br />
<b>5.万物の理論への道:</b><br />
ウルフラムの「万物の理論」は、このような基本的な計算ルールを探求し、それがどのように宇宙の複雑な現象を生み出すのかを理解しようとする試みです。<br />
<br />
ウルフラムのアプローチは、科学の基本的な理解を深め、相対性理論と量子力学の間のギャップを埋める新しい方法を提供することを目指しています。<br />
そして、この新しい視点は、アートと意識の謎に対する新しい洞察を提供する可能性もあります。<br />
特に、基本的なルールとエマージェンスのプロセスが、アート創作のプロセスや人間の意識の複雑さをどのように形作るかを探求する際にです。<br /></blockquote>
以上。<br />
<br />
てことは、宇宙の法則を発見するにはAIでめっちゃ計算させて、<br />
結果として法則が出てくるまでガーッと計算を回すのが良い、ってことになる。<br />
<br />
「再現性の科学」の奥に、<br />
「計算してみないと分からない」という<br />
まるで人生のような「非再現性」というか、<br />
<br />
宇宙は今動いているのだが、それは計算を続けているということで、宇宙が終わるまで、宇宙がどう終わるのか分からない的な<br />
<br />
「一回性」のようなものが「万物の理論」として横たわっているって、<br />
なんだか「真理」っぽい。<br />
<br />
そうなると超広大な時間で万物は流転することになるので、<br />
ニーチェの永劫回帰にも結び付きそうだし。<br />
<br />
<br />
<br />
そもそも線譜のアプローチ自体がこのウルフラムの「万物の理論」に似ていて「お!」と思ったのでした。<br />
<br />
線譜の描き方というのは、<br />
私は何か単純なルールで線を引いていて、
そのルールは具体的数式ではないし分からないけど、<br />
「予感のようなもの」とします。<br />
<br />
線を引いて行く、という行為は、<br />
ウルフラムの言う「シンプルなルールを計算させて行く」のと近い。<br />
<br />
どのような計算結果が出るのかは計算させてみないと分からない、というのは<br />
どのような絵になるのかは描いてみないと分からない、のと同じだ。<br />
<br />
線を重ねて行くうちに、<br />
なんだか複雑なものが見えてきて、<br />
結果、「美」に辿り着く。<br />
それはきっとなんらかの宇宙の法則を象っていて、<br />
<br />
「そうなったらいいなあ」と思って線を描いているのだ。<br />
<br />
<br />
「美しい絵」って宇宙のエマージェンスだよね。
<br>
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />
<br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-49737157879929653452023-09-30T00:15:00.019+09:002023-09-30T11:15:10.859+09:00窮地と本性<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirmJHF7tcN8cCEmpi_KDKg12N1xzdnsDT0zxxzgKnI0n-HkthMtApXDGM8DU9fq78DZh10O_2IrHcXqBEdWRbdaO-PpGsX3zNRIDp9ygdY3tdKxSfHm-usNXVo66eSVf_Dyqjr_j4A29rX_CSAGye_AyEI1smtzmA-dZWAQcsC2ivKUPIyFamk4A/s2000/2023_02_11.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1346" data-original-width="2000" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirmJHF7tcN8cCEmpi_KDKg12N1xzdnsDT0zxxzgKnI0n-HkthMtApXDGM8DU9fq78DZh10O_2IrHcXqBEdWRbdaO-PpGsX3zNRIDp9ygdY3tdKxSfHm-usNXVo66eSVf_Dyqjr_j4A29rX_CSAGye_AyEI1smtzmA-dZWAQcsC2ivKUPIyFamk4A/s600/2023_02_11.jpg" width="600" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">線譜20230211</td></tr></tbody></table><br /><br />
「人は窮地に追い込まれた時に本性が出る」という言葉を耳にします。<br />
しかし、この見解は本当に正しいのでしょうか?<br />
<br />
これは実は<br />
<b>「持つ者が持たざる者をさらに愚弄する」</b>構図が隠されているので注意が必要です。<br />
<br />
<br />
普段は良い人がちょっとしたピンチになった時、すごく嫌な奴になったのを見て、このようなことを思ってしまいがちです。<br />
<br />
<br />
ただ、ちょっと考えてみてください。<br />
<br />
その「ちょっとしたピンチ」の場は、<br />
私にとっては「ちょっとしたピンチ」だけど<br />
その人にとっては「大ピンチ」だったことを想像したでしょうか?<br />
<br />
多分、<br />
「どうしてこんな大したことないピンチでこいつこんな嫌なことするんだ? こいつの本性見たわ軽蔑だわ」って思ったりしたでしょう。<br />
でも、きっとその人には何かトラウマがあったりして理性を保てないほど耐えられない状況だったのかも知れません。<br />
<br />
そして、そのピンチに対して私は余裕を保てる裕福さをたまたま享受できた幸運を「当たり前」と無自覚になっているのでしょう。<br />
<br />
<br />
これはまさしく、<br />
「持つ者が持たざる者をさらに愚弄する」構図になっているのです。<br />
<br />
<br />
イケメンで例えましょうか、<br />
生まれ付いてのイケメンはモテるのが当たり前なのですが、大体それを自覚しています。<br />
<br />
もしイケメンが<br />
ちょっと可愛い女子の前でテンパってキョドってる「非モテ男」の姿を見て<br />
<br />
「女の子の前でキモくキョドる男の本性ってクズだよ」<br />
<br>
と言ったら結構問題になるのでイケメンはそんなこと思っていても言いません。<br />
「持ってる者が持たざる者をさらに愚弄する構図」がはっきりと見えてしまうからです。<br />
<br />
<br />
ところが、「ピンチに追い込まれた時に人間の本性が出る」という言説は、<br />
「持ってる者が持たざる者をさらに愚弄する構図」が巧妙に隠されています。<br>
<br>
「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」も同様、「持ってる者が持たざる者をさらに愚弄する構図」でして、<br>
こっちはストレートにムカつけますが、<br>
「ピンチに追い込まれた時に人間の本性が出る」は<br>
先生が言いそうな、教訓めいた雰囲気があるので注意が必要なのです。<br />
(余談ですがマリー・アントワネットは「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」とは言ってない)<br />
<br />
<br>
<br>
窮地に追い込まれて、キレたり、何も出来ない役立たずになったり、人のせいにしたり、卑怯な手を使ったりするのは、当たり前のことで、ただ同じ状況でどのくらい「余裕」があって「持ってる」か、余裕が無くなっているかだけの違いなのです。<br />
持っていない状況になければ誰でも「嫌な奴」「ダメな奴」になってしまうのです。<br />
<br />
<br />
むしろ、人間の本性が出るのはピンチに追い込まれた時よりも、権力を手に入れた時です。<br />
<br />
<br />
権力や富を手に入れてる人たちは、人間性を剥き出しにできる機会に恵まれる。<br />
「いや、そうとは限らない!」と抵抗を感じたり、そう思えない人は、権力や富と縁のない人ですので安心してください。<br>
と言われてちょっと心がザワついた人は胸の奥で富や権力を欲しがっているので、その欲を認めてしまった方が楽になれますよ。<br />
<br />
<br>
富や権力を得て本性をさらけ出せた人たちは個性豊かです。傲慢になる人、実るほどに頭を垂れる人、変人、テカテカしてる人、様々なのです。<br />
<br />
なぜでしょうか?<br />
それは「選択の余地」が広がると実感するからです。<br />
「他者」(或いは自分)をコントロールできると確信するからです。<br />
<br />
<br />
<br />
ところで、<br />
人間は本性をさらけ出して正直に生きる方がエネルギッシュで健康で長生きしてることは科学でも実証されていると思います。<br />
油ギッシュな政治家たちが長命なのは、富と権力があるから、というよりも富と権力によって「本性を解放できている」からでしょう。<br />
<br />
善行であれ悪行であれ無理をして自分に嘘を付いていては長生きできません。<br />
<br />
<br />
正直に生きるために権力が必要なら権力を志向しても良いでしょう。<br />
<br />
でも別に権力を手にしなくても自分に正直に生きて行く方法はいくらでもあります。<br />
<br />
<br />
それをいろんな人に助けられながらも考えて作って行くのが人生。<br />
<br />
<br />
さて、イケメンが非モテ男を見下すシーンも、窮地に立たされた人々のドラマも、実は大きな劇場の一部。<br />
人生の舞台では、本当の自分を演じることは難しいのだけれども、毎日が新しい即興劇なのです。<br />
失敗も成功も全てが素晴らしいステージを築く材料なのだ。<br />
<br />
だから、<br />
これでいいのだ。<br>
<br>
<br>
最後までお読みいただき有り難うございました!
<br>
<br>
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-34223468379553816312023-07-29T22:39:00.164+09:002023-12-16T17:23:42.234+09:00ウサギとカメ<iframe allowfullscreen="" class="BLOG_video_class" height="498" src="https://www.youtube.com/embed/aCH0sjFE9Sg" width="600" youtube-src-id="aCH0sjFE9Sg"></iframe><br />
<br />
ウサギとカメのお話し。<br />
<br />
小学校の朝礼かなんかで校長先生が<br />
「ウサギのように油断してはいけない、カメのようにコツコツと」<br />
という教訓話をしてる記憶は誰しもあると思うけど、<br />
私の小学校校長の話はちょっと違っていた。<br />
<br />
「油断してるウサギも良くないが、カメも良くない。<br />
カメは追い越す時にウサギに声をかけずに黙って追い抜いた。<br />
それは良くないことです。」<br />
と、「私の話しは普通とは違う角度で気づきを与えられる校長やで!」という感じのドヤ顔で言っていた(朧げな記憶がある)。<br />
小学生の私はビックリして、感銘を受けてしまった(ような記憶がある)。<br />
<br />
<br />
さて、私の小学校の校長のこの教訓はどのようなものであったのか? 上記の動画を参考に40年前の教訓を検証したい。<br />
<br />
この動画ではこう言います。<br />
<br />
「そもそもなんでカメはウサギと競争しなくてはならないのか」、と。<br />
<br />
ウサギに<br />
<br />
「もしもしカメよカメさんよ、世界のうちでお前ほど歩みの遅いものはない。どうしてそんなにノロいのか?」<br />
<br />
と聞かれたら、<br />
<br />
「余計なお世話だ」と返答することの方が重要である、と。<br />
<br />
<br />
悩んでいる人は必ず<br />
「自分でない自分を演じようとすること」で悩んでいる、と。<br />
ウサギからの破壊的なメッセージを振り払って<br />
「自分は自分でいいんだ」ということをよく認識しなさい、と。<br />
<br />
<br />
まとめると、<br />
そもそもカメはウサギとの競争のステージに上がってはいけないものなのに、<br />
ウサギの挑発に乗せられて、自分らしくいられない競争ステージに上がってしまう。<br />
これが良くないことなんだ、と動画では説いている。<br /><br />
<br />
私の小学生の頃の校長先生の話を真に受けるとなると、<br />
カメは当然ノロいのでウサギに負ける。<br />
ここで眠ってるウサギを起こしてあげるとなると、<br />
カメ的な人間にとっては、更に悲惨極まりない結果が待ち受けてるだろう。<br />
<br />
ウサギ的な人間にとっては、楽勝な相手を自分のフィールドで勝負させて相手を負けさせるだけでなく、<br />
起こしてもらうことによって、その差を広げて勝ち組の安泰を強固にするだけなので、<br />
私の小学校時代の校長先生の話しは「強者の為の論理」だったんだと、今にしてみたらそう思うのである。<br />
そうやって競争原理に放り込まれるのが昭和の小学校教育だったのだ。<br />
<br />
<br />
今にしてみたらこの校長先生の教訓は、とてもじゃないけど受け入れることのできない酷い内容だったと言わざるを得ない。<br />
<br />
<br />
しかし、昭和の時代、<br />
ドジでノロマなカメも根性で戦えば夢が叶うという物語が横行していたので、<br />
逆に素敵な気づきですらあったのが校長先生のドヤ顔に表れていたのだ。<br />
<br />
<br />
ところが、現実は違うし、令和の時代となっては尚更違う。<br />
競争に勝てるウサギ的人間はいいが、<br />
カメ的人間は、たとえウサギとの競争を放棄したとしても、<br />
収入への道はなかなか見つからず、将来への不安は募るばかりとなる。<br />
<br />
<br />
そこを、<br />
せめて平穏な心を保てるカメでありたい。<br />
ウサギの挑発に動じず、我が道をコツコツ歩き、<br />
そして偶然寝ているウサギを見かけたら、<br />
起こさずに布団の一枚でもかけてあげられる余裕を持っていたい。<br />
ちょっと理想論的ではあるが、そう生きたい。<br />
<br />
<br />
具体的にどうしたら良いか?<br>
まずは有るものを再度確かめてみよう。<br>
寝る場所がある。<br>
絵を描く時間も持てている。<br>
しばらく生きていける蓄えはある。<br>
仲間がいる。<br>
<br>
あ、そうか、幸せじゃないか、と。<br>
<br>
<br>
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-81007249786242602722023-07-18T23:24:00.022+09:002023-12-16T17:23:53.818+09:00自閉症の作家、東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由2』からユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』の認知革命を紐解く!<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/P26IFCWQ7ew" title="YouTube video player" width="560"></iframe><br />
<br />今回の記事は私が全動画をチェックしてる<a href="https://www.youtube.com/@robomind" target="_blank">ロボマインド・プロジェクト</a>の動画を紹介します。<br />
<br />
<a href="https://amzn.asia/d/9wfPQPl" target="_blank">ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』</a>に書いてある人類最初の革命は「認知革命」。<br />
ちなみに人類には3度の重要な革命がある。<br /><ol style="text-align: left;"><li>
7万年前の「認知革命」</li><li>
1万2千年前の「農業革命」</li><li>
500年前に始まった「科学革命(産業革命)」</li></ol>
<br />
この中で、個人的に最もそそられたのは最初の「認知革命」だ。<br />
一言で言うと「虚構を信じる能力」なのだが、この最も重要で興味深い革命が今ひとつ分からない。<br />
なぜ、私たち人類が虚構を信じるようになったのか、そこが分からなかったのだ。<br />
<br />
それを、自閉症の作家、<a href="https://amzn.asia/d/fShSWyA" target="_blank">東田直樹氏の『自閉症の僕が跳びはねる理由2』</a>の内容をヒントに、<br />
「認知革命」をオブジェクト指向プログラムの内容で紐解いたのが今回のロボマインドの動画なのです!!面白い!<br />
<br />
結論を言うと「抽象とはプロパティとメソッドを直接認識すること」です。<br />
「オブジェクト」→「プロパティ(オブジェクトの情報)」・「メソッド(オブジェクトの操作)」の認識はできていたけど、さらに<br />
「プロパティ」・「メソッド」→「オブジェクト」の認識ができるようになったことが「認知革命」である、と。<br />
<br />
ちょっとこれだと何言ってるかよく分からないですよね。<br />
<br />
動画の文字起こしを追ってみましょう。<br />
<br />
<blockquote>「抽象」っていうのは「オブジェクト」の「プロパティ」とか「メソッド」といえそうです。</blockquote><br />
オブジェクト指向プログラムの「オブジェクト」には「プロパティ」と「メソッド」があるのですが、<br />
通常「オブジェクト」を起点として、その「プロパティ」、「メソッド」と見ています。<br />
「オブジェクト」→「プロパティ」、「メソッド」の流れです。<br />
<br />
そして、<br />
動画は「抽象」について説明していきます。<br />
<br />
<blockquote>そう考えると何が記憶できて何が記憶できないかが見えてきますよね。<br />
まず最初に認識するのは「世界」ですこれが最も大きいレベルです。<br />
その一段下のレベルが「場所」とか「状況」です。<br />
「世界」の一部を切り出したわけです。<br />
<br />
<br />
これが「朝起きる」とか「出かける」とか「ボーリング場に来た」とかって「状況」です。<br />
<br />
「状況」は「オブジェクト」で組み立てられます。<br />
「場所(オブジェクト)」とか「人間(オブジェクト)」とかです。<br />
これが「状況」の一段下のレベルです。<br />
<br />
そしてその下のレベルが「オブジェクト」の「プロパティ」とか「メソッド」です。<br />
これが一番細かい段階です。<br />
このレベルのものだけを取り出したものが「抽象」です。<br />
<br />
オブジェクトに結びついてない色とか数とかってことです。<br /></blockquote>
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid rgb(51, 51, 51); margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
世界:現実仮想世界、想像仮想世界など<br />
↓<br />
場所・状況:世界から切り出される<br />
↓<br />
オブジェクト:場所オブジェクトや人間オブジェクトなど場所・状況にある各々のオブジェクト<br />
↓<br /><b>
プロパティ、メソッド</b>:オブジェクトにはプロパティとメソッドがある。色プロパティの赤い、数プロパティの3つ、温度プロパティの寒いなど。歩く、会話、などのメソッド。
</div> <br />
<blockquote>上のレベルを認識するのは簡単です。<br />
だから「状況」とか「場所」に紐付けて記憶して思い出すことはできるんです。<br />
<br />
でも下のレベルだけを取り出して認識することは難しいんです。<br />
だから「プロパティ」とか「メソッド」に紐付けて記憶することはできないんでしょう。<br />
<br />
<br />
<div style="border: 1px solid rgb(51, 51, 51); margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<strike>世界</strike><br />
<strike>
場所・状況</strike><br />
<strike>
オブジェクト</strike><br />
❌<br />
↑<br /><b>
<b>プロパティ、メソッド</b></b><br />
</div>
<br />
<br />
そう考えたら東田さんの言ってることも理解できますよね。<br />
「寒い」は「温度プロパティ」なので「プロパティ」に関連付けて記憶することはできないんです。<br />
だから「寒い」と感じた時「上着を着る」とかって行動を思いつけないんです。<br />
<br />
それから「メガネが汚れて見えにくくなった」とします。<br />
「見えにくい」って感じも「プロパティ」です。<br />
だから「プロパティ」に関連して「メガネを拭く」行動を結びつけることができないです。
<br />
「会話」は「人間オブジェクト」の「メソッド」ですよね。<br />
「うまく会話できない」って感じも「メソッド」だけを取り出してるんで、<br />
それに「文字盤を使う」って「状況」を結びつけるのは難しいんです。<br />
<br />
上の状況レベルから下のプロパティに降りていくことはできます。<br />
だから「寒かったら上着を着たら」って提案されると「上着を着る」ことができます。<br />
<br />
<br />
文字盤を出されたら文字盤を使って会話できます。<br />
つまり目に見える具体的な「オブジェクト」を提示されると、<br />
その「プロパティ」や「メソッド」を使った状況を想像できるんです<br />
<br />
でも「寒い」とか「会話」とかって<br />
「プロパティ」や「メソッド」を起点として上のレベルの状況を想像することはできないんですよ。</blockquote>
<br />
<blockquote><b>「プロパティ」や「メソッド」から上のレベルを想像できるようになったのが7万年前に起こった「認知革命」です。</b><br />
<br /></blockquote>
<br />
<div style="border: 1px solid rgb(51, 51, 51); margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
<b>認知革命!</b><br />
<br />
世界<br />
↑<br />
場所・状況<br />
↑<br />
オブジェクト<br />
↑<br />
<b>プロパティ、メソッド</b><br />
</div>
<br />
<br />
<br />
動画から離れるけど、<br />
『<a href="https://amzn.asia/d/1JfX4xC" target="_blank">言葉の本質/今井むつみ・秋田喜美</a>』では興味深い記述がある。<br />
チンパンジー「アイ」の実験だ。以下の対応を覚えてもらうのだ。<br />
<br />
<ul style="text-align: left;">
<li>黄色の積木→△</li>
<li>赤色の積木→◇</li>
<li>黒色の積木→◯</li>
</ul>
<br />
「黄色の積木を見せて、△の記号を選ぶかどうか」「赤色の積木を見せて、◇の記号を選ぶかどうか」とテストすると「アイ」ちゃんは完璧に答える。<br />ところが驚いたことに、逆の「△を見せると、黄色の積木を選ぶかどうか」テストすると、答えられないのだ。<br />
<br />
人間は<br />
<ul style="text-align: left;">
<li>黄色の積木→△</li>
<li>赤色の積木→◇</li>
<li>黒色の積木→◯</li>
</ul>
を認識したら、ほぼ同時に<br />
<ul style="text-align: left;">
<li>△→黄色の積木</li>
<li>◇→赤色の積木</li>
<li>◯→黒色の積木</li>
</ul>
も覚えたことになる。<br />
<br />
ここでさらに興味深いのは、この人間の認識の常識は「論理的に正しくない」というところなのだ。<br />
「AならばB」は「BならばA」と同じではない。<br />
つまりチンパンジーの認知の方が「論理的」なのである。<br />
<br />
<blockquote>対象→記号の対応づけを学習したら、記号→対象の対応づけも同時に学習する。<br />
人間が言語を学ぶときに当然だと思われるこの想定は、論理的には正しくない過剰一般化なのである。<br />
(<a href="https://amzn.asia/d/1JfX4xC" target="_blank">言葉の本質/今井むつみ・秋田喜美</a>)</blockquote>
<br />
これはこの動画の<br />
オブジェクトからプロパティ、メソッドへは紐づいていても<br />
プロパティ、メソッドからはオブジェクトに結び付かない。ことと同じ内容だと思う。<br />
自閉症の人はチンパンジーに近い「論理的に正しい」認知であろうことが推測できる。<br />
このことが人間社会への適応のハンディギャップになってしまっているのだ。<br />
<br />
そんな自閉症の東田さんの高校三年生の時の文章を動画では紹介します。<br />
<br />
<blockquote>
<i>本当の僕は何の制約も受けることなく<br />
時間という枠を超え<br />
ただひたすら声の限りに叫び<br />
大地をかけていたいのです<br />
<br />
あるいは音も言葉もない静寂な水の中で<br />
じっと息を殺し<br />
永遠に続く宇宙の鼓動を感じ続けていたいのです</i>
</blockquote>
<br />
この文章、涙がこぼれそうになりました。<br />
認知革命前夜、人類が神を捏造する前の世界観です。<br />
<br />
芸術とはこの境地に遡ることでもあるのです。<br />
<br />
<br />
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-79249397539397302612023-06-27T18:34:00.021+09:002023-06-28T11:32:26.272+09:00寝覚めの絶望感「存在論的鬱」を解消する<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjH7_reJmFjYtqRVq-Yom_PepK-gPgbq0zteIJkN5IF25E_K4xNX6PSkVdxdKWcuc8fjdohPs0A1LYVsBw9Ev_iDr970JOu-ul0KfAXhpKJZMY9TpRGkeDLABg_Szkx2PvnNERzzMcsBgvRWb_Z0ERfIKSrYXfiNJ-q15SeQevRaubEw9hxLaEccQ/s960/35889443_2012327165478827_1362206374653591552_n.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="960" data-original-width="960" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjH7_reJmFjYtqRVq-Yom_PepK-gPgbq0zteIJkN5IF25E_K4xNX6PSkVdxdKWcuc8fjdohPs0A1LYVsBw9Ev_iDr970JOu-ul0KfAXhpKJZMY9TpRGkeDLABg_Szkx2PvnNERzzMcsBgvRWb_Z0ERfIKSrYXfiNJ-q15SeQevRaubEw9hxLaEccQ/s600/35889443_2012327165478827_1362206374653591552_n.jpg" width="600" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">線譜『音楽のカメラ・オブスクラ』</td></tr></tbody></table>
<br />
眠りから覚めたとき、意識が戻ってくると<br />
途端に絶望的な気分が襲ってくることありませんか?<br />
<br />
かなり昔に「うつ状態」になり、<br />
苦し過ぎる状態からは復活したのですが、<br />
それでも寝覚めの絶望感が時折、沸いてきたりする。<br />
<blockquote style="border: medium; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;"><span style="font-size: x-small;">
ちなにみ「うつ状態」とは、朝目覚めると死にたいと思い、日中ずっと死にたいと思い、夜になっても死にたいと思っている状態。<br />お酒を呑んで酔っ払っている間だけ少し元気になる。<br />ある朝目覚めたときにお腹にふわっと「暖かい光」を感じて、その日をきっかけに少しずつ良くなっていった。</span></blockquote>
<br />
<br />
自分のFacebookを見ると、去年にもこんな投稿をしていた。<br />
<blockquote><i>眠りから覚めかけた明け方に一旦とても憂鬱になる<br />
かつてはそこから希死念慮にまで増幅して苦しかったものである<br />
これは身体的なものなのか<br />
それともやはりまだ精神的に問題を抱えているからなのか<br />
この感覚を頑張って無くそうとしても良くないかも知れないから観察して見守ってみよう</i><br />
(<a href="https://www.facebook.com/take.junichiro/posts/pfbid0mzkY4gXVphi6miTrpnF1YMJwojUSVyomSy8L5Vg62AKdGkfiJm5dypgWjyMp3yerl" target="_blank">2022年8月17日</a>)</blockquote>
<br />
今年に入ってから6月ごろまでは朝目覚めると「あ〜、嫌だなあ。。。」となんとなく思ってしまう状態が続いていた。<br />
でも、起きて動き出せば普通になるので重症ではないなあ、と。<br />
<br />
6月に入ってマイブーム「存在について考える」(私のマイブームはいつも足速に駆け抜けていくのだが)がやってきて、YOU TUBEで「存在」について語ってる動画をなんとなく聴いたりしていたら、<br />
寝覚めに絶望する現象を「存在論的鬱」と呼んでる方がいて、何気に「!(シンクロニシティ?)」と思ったのです。<br />
<br />
<blockquote class="twitter-tweet"><p dir="ltr" lang="ja">明け方<br />寝覚めに希死念慮に襲われてた時期があって<br />その後は「あ〜めんどくせぇ」程度になったのですが<br /><br />それを「存在論的鬱」と呼ぶようです<br /><br />治し方は基本的に瞑想で<br />最近また瞑想復活させたおかげか<br />今はすっかり消えてます<br /> <a href="https://t.co/WyTBp4JCUp">https://t.co/WyTBp4JCUp</a></p>— 武 盾一郎 Take Jun Ichiro. (@Take_J) <a href="https://twitter.com/Take_J/status/1672923417291689984?ref_src=twsrc%5Etfw">June 25, 2023</a></blockquote> <script async="" charset="utf-8" src="https://platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<br />
この動画で解説されていることは、<br />
「自分の存在意義を毎日証明せずにはおれない」人がなる、と。<br />
「前日に行った存在証明は一晩寝ると遠くなっている」、<br />
「明け方のニュートラルなはずの時間帯に深い空虚感がある」と。<br />
これを<b>「存在論的鬱」</b>と呼ぶ、と。<br />
<br />
対処法としては、<br />
「今の自分は自分ではない」と自分に言い聞かせる、<br />
鬱の波がきたときには「これは本体の自分ではない」と言い聞かせる、といいそうです。<br />
これを100日くらいやり続けるとなくなっていくようです。<br />落ち込む状態は波のようなものなので、慣れていけば「味わい」になっていく、と。<br />「basic fault(基底欠損)」<br />
自分のベーシックなところにヒビが入っているような不安がある人は、<br />
「存在論的鬱」が襲ってきたら「波が来たんだなあ〜」と俯瞰してあげると良いようです。<br />
<br />
<br />
なるほど、確かに!<br />
<br />
<br />
私も<b>「basic fault(基底欠損)」</b>を抱えていると思う。<br />
だからこそ「表現」をしている。と、強く実感してきたし。<br />
<br />
ただ、最近は、欠損が欠損だと感じなくなってきた。<br />
もう、「自分の存在意義なんて要らない」感じにもなってくる。<br />
<br />
<br />
ここで私が思ったことは、<br />
もし、「存在論的鬱」が襲ってきたとして、<br />
「これは今の自分ではない」と思う、というよりかは、<br />
<br />
この空虚感、虚無感、絶望感そのものを丸ごと受け止めてあげてもいいのかも、<br />
「まだ『自分の存在意義ちゃん』が頑張ってるんだね、いい子いい子」って、ストレッチの痛みを息を吐きながら受け入れてあげるようにできるのではないか?とも思ったのです。<br />
<br />「これは本体の自分ではない」と、メタ的視点を獲得することと似てるかも知れないが、<br />
パージするのではなく受容してみたらどうだろう? というアプローチ。<br />
<br />
ただ、「絶望感」を不用意に扱うと危険なことも確かで、うつ状態のとき本当に自殺しようと考えてしまうこともある。実際、自分は20代前半、本当に自殺しようと毎日考えていた時期もあった。<br />
<br />
本当にやばい状態の場合は専門家に受診するのが一番良い。<br />
<br />
<br />
なんとなく自力で生きていけるようになってから、<br />
「存在論的鬱」を抜け出し、身軽になっていくには1つ大きなステップがある(個人の感想です)。<br />
<br />
それは<b>「断酒」</b>です。ここからじゃないと始まりません。<br />
断酒するのに10年くらいかけて良いと思います。<br />
私も、毎日「断酒の誓い」を立てては「誓いを立てた祝い酒」を呑んでました。<br />
それでもちょっとずつ減らしていって、お酒を辞めました。<br />
<br />
<br />
そこから先の取り組みとしては大きく3つあります(個人の感想です)。<br /><ol style="text-align: left;"><li><b>
夕食(ほぼ)食べない</b>:胃腸を休める、簡単に体重落ちる、寝覚めも良くなる</li><li><b>
朝散歩</b>:太陽光を浴びてセロトニンON、ぼーっとしてデフォルトモードネットワークON、ついでにお祈りもする</li><li><b>
瞑想</b>:デフォルトモードネットワークOFF、自動思考をつかまえて喜ぶ、内臓を意識する</li></ol>
<br />
瞑想について、とりあえず現段階で私は<a href="https://www.vogue.co.jp/beauty/article/sleep-methods#:~:text=%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82-,%E3%80%8C4%2D7%2D8%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%8D,%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%82%92%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%80%82&text=4%E7%A7%92%E9%96%93%E3%80%81%E9%BC%BB%E3%81%8B%E3%82%89%E9%9D%99%E3%81%8B,%E6%9C%80%E5%A4%A74%E5%9B%9E%E7%B9%B0%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82" target="_blank">478呼吸法</a>で瞑想をしています。<br />
ここ最近、寝る前に一日3分から瞑想を再開しました。<br />
2016年にはじめて瞑想をやり始めてしばらくやっていたのですが、去年あたりからそんなにやらなくなってしまってました。<br />
軽い「存在論的鬱」が続いてたのですが、瞑想を再開してからは数日で解消しました!<br />
過去にやっていたら再開すると効果がでやすいのかも知れません。<br />
<br />
ちなみに瞑想アプリは478呼吸法ができる<a href="https://apps.apple.com/jp/app/tide-%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E3%81%A8%E7%9E%91%E6%83%B3/id1077776989" target="_blank">TIDE</a>を使ってます(ステマではありません)。<br />
<br />
<br />
瞑想・マインドフルネスについては、「意識の謎」とも関係があるし、体系もありそうで、今後時間を見つけて自分なりの見解をこのブログに書いていこうと思います。<br />
瞑想ってどことなくスピリチュアルなんだけど科学的に考えていけたらなあと思ってます。<br />
「量子力学的引き寄せ!」みたいな似非科学にはならないように、<br />
でも、神秘は神秘として味わいながら、感じて、考えていけたらなあと思っております。<br />
<br />
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-15121981487496145582023-06-21T21:30:00.021+09:002023-06-21T22:44:01.759+09:00劇場アニメーション『犬王』は素晴らしい!(ネタバレ)<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/R8L_HgB0H8c" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
<br>
<br />
AmazonPrimeVideoで『<a href="https://inuoh-anime.com/" target="_blank">犬王</a>』が観れるので観た!<br />
<br />
なんと、予想だにしなかった<b>「時代劇ロックミュージカルアニメ」</b>だった。<br />
<br />
霊と繋がり<br />
忘れられ、捨てられた物語を紡ぐ<br />
オルタナティブ文化の物語<br />
600百年の時を超えて再開する幽霊。<br />
これらの物語がミュージカルで展開する。<br />
<br />
どの要素をとっても素晴らしかった。<br />
<br />
100点満点中120点と言いたい。<br />
<br />
<br />
言いたいが、<br />
100点満点中90点としたい。<br />
<br />
そのマイナス30点要因は何かというと、ミュージカルの曲だ。<br />
いや、もちろん、クイーン好きですよ。70年代ロック大好きですよ。<br />
そして音楽の大友良英さん大好きですよ。<br />
<br />
素晴らしいですよ。<br />
<br />
けどね、<br />
アニメで琵琶法師友有と犬王らがライブを繰り広げる「橋の上」と「橋の下」。<br />
<br />
ここ、言及してる人が誰もいなかったのでブログに書いておこうと思った次第なのですが、<br />
これ、「<a href="https://soulbeatasia.com/2018/" target="_blank">橋の下世界音楽祭</a>」ですよ。<br />
<br />
「それってあなたの感想ですよね?」と思われるかも知れませんが、<br />
琵琶法師「友有座」の演奏シーンに出てくる和太鼓、<br />
<br />
あれ、どう見ても「<a href="https://youtu.be/t6XwXLByk7I" target="_blank">切腹ピストルズ</a>」じゃないですか。<br />
切腹ピストルズは「橋の下音楽祭」の常連出演者です。<br />
<br />
『犬王』の橋の下のライブシーンはこの「橋の下世界音楽祭」、<br />
そして橋の上の演奏は「切腹ピストルズ」をモデルにしてるとしか思えないのです。<br />
<br />
で、このオルタナティブなフェスとグループをモデルにするならば、<br />
<br />
ミュージカル曲はオールドスクール・ハードロックじゃあないでしょう?<br />
<br />
もうちょっと、ヒップポップ、ラップ入ってきちゃうでしょ? <br />
<br />
って思わざるを得なかったんですよ。<br />
<br />
違いますか?<br />
<br />
って、私の好みですよ、そりゃ。<br />
でもね、「忘れられた物語を掬い取るオルタナティブな活動」が主人公たちの使命だったならば<br />
既に教科書になってる殿堂ロックを元にしないよなあ、、って思っちゃったのです。<br />
<br />
<br />
例えば、外国の音楽を持って来るなら、<br />
「<a href="https://youtu.be/7J9ygeS1R50" target="_blank">ナゲット割って父ちゃん」など空耳でお馴染み</a>の「<a href="https://youtu.be/bWXazVhlyxQ" target="_blank">Rage Against The Machine</a>」とか、「<a href="https://youtu.be/JnfyjwChuNU" target="_blank">Red Hot Chili Peppers</a>」とか、<br />
まだ、エッジ尖ってる感が残ってる音楽を文脈にした方がいいでしょ!<br />
<br>
いや、これ、もう好みなんで何が良い悪いじゃないですよ。<br>
でも私はそう思った次第なのです。<br />
<br />
<br />
ごめんなさい。<br />
大友良英さんのことめっちゃ尊敬してるんですよ。<br />
新宿西口地下道段ボールハウスに絵画を描いていた頃、<a href="https://www.facebook.com/junichiro.take/photos/a.1053736031337950/1792673554110857/?type=3&ref=embed_post" target="_blank">「新宿夏祭り」でコラボレーション</a>をやらせていただきました。<br>
ノイズ出身でそれこそオルタナティブな活動を長年されてきた大友さんならそんなことくらい百も承知なはずだったと思うのですよ。。。<br />
<br />
まあでも実際難しいですよね。<br />
アニメや映画で音楽を奏でるシーンって。<br />
大体、ちょっと、いや、かなり違和感出ちゃうんですよね。<br />
<br />
映画『20世紀少年』のフェスシーンの歌とか、悲しくなってきちゃうじゃないですか。。(高橋幸宏さんが出てたけど)<br />
<br />
アニメの『<a href="https://bocchi.rocks/" target="_blank">ぼっち・ざ・ろっく</a>』もすごく面白いけど、バンドの曲自体は、クオリティー高いけど、「う〜ん、ちょっとそうじゃないような気がするなあ、、、」って、なんかちょっとした違和感ありません?<br />
<br />
<br />
うまくいってるのは、最近だと、<br />
アニメ映画の『<a href="https://youtu.be/7Fh6prMlXFg" target="_blank">音楽</a>』の主人公たちのバンドくらいじゃないでしょうか?<br />
違いますかね?<br />
<br />
<br />
ということで『犬王』、<br />
とてもチャレンジングで素晴らしいアニメなのですが、唯一引っかかってしまった楽曲について書きました。<br />
<br />
「90%は良いことづくしでも残りの10%の悪いところに着目する人」って幸福になれない。<br />
って言いますよね。<br />
だから、こんなことを書いてはいけない、とも思ったのですが、、、<br />
どうしてもこのアニメ『犬王』のキモである「橋の上」と「橋の下」でのライブシーンは<br>
「橋の下世界音楽祭」と「切腹ピストルズ」じゃないか!<br>
と思えて仕方がなかったので勢い書いた所存でございます。<br />
オルタナティブ愛です。<br>
<br>
<br>
いつも思うんです。<br>
アニメも音楽も絵画も、表現って素晴らしい!!って。<br>
<br />
最後に「橋の下世界音楽祭」をオーガナイズされている方のグループ「TURTLE ISLAND」の動画を貼っておきます!
<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/VTFVnPM5QPo" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
<br />
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-90180580454618495062023-06-11T20:58:00.020+09:002023-06-12T17:12:58.213+09:00『スピリチュアルズ/橘玲』から「8 つの要素」と「ビックファイブ検査」<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/videoseries?list=PLnjPVOrMzROEJ6eyZw885ibdNVDFl-Rp4" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
<br />
<br />
<a href="https://www.youtube.com/@robomind" target="_blank">ロボマインドプロジェクト</a>の動画で紹介されていたので私も読んでみました!<br />
今ならKindle unlimitedで読めるのでお得です!<br />
意識の謎にも関わるし、物語を創作するのにも役立ちそうです。<br />
<br />
『<a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BA-%E3%80%8C%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AC%8E-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E6%A9%98%E7%8E%B2-ebook/dp/B096ZNXW26/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=" target="_blank">スピリチュアルズ/橘玲</a>』は<br />
<b>「わたしもあなたも、たった”8つの要素”でできている」</b><br />
というシンプルなコンセプトで書かれています。<br />
<br />
では<b>「8つの要素」</b>とは何か?<br /><br />
①明るいか、暗いか(外向的/内向的)<br />
②精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的)<br />
③みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)<br />
④相手に共感できるか、冷淡か(共感力)<br />
⑤信頼できるか、あてにならないか(堅実性)<br />
⑥面白いか、つまらないか(経験への開放性)<br />
⑦賢いか、そうでないか(知能)<br />
⑧魅力的か、そうでないか(外見)<br /><br />
以上の組み合わせて私たちはできているという。<br />
<br />動画解説でも充分楽しめますが、詳しくは本に書いてあるので気になった人はぜひ読んでみることをお勧めします。<br />
すごくスッキリと説得力をもって書いてあります。<br />
<br />
ひょっとしたら上記の「8つの要素」は今後ゲームやアニメのキャラクター設定の定番パラメータになるかも知れない。<br />
アプリケーションでこの各パラメータの返答の特徴を設定すれば、無限のキャラ設定が可能にならないだろうか。<br />
<br />
そして、この8つのパラメータを自己分析してこれからの人生に活かしていこうではありませんか。<br />
<br />
本書では自己啓発本の特徴がこの8つの要素をうまく捉えているから売れてるのであろうと分析している。<br />
<br />
①高い外向性(アピール力/説得力)を獲得する<br />
②高い精神的安定性(嫌われる勇気)を獲得する<br />
③組織のなかでうまくやっていく同調性を獲得する<br />
④高い共感力(EQ/コミュ力)を獲得する<br />
⑤高い堅実性(自制心/自己コントロール力/やり抜く力)を獲得する<br />
⑥高い経験への開放性(創造力/イノベイション)を獲得する<br />
⑦高い知能を獲得する<br />
⑧魅力的な外見を獲得する<br />
<br />
私もこの8つの要素について考察してみようと思う。<br />
<br />
<b>①高い外向性(アピール力/説得力)を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
内向的な私であるがSNSやブログでアピール力と説得力を上げるようにする。<br />
具体的にはChatGPTでツイート文やブログを評価、改善してもらいながらアップしていくようにする。<br />
無理な付き合いとか苦手なものはもう頑張らない。</blockquote>
<br />
<b>②高い精神的安定性(嫌われる勇気)を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
人の評価に振り回されないようにするってことなので、SNSやブログを書いたとしても「いいね」などの反応をいちいち気にしないように心がける。<br />
といっても「気にしないこと!」って頑張ると<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E8%82%89%E9%81%8E%E7%A8%8B%E7%90%86%E8%AB%96" target="_blank">「シロクマのことは考えないでください」の法則</a>に陥ってしまうので、自分の興味関心に集中するようにする。<br />私は悲観的なところがある。うつ傾向の人は「過去未来思考」で「反芻思考」なのだ。<br />
神経症的傾向が強くて情緒不安定なうつ傾向の人は過去と未来を考えず、反芻せず、「イマココ」に集中する訓練を今からでもコツコツとやるのが良い。<br />
幸い私にとって制作はまさにこれなので絵を描くことが高い精神的安定性を得ることに直結している。これからも楽しく絵を描いていこう!<br />
</blockquote>
<br />
<b>③組織のなかでうまくやっていく同調性を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
この項目は無視。</blockquote>
<br />
<b>④高い共感力(EQ/コミュ力)を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
実は案外と共感体質なので人と会ってる時はこの能力を羽ばたかせてあげる。</blockquote>
<br />
<b>⑤高い堅実性(自制心/自己コントロール力/やり抜く力)を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
夜更かししない。夜に甘いものを食べない。さっさと制作に取り掛かる。</blockquote>
<br />
<b>⑥高い経験への開放性(創造力/イノベイション)を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
アートをはじめ、マンガ、アニメ、ゲーム、映画、音楽、ファッション、建築、デザイン、伝統工芸、AI、その他なんでも文化と呼べるものにはなんでも興味を持って行こう。<br />
趣味の「意識の謎」についても沼にハマって行こう。</blockquote>
<br />
<b>⑦高い知能を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
これは「読書」と「YOU TUBE」でカバーできる。これからも本を買う時は(画材と同様に)値段に躊躇しない!</blockquote>
<br />
<b>⑧魅力的な外見を獲得する</b><br /><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
「見目形」造形の基本は遺伝子である。もう変えられないので表情や仕草でカバーする。まずは笑顔。<br>
雰囲気イケメンを目指す!<br />
それにはファッションに関心を持ち続けることが重要だけど、本来ファッション大好き人間なのでここも楽しく獲得していけそうである。</blockquote>
<br />
<br />
ちなみに、この8つの要素のうち「成功する3つのパーソナリティ」というのが本書には書いてある。<br />
それは、<br />
<br />
<b>「高い知能」+「高い堅実性」+「低い神経症的傾向(精神的安定性)」</b><br />
<br />
だそうだ。<br />
<br />
この8つのパラメータについて、遺伝的に備えてるものに着目してそこを活かしていくことと、自分でできることをやっていくってことなのでしょう。<br />
この「8つの要素」はパーソナリティ心理学の「ビックファイブ」が元となっていて、<br />そのうち「堅実性」と「神経症的傾向」はこの「ビックファイブ」に含まれてる。<br />
なので自分の「ビックファイブ」を調べてみれば成功するパーソナリティかどうかがある程度分かるだろう。<br />
<br />
この本にはビックファイブの検査テストも載っている。<br />
このブログにも記載するので試してみて自分が成功するパーソナリティかどうか、知っておくのも良いかもしれない。<br />
<br />
<b>ビックファイブ</b><br />
①外向的 Extroversion /内向的 Introversion<br />
②神経症傾向(楽観的/悲観的)Neuroticism<br />
③協調性(同調+共感力)Agreeableness<br />
④堅実性(自制力)Conscientiouseness<br />
⑤経験への開放性(新奇性)Openness to experience<br /><br />
このビックファイブの検査が以下。<br />
<br />
<br />
<b>ビックファイブ検査</b><br />
以下の性格を表わす文の①から⑩に、1から5の点数をつけてください。<br />
<br />
1点=強く反対する<br />
2点=少し反対する<br />
3点=賛成でも反対でもない<br />
4点=少し賛成する<br />
5点=強く賛成する<br />
<br />
<br />
①能動的な想像力をもちあわせている<br />
②芸術への関心はほとんどもちあわせていない<br />
③ていねいな仕事をする<br />
④なまけがちだ<br />
⑤一般的に信頼できる<br />
⑥他人の欠点を探しがちだ<br />
⑦ゆったりしていて、ストレスにうまく対処できる<br />
⑧すぐにくよくよする<br />
⑨外に出かけるのが好きで、社交的だ<br />
⑩遠慮がちだ<br />
<br /><br />
<b>答え合わせ</b><br />
それぞれのペアごとに奇数番号のスコアから偶数番号のスコアを引き算し、<br />
ビッグファイブに対応するスコアを計算する。<br />
スコアは「マイナス4」(とても低い)から「プラス4」までの幅がある。<br />
<br />
<br />
①と②は「経験への開放性」<br />
③と④は「堅実性」<br />
⑤と⑤は「協調性」<br />
⑦と⑧は「情動の安定性」<br />
⑨と⑩は「外向性」<br />
<br />
<br />
①と②の計算結果がプラス4なら「経験への開放性が高い」、<br />
マイナス4なら「経験への開放性が低い」となる(以下同)。<br />
<br />
<br />
ちなみに私は、<br /><b>
経験への解放性</b>:+4<br /><b>
堅実性</b>:0<br /><b>
協調性</b>:0<br /><b>
情動の安定性</b>:0<br /><b>
外交性</b>:-3<br />
<br />
全くもって「成功するパーソナリティ」ではなかったことがここに判明した。。。<br />
<br />
まぁいいか。<br />「経験への解放性」が高いってことはアーティストに向いているってことだろうし。<br />
この特性を活かしてこれからのホワイト革命社会を生き抜いて行こう。<br />
<br />
<br />
あなたはどうでしたか?<br /><br />
<br />
最後までお読みいただき、有り難うございました!<br /><br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-41046362164969854752023-06-08T00:03:00.064+09:002023-06-08T21:48:01.569+09:00期待と不安のApple「VisionPro」ニュース<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">iPhoneが出た時、別にPHSでいいやと思ってたけど結局はiPhoneに<br><br>VisionPro出るけど<br>OculusQuest2ほとんど使ってないし、メガネだと不便だし、目眩もするし<br><br>でも、未来はAR・メタバースになるだろうし<br>「空間コンピューティング」<br>どうなることやら、興味深いですね!<a href="https://twitter.com/hashtag/AR?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AR</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Metaverse?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Metaverse</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/VisionPro?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#VisionPro</a> <a href="https://t.co/qDbf8m4Bus">pic.twitter.com/qDbf8m4Bus</a></p>— 武 盾一郎 Take Jun Ichiro. (@Take_J) <a href="https://twitter.com/Take_J/status/1666425521843093506?ref_src=twsrc%5Etfw">June 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
<br>
私は「マカー」である。<br />
「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/Power_Macintosh_7500" target="_blank">Power Macintosh 7500</a>」、「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/Power_Macintosh_8100" target="_blank">Power Macintosh 8100</a>」から使っていたし、<br />
今あるIT機器はM2の「MacBookAir」と12.9インチ「iPadPro」と「iPhone11」がメインであり(他に古いiMacとiPadがある)、<br />
WindowsPCは持ってないし、買ったこともない。<br />
「マカー」と言ってもアップル警察から怒られないと思う。<br />
<br />
アップルから「<a href="https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/introducing-apple-vision-pro/" target="_blank">VisonPro</a>」とやらが出るニュースを見た。おおお!?と思った。<br />
<br />
iPhoneが出た時、なんとなく「高いし、PHSあるし、いいや」と思ったけど、今はiPhoneユーザーであることを考えると、<br />
ゴーグルもまた将来買うことになるような気はする。<br />
その時はグラスになっていて欲しいけど。<br />
<br />
<br />
スマートフォンは革命であったことに異論を唱える人はいないだろう。<br />
しかし出始めは「なんとなく別に今はいいや」と思わせる何かがあった。<br />
その理由として、「Macintosh」は仕事で絶対に使うけど、iPhoneはそうでもないからだった。<br />
当時はグラフィックデザインが版下原稿からDTPに移り変わる時代で、マックがなければどうにもならなかったのだ。<br />
<br />
しかし、iPhoneは仕事で絶対に使うってことはなさそうに思えた。<br />
携帯電話とショートメールは仕事で絶対必要だったけど、それならPHSで間に合ったのだ。<br />
<br />
iPhoneは10年先の当たり前、「仕事」ではなくて「生活」に入り込んだのだ。<br />
<br />
「VisonPro」のコンセプトは「空間コンピューティング」というものらしい。果たして10年先の当たり前として暮らしに入り込むのだろうか?<br />
<br />
これから先はAIを使ったAR・メタバースの時代になることはほぼ確かだろう。<br />
しかしなんかピンと来ないところがある。<br />
なんだろう、このピンと来なさ加減は、、、歳か?<br />
<br />
歳を取って保守的になってしまっている以外の理由を考えてみたい。<br />
<br />
「空間コンピューティング」という概念はなんかかなり面白そうではある。<br />
<br />
しかし、なんというかなあ、<br />
探し物をした時に「えっとあの僕が使ってたあの丸いセロテープタイプの付箋どこ行ったかなあ?」と言ったら付箋のある場所を示してくれるとか、<br />
冷蔵庫を開けて中身を見回すと、キッチンの棚の中にある調味料とか保存食とかも含めて、家にあるものでレシピを作ってくれるとか(なんとなくこれはできそう)、<br />
出掛ける時に「チケット忘れてますよ!」と忘れ物をチェックしてくれるとか、<br />
アイデアが閃いた瞬間に、それが文章ならテキスト、曲だったらメロディ、造形だったら3Dや2D、のファイルを脳波からスキャンして自動ファイル保存して、すぐに取り出せるとか、<br />
うつ状態になったら自動的に電気刺激をしてうつを軽減させるとか、<br />
寝てる間も装着してるなら起きたい時間に必ず起きられるように睡眠をコントロールしてくれるとか、<br />
私の描くSF的未来ってそういう感じなんだけど、そこまでは行かないんだよねえ、、、当たり前か。<br />
「お前アップルに何を期待しとんねん!」と自分ツッコミを入れてしまった。<br />
<br />
<br /><br />
ところで<br />
今、AIが(第三次)ブームであると言われている。<br />
MidJourneyやStableDiffusionなどの画像生成AIと、ChatGPTなどの文章生成AIを中心にどんどん進歩している。<br />
ところが気になる点がひとつある。<br />
<br />
騒いでるのは「おっさん」、というところなのだ。<br />
<br />
女性でAIにちゃんと言及してる人はほとんど見かけてなくて、YOUTUBERで唯一この方「<a href="https://www.youtube.com/@mikimikiweb" target="_blank">mikimiki web スクール</a>」しか私は知らない。<br />
<br />
メタバースやARに対する興味も同様に感じる。<br />
<br />
「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%84%B3%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB" target="_blank">電脳コイル</a>」では女の子がゴーグルをしてるけど、現実世界の現在では「VisionPro」のおっさんのはしゃぎっぷりと女性の無反応っぷりのコントラストが強い感じがしてる。<br />
<br />
<br />
それはなぜか?<br />
<br />
ひょっとしたら開発者に女性が少ないのではないだろうか? と思ったりする。<br />
「いやいや日本と違って女性の開発者ってすごくいるんだ」、としたら、<br />
ゴーグル脱着の時の化粧どうなるの? とか<br />
ピアスどうなるの? とか<br />
髪型どうなるの? とか<br />
そういうことを気にする女性がIT企業で開発者として働いているだろうか? とも思ったりする。<br />
IT企業に就職するようなエリートは、化粧やアクセサリーに一生懸命になるような「男性ウケを狙うジェンダーレスとは逆方向な女性」になろうとは思わない割合が多い気がする。<br />
(それってあなたの感想ですよね? はい。)<br />
<br />
<br />
それから、<br />
iPhoneやiPad、昔で言えばウォークマンなどの革命的デバイスは「お出掛けのお供」になるという共通点があることを考えてみると、<br>
これから先もなんとなくマスクが当たり前になり続ける世の中で、<br />
さらにゴーグルして出歩くなんてしたいだろうか?<br />
仮面ライダーみたいでちょっと面白いが、そういうのがファッショナブルでイケてる風潮になれば有り得るのだろうか?<br />
<br>
iPhoneは女性が「オシャレ♡」と感じる要素があるし、デコったりケースで可愛くできる余地があったが、<br />
ゴーグルだと果たしてどうだろう?<br />
<br>
それとも、これから先は「引き籠って何をするか?」という視点からの革命になるのだろうか?<br />
<br />
<br />
<br>
なんというか、<br>
専業主婦がAIやVisonProをどのように暮らしに活かすのかほとんど想像がつかない。<br />
例えば、家事がワンオペ状態の主婦にVisionProを必要とするシチュエーションがある感じがどうしてもしない。<br>
<br>
同様にお年寄りがVisionProをどう使うかも、ほとんどイメージが湧かない。<br />
例えば、ある日、田舎に暮らしている自分の親の家を訪ねたら、VisionProを付けたまま死んでたりしたら、何かものすごい後悔をしそうな気がするし、<br>私も老人になったら残り少ない物理空間(現実世界)を味わおうとして、情報空間(VRやARのメタバース)にはコミットしないような気もする。<br>
<br />
一昔前のiPhoneはうちの母の指先だと反応しずらかった。老人のカサカサした指先だとちゃんと動かないのだ。<br />
その現象を目の当たりにした時に<br />
「あー、天下のアップルといえど、開発段階で老人を想定してちゃんと実験とかしてなかったんだぁ(ちょっとガッカリ)」って思ったのだ。<br />
<br />いやいや「VisionPro」は開発段階から専業主婦や老人だって想定してますよ、としてもなんか絵に描いたような「エリートで裕福な家族」の主婦と老人のような気がしてならない。<br />
<br />
<br>
また、こんなふうにも思う。<br>
トランプ大統領の当選、イギリスのブレグジット、ロシアとウクライナの戦争、、、などなどエリートでリベラルな人たちが推し進めたい方向と逆のことが現実世界では起こっている。<br />
それにMetaがメタバースに力を入れたもののなんか盛り上がってない。<br />
そういったことを考慮に入れると、<br />
頭の良い高収入な男性だけが興奮してるままだとVisionPro、はあるいはAR・メタバースといったものはそこまで広がらないのではないだろうか?<br />
<br>
残酷な言い方をしてしまうと、<br>
これからの世の中でどんどん増えていく「富裕層とは呼べない独身者」に刺さらないと、<br>
また、<br>
トランプに投票し、ブレグジットに投票し、ロシア(あるいはウクライナ)を敵視して戦争を肯定するような「リベラルではないマジョリティ」、日本で言えば「ソフトヤンキー」が喜ぶようなものでない限り、人類規模の情報空間移動計画はうまく行かないような気がする。<br>
<br>
つまり、<br>
VisionProが本当に必要な「お金の稼げない友達のいない働きたくない独り者」に刺さらない問題、<br>
そしてマジョリティであるソフトヤンキーはVisionProをそもそも必要としない問題、<br>
がどうクリアされるか?<br>
「う〜ん、なんだか難しいよねえ、、、」と思ったのだ、と、書いていて気が付いた。<br>
(てことは、私はどこかでVisionProのようなAR・メタバースの世の中を期待してるってことなのだ。「マカー」だし)<br>
<br />
<br />
<br>
これからもますます情報化社会が進むであろうことは確かだ。<br />
個人から行政機能や組織までも含めた仕事の中でのAI化が浸透していくだろう。<br />
「空間コンピューティング」というコンセプトはかなりワクワクする。<br>
VisionProもアーリーアダプターから徐々に普及していく過程で暮らしに溶け込む使い方やなんらかのブレイクスルーが起こり、<br />
ゴーグル(メガネ程度になって欲しいが、、、)もiPhoneのように当たり前になっていくのでしょうねえ。。。(遠い目)<br />
<br />
<br />
<br />
ではAR・メタバースの時代になるとどうなるか?<br />
というのを少しシミュレーションしてみようと思う。<br />
<br />
そうなると実際に人と会って過ごす時間や体験、<br />
ロマンチックな雰囲気のお店で好きな人と一緒にする食事であるとか<br />
実際に出かける旅行であるとか<br />
実際に身体を触ってもらうマッサージであるとか<br />
何かを買うにしてもその商品のみが目的ではなく体験こそが目的であるような形態であるとか、<br />
オフラインでの麻雀や囲碁将棋であるとか、<br />
<br />
または実際に手で触れられる物体、<br />
例えば本であるならば電子書籍ではなく「紙の本」であるとか<br />
モニターに映る画像ではなく「物体としての絵画」であるとか<br />
3Dオブジェクトではなくて「現実空間にある彫刻」であるとか<br />
<br />
そういった物理空間での「人や自然と触れ合う体験」や「手作りの物体」が物凄く高価になっていくことが予想できる。<br />
<br />
情報空間でのコンテンツやコミュニケーションはひたすら「〇〇パフォーマンス(コスパとかタイパとかスピードとか)」と「ウケ」が要求されるだろう。<br />
<br />
<br />
<br />
時間をかけて真摯に作品を作り、<br />
人や自然と会う時間を大切に過ごす。<br />
<br />
空いた時間で情報空間に入り、利便性と快楽を享受する。<br />
<br />
そんなバランスが良いのかもしれない。<br />
<br />
<br />
あるいは予想を軽くぶっちぎる未来が待っているのかも知れないので、<br />
そうなったらそうなったで、「乗るしかない、このビックウェイブに!」と情報空間にダイブしてもいいかも知れないけどね。<br />
<br />
<br />
あなたはどう思いますか?
<br />
<br />
最後まで読んでいただいて有り難うございました!<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzJ1f25OxPQXP_imcgWnBvyr51Z-uNTVD_5sqTjSXdf9lhFJyx4oLM2nsnjTwmsprG9ISRFxiMOBGfOIAcN51F1rpaDdrYZQ1gtMQ-rlY3IqG8mg6ARu6H9YUrDwgHHDgd-MLgAQ96bWeezZ6HxUJooOkfsS5fOEjZq0RFIBrfUpLhRjlo7NY/s896/00002-3347892608.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="512" data-original-width="896" height="366" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzJ1f25OxPQXP_imcgWnBvyr51Z-uNTVD_5sqTjSXdf9lhFJyx4oLM2nsnjTwmsprG9ISRFxiMOBGfOIAcN51F1rpaDdrYZQ1gtMQ-rlY3IqG8mg6ARu6H9YUrDwgHHDgd-MLgAQ96bWeezZ6HxUJooOkfsS5fOEjZq0RFIBrfUpLhRjlo7NY/w640-h366/00002-3347892608.png" width="640" /></a></div>
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-30160241068947370692023-05-31T13:14:00.037+09:002023-05-31T22:22:47.797+09:00映画「TAR(ター)」を観て(安心してくださいネタバレしてません)<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vKIy90fSzqA" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
<br />
<a href="https://www.aeoncinema.com/cinema/ohmiya/" target="_blank">イオンシネマ大宮</a>で観てきました「TAR」。<br />
この予告だけを観るとまるでホラー映画のようなので、ちょっとビクビクしなが挑みました(笑)<br />
<br />
観終わった瞬間は「????」でした。<br />
<br />
そして「観終わってからがこの映画の本当の始まり」のようにずっと「ター」のことについて考えてしまうのでした。<br />
<br />
とても綿密に繊細に作られた映画だけど、解釈は自由にできる映画で、そこがとても「映画らしい」と感じました。<br />
こうしてブログに書いてるということは相当自分的にインパクトがあったからでしょう。<br />
<br />
ターは天才指揮者ですが、権力を持ち過ぎてしまったがためにセクハラやパワハラが常態化していて、それが暗黙の了解となっている。<br />
これはきっとどこの業界でも似たようなものが大なり小なりあって、しかも、かなり昔から「当たり前」のようにずっとあって、<br />
あまりにも行き過ぎた場合や時代の価値観が大きく変わるとき、その腐敗していた権力システムが崩落する、っていうのが歴史なのかなあと改めて思った次第です。<br />
<br>
手塚治虫だって石ノ森章太郎の才能を潰しにかかったエピソードは有名だし、ジブリだって似たような話は探せばいくらでも見つかるでしょうし。<br />
指揮者と演奏者、師匠と弟子、プロデューサーとアーティスト、監督と役者、売れてる人と売れてない人、どうしても権力的なものは生成されてしまうんですよね。<br />
<br />
この映画の最大の魅力として解釈が自由にできるところがある。<br />
まず、「ター」は最悪な人間か? と問われるとこれが難しいのである。<br />
確かに高圧的で傲慢な言動が表現されていて観てる最中は「うわあ、きっついヤツ」って感じる。しかしその気高い振る舞いが指揮の姿の美しさと重ね合わされてしまい、なんだか「悪い権力者」に見えないのである。というか私はそう感じてしまったのである。<br />
これはほとんどケイト・ブランシェットの演技の凄さと美しさによるものだろうけど。<br />
<br />
しかし、観る人によっては「最悪の権力者」にも映ったかもしれなくて、そうだとしてもすごく納得する作りになっている。<br />
<br />
「絵に描いたような悪(あく)どい権力者」が描写されている方が見る方は楽だ。悪者以外に解釈の余地のないキャラクターにしてしまう方が分かり易い。<br />
それに「どれだけ悪どい権力者を描くか」という作り手側のクリエイティビティを想像するのも楽しかったりする。悪を悪らしく作るってかなりワクワクすることを私は知っている。<br />
しかし「ター」は完璧主義者で天才で雄弁で美しいが、神経質で繊細で気が小さく弱々しいところもある。<br>
<br />
ターはオーケストラを私物化し自分が気に入った子を依怙贔屓する。<br>
確かにそういう嫌な上司やジブリプロデューサーはいる。<br>
それって、その人が悪いと思うし、確かにそうなんだけど、<br>
映画を観てから二日経つと、ひょっとしてパワハラやセクハラの問題って加害者の人間性というよりは、構造の問題なのではないだろうか?と思えてくるのだ。<br />
<br />
権力と権威を作り上げてしまう構造が芸(術)には常に付き纏っている。<br />
<br />
アーティストが作ろうとする作品は常に権力や権威からの解放を目指すのに反して、芸術産業の構造は権力と権威で維持されていて、内部にいる人は薄々気が付いていてもそれがこのシステムを成り立たせているので何も言うことができないか、またはあまりにも当たり前に(権威と権力が)あるのでそれに気が付かなくなっているか、<br>
というよりも、そもそも権威がないとアートは成立しないという自己矛盾を抱えているのである。<br>
<br>
<br>
「アート」から権力と権威の構造を抜き取ったら何が残るのか? そしてそれを抜き取ったところで芸術家は生きていけるのか? 難しいと思う。<br />
本当に権威や権力から逃れたかったら、それをアートらしい場所(ギャラリーであるとか美術館であるとかアートオークションであるとか)で発表しないし、それを「アート」だとも言わないのだから。<br>
<br>
これらの問題に対してアーティストはそれぞれに答えを出し、折り合いをつけたり、自己欺瞞にそっと蓋を閉めたり、(または自らの権威主義性に無自覚のままに)、やっていると思う。<br>
<br>
私たちが「<a href="https://13moon-gallery.shopinfo.jp/" target="_blank">ギャラリー13月世大使館</a>」を作ったのも、そういったものから自由になるための自分なりの答えと実践でもあるだが、維持・運営を続けていくのはそんなに簡単ではない。<br>
<br>
でもいつかは、アホみたいにナイーブにイノセントに天真爛漫に絵だけを描き続けていたいのである。<br>
(まあでも制作は天真爛漫に気の向くままにできていたりはする。問題はそこから先や周辺のことである)
<br>
<br>
<br>
パワハラやセクハラが発生する構造と、芸(術・能)の発生が不可分であったことから、それを我慢するしかないという流れが変わっていくのだ。<br>
アンビバレンツに耐えて慣れて親しんでタフに生き抜いてこそ「芸」に生きる道なのだ、という考え方もあるかもしれないが、ある時その価値体系は崩れていくだろう。<br />
<br>
<br>
ここ最近の日本の芸能界のニュースもそういったパワーバランスの節目を感じる。<br>
芸能界だけでなく大衆レベルでだって、つい一昔前は宴会で先輩が注いだ酒は飲み干さないとならなかった「俺の注いだ酒が飲めねえのか!」って。そうやってシステムは回っていたのである。<br>
<br>
もうちょっと大きな話で言えば先日の「G7広島サミット」でなんとなく感じたことがあって。<br>
サミット参加国を「先進国」と呼ぶが、ちょっと前までは本当に欧米の代表国は世界をリードする先進国のイメージがあったが、なんかもう今年のは世界のどこかのローカルのような印象で、それが気にかかっていたのだ。<br>
G7の他に、中国、インド、ロシア、中東、東南アジア、それからアフリカ大陸、そして南米、めっちゃあるやん。しかもG7より、中国とインド足した方が今はすごくね? みたいなのがありありと感じたのだ。<br>
<br>
このことと「ター」への感動は無関係ではない気がしていて、つまり、(西欧の)オーケストラ音楽は音楽芸術の最高峰であるとされてきた、ここ200年くらい。しかし、そういう権威がどんどん無くなってきて、今ではもうオーケストラは音楽の一種であって「偉い」とか「正統な」とかじゃなくなっている、と。<br>
これは当然、芸術全般にも言えて、「芸術」という概念と権威は明らかに西洋発祥であり、それが今でも続いているような気がするけど、パワーバランスは明らかに変化している。芸術関係の雑誌が軒並み縮小してるのは、その変遷が上手に汲み取れてないからであろう。<br>
<br>
この何か大きな時代の変遷が映画のラストを象徴しているように私は感じたのだ。<br>
<br>
<br>
そして、いろいろ含めて私にとっては「希望の映画」に感じたのだった。<br>
優しさを感じた。<br>
<br>
そう。怖いけど優しい映画なのだ。<br>
<br>
また、繊細な音作りも素晴らしいので、ぜひ映画館で観て聴くことをオススメします。<br>
<br>
<br>
▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥<br>
それから、ターとは関係ないようにも思えるけど、なんか関係あるようにも思える動画を紹介します。<br>
<br>
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY <br>
【松本人志氏への提言】審査員という権力<br>
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/fHrzrL06I2A" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
<br>
私、本当にダウンタウン好きでした。ビジュアルバムも観たし「大日本人」も好きでした。<br>
そして今、中田敦彦さんのこの動画を観て、大いに納得するところもあります。<br>
また、事実は知らないけれど、まっちゃんも断りきれないところがあるんじゃないのかなあとも思います。<br>
タモリ、さんま、たけしの巨匠は確かに審査員みたいな場所には行ってないですけど、だからこそまっちゃんしかいないっていうのもあるんじゃないのかなあ、と。<br>
<br>
<br>
案の定、この動画が大炎上してるので色んな人が炎上馬に乗っかってPVを上げようと頑張ってますが、その中で私の好みの動画も紹介します。<br>
<br>
ヘライザーさんの悪い癖【戸来ミュージアム】<br>
オリラジ中田敦彦 が 松本人志 に 提言 ! 宣戦布告!お笑い M-1審査員 辞めろ【吉本興業 ダウンタウン 最新情報】<br>
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/kMdV1YDo6DM" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
<br>
ここでへライザーさんの原稿では「中田敦彦がエンタの団体作ればいいじゃん」という正論を提案していて「なるほど確かに」、と思ったけど、<br>
中田あっちゃんはまっちゃんに<br>
「松本さん映画すべってたじゃないですか」と言って、<br>
「うるさいわ!この顔デカ!」ってまっちゃんにつっこんで欲しかっただけ、というのは案外真実かも、と思いました。<br>
<br>
<br>
最後までお読みいただき有り難うございました!<br>
<br>
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-90985763151860719522023-05-21T11:17:00.012+09:002023-06-08T02:25:13.349+09:00ツイートを自動生成させて自動ツイートしようとしたけど自動ツイートができない<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQhKjBhQ3eci0Dox6vQ9jGj-bcN7oDLzsJZ9xSfRtmWULgPWvxQGeQFYphLfsLTccPqlNOOHuV1dDRM7m4gq8uVs2MnSsFLDYAlYnyZee596ZmoKOmTeElsLq_v8F167br4RB4BIOXU0d0nyFlX_KYS3HVcIVV7G9VmYol9u-KZxcZtFwcpYs/s896/00008-3445975750.png" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="512" data-original-width="896" height="366" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQhKjBhQ3eci0Dox6vQ9jGj-bcN7oDLzsJZ9xSfRtmWULgPWvxQGeQFYphLfsLTccPqlNOOHuV1dDRM7m4gq8uVs2MnSsFLDYAlYnyZee596ZmoKOmTeElsLq_v8F167br4RB4BIOXU0d0nyFlX_KYS3HVcIVV7G9VmYol9u-KZxcZtFwcpYs/w640-h366/00008-3445975750.png" width="640" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">記事の内容をプロンプトにしてStableDiffusionで生成</td></tr></tbody></table>
<br />
ツイートを自動生成させて自動ツイート出来たらいいなあと思って調べてみました。<br />
<br />
最初は「<a href="https://www.make.com/en" target="_blank">make</a>」で出来るという動画やnoteがあって「ChatGPTツイート生成→自動ツイート」を試したのですが、<br />
どうしてもFree版だと出来ない的なメッセージが出てしまいます。<br />
<br />
<br />
ならば、<br />
VSCODEでPythonを使って<br />
OpenAIのAPIでツイート生成させて<br />
Twitter APIで自動ツイートができるかなあと思い、<br />
ChatGPTに聞きながらあれこれやってみたんだけど、<br />
ツイート生成はできるけど<br />
自動ツイートはできませんでした。。。<br />
<br />
ちょっと前の情報だと割とサクッと出来る的な感じのことが書いてある記事が多いので、<br />
最近TwitterのAPIが変わったんだと思いますが、<br />
<br />
チャッピーのブラウジングやプラグインも何も情報収集してくれないんだよねえ、、、<br />
<br />
うーむ。。。<br />
<br />
<br />
▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥
<br />
ところで、VSCodeのターミナルのところって文字が小さすぎると思いませんか?<br />
<br />
「<a href="https://nodoame.net/archives/10402" target="_blank">【VSCode】ターミナルの文字サイズを大きくする方法</a>」にあります。<br />
「Code」>「基本設定」>「設定」>「ユーザー」>「機能」>「ターミナル」を見ます。<br />
下の方にフォントサイズの設定<br />
「Integrated: Font Size<br />
ターミナルのフォント サイズをピクセル単位で制御します。」<br />
があります。<br />
<br />
お役に立てたら幸いです。<br />
<br />
お読みいただき有り難うございました!<br />
<br /><br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-55618435935984785652023-04-24T18:23:00.022+09:002023-06-08T02:25:47.348+09:00プログラム素人の私ですが、Whisperを使って文字起こしした4万字とかのテキストを VSCodeでPythonを走らせて自動で分割しOpenAIのAPIキーで要約してくれるコードをちゃっぴー(ChatGPT)に作ってもらって実行できました!<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;">
<tbody>
<tr>
<td style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5BkIpfD7QkrQag735ncXHmQ4NxmLjzq0_e4gOMWSfR9kL9W9Cg0LQl8I88iiYGx09-gNHTEwEpc8v7XPWmuBKkRQmGuwRQeVKIdyABVPRnAkpqTlFMcKEUZW29Iga0qtXvoSVNUGQVeLdE8GM8ks4cWFUKW4lnD5o6KJ4ROG5n6gsQZLo25c/s3072/20230424.png" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="2048" data-original-width="3072" height="427" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5BkIpfD7QkrQag735ncXHmQ4NxmLjzq0_e4gOMWSfR9kL9W9Cg0LQl8I88iiYGx09-gNHTEwEpc8v7XPWmuBKkRQmGuwRQeVKIdyABVPRnAkpqTlFMcKEUZW29Iga0qtXvoSVNUGQVeLdE8GM8ks4cWFUKW4lnD5o6KJ4ROG5n6gsQZLo25c/w640-h427/20230424.png" width="640" /></a>
</td>
</tr>
<tr>
<td class="tr-caption" style="text-align: center;">
タイトルをプロンプトにして<a href="https://diffusionbee.com/" target="_blank">DiffusionBee</a>で生成された画像
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<b>VSCode</b>で<b>Python</b>をいじり始めました。<br />
<br />
<blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
<a href="https://qiita.com/watamura/items/51c70fbb848e5f956fd6" target="_blank"><b>VSCode</b>のインストールについてはこちら</a>を参照。<br /><a href="https://prog-8.com/docs/python-env" target="_blank"><b>Python</b>の導入についてはこちらを辛抱強く読み進めて</a>なんとか使えるようにしました。<br />
ちなみにVSCodeでコードの任意の場所に文字を入力しようとしても、バックスペースで文字を削除しようとしても、改行キーを押しても何も反応しませんでした。<br />
例えば、変更後の文字をコピーして変更したい文字を選択し右クリックでメニューを出してペーストを選択すればコードの変更はできたので、最初は「そういう仕様」なのかと思って使っていました。<br />
「誤ってコードを打ち損じたりしないからこういう仕様なのかな? プログラマーってこんなに不便なアプリで仕事してるのかー」と関心してたのですが、<a href="https://qiita.com/akari4372/items/d460f5bfd7f7ba9ec8c4" target="_blank">どうやら違うようで、こちらに対処法がありました</a>。<br />
これでフツーに使えます。いやあこれでホッとしました。<br />
</blockquote>
<br />
<br />
これも<a href="https://chat.openai.com/" target="_blank"><b>ちゃっぴー</b>(<b>ChatGPT</b>)</a>あってのことです。<br />
他にもホームページ製作をちゃっぴーに聞きながら<a href="https://www.adobe.com/jp/products/dreamweaver.html" target="_blank">Dreamweaver</a>で進めているところです。<br />
これもちゃっぴー無しではどうにもなりませんでした。<br />
<br />
<br />
例えば、<b>Whisper</b>で会議を文字起こしすると4万文字とかになってしまいますので、長すぎてチャッピーでは要約できません。<br />
<br />
<blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;">
<a href="https://www.cg-method.com/whisper/" target="_blank"><b>Whisper</b>の使用方法についてはこちら</a>を参照。<br />
またはMac用アプリ「<a href="https://mono96.jp/web/whisper/46487/" target="_blank"><b>Whisper Transcription</b></a>」を使う方法もあります。
</blockquote>
<br />
2000文字ずつに分割してチャッピーに入れて要約することを20回繰り返せば4万文字になりますが、面倒臭すぎます。<br />
<br />
そこでチャッピーに聞いたら<br />
「Python使ってできるよ!」というので、<br />
見よう見まねで、VSCodeでPythonを走らせてみると、長文文字起こしテキストファイルを自動で分割してチャッピー(OpenAIのAPI)で要約してサマリーを作ってくれました。<br />
<br />
ただし、一発ではうまくいかなくて、<br />
何度も何度も繰り返しチャッピーに聞きながらやりました。<br />
<br />
<br />
できた。しかし!<br />
<br />
<br />
結果、Whisper, VSCode+Python+OpenAI APIの自動議事録サマリーより、<br />
私が印象で「会議3行まとめ」を書いた方が精度が良かったです(笑)<br />
<br />
理由は、セミナー的なきっちりしてる会議ならAIでもいいのかもだけど、<br />
世間話混じりの自由度の高い雑談からアイデアを絞っていくタイプの会議の場合だと要点がどこかAIには分からないからでしょう。<br />
雑談には人間関係の歴史が文脈として含まれていますし、何を共通としてるかの暗黙的な了解もあります。<br />
<br />
文字起こしテキストだけでは暗黙の文脈までは汲み取れず、AI自動要約ではどこがキモだったのか理解できないのでトンチンカンなサマリーになってしまう。<br />
言葉のやり取りの端々から空気を読んで、暗黙知まで分かってくれることになればきっと本当にAGIなのでしょう。<br />
<br />
<br />
そして、長文要約の試行錯誤でめっちゃトークン使ってしまったOpenAIのAPI料金だけが残りましたとさ。<br />
<br />
めでたしめでたし<br />
<br /><br />
ということで、4万字とかのテキストファイルを自動で分割して要約するPythonコードを置いておきます。<br />
<br />
<ol style="text-align: left;">
<li>VSCodeを使います</li>
<li>
<a href="https://laboratory.kazuuu.net/how-to-get-an-openai-api-key/" target="_blank">OpenAIのAPIキーを取得します</a>
</li>
<li>任意のフォルダー(例:Python)を作ります</li>
<li>
文字起こしした会議のテキストファイル(例:会議01.txt)を「Python」フォルダーに入れます
</li>
<li>
VSCodeを使って「Python」フォルダーを開き、Pythonファイル(例:summary.py)を作ります
</li>
<li>
「summary.py」に以下のコードを書きます (コードに「OpenAI
APIキー」、要約したいテキストファイル「例:会議01.txt」、生成させたいサマリーテキストファイル「例:会議01_summary.txt」を入力します)
</li>
<li>VSCodeの右上にある実行アイコン▷を押します</li>
<li>
しばらくすると「会議01_summary.txt」が「Python」フォルダー内に生成されます。
</li>
</ol>
<br />
以下Pythonコード<br />
============================
<pre><code>
import openai
import re
# ここでOpenAI APIキーを設定してください
openai.api_key = "ここにOpenAI APIキーを設定してください"
def summarize_text(text):
response = openai.Completion.create(
engine="text-davinci-003",
prompt="Please provide a coherent and concise summary of the following text: " + text,
max_tokens=100,
n=1,
stop=None,
temperature=0.7,
)
summary = response.choices[0].text.strip()
# もし要約が途中で切れているようであれば、適切な句読点で修正します
if not re.match(r'[.!?]$', summary):
summary = re.sub(r'\W*$', '.', summary)
return summary
def split_text(file_path, chunk_size=2500):
with open(file_path, 'r', encoding='utf-8') as f:
content = f.read()
return [content[i:i+chunk_size] for i in range(0, len(content), chunk_size)]
def generate_summary(input_file, output_file):
chunks = split_text(input_file)
summaries = []
for chunk in chunks:
summary = summarize_text(chunk)
summaries.append(summary)
with open(output_file, 'w', encoding='utf-8') as f:
f.write(" ".join(summaries))
# ここでテキストファイル名を入力してください
input_file = "テキストファイル名を入力してください(例:会議01.txt)"
output_file = "ここにサマリーとして出力したいテキストファイル名を入力してください(例:会議01_summary.txt)"
generate_summary(input_file, output_file)
</code>
</pre>
============================
<br />
<br />
お役に立てたら幸いです。
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-12055961215352302012023-03-19T16:34:00.029+09:002024-03-29T16:03:49.634+09:00上野千鶴子的なものについて考えてみた私は昔、上野千鶴子氏のことがとても好きでした。<br />
<br />
彼女の著書をいくつか読んでおり、例えば『女遊び』とか、面白がって読んでいた(あ、今はちょっと内容は思い出せないが、、、)。<br />
最近騒がれていてちょっと気になった。<br />
それは、すごく単純化したら以下の2点である。<br />
<ul><li>
「平等に貧しくなろう」と啓蒙しつつ自分はタワーマンションに住む。</li><li>
「おひとりさま」を流行らせるも自分は結婚していた。</li></ul>
<br />これで思い出したことがある。<br />
小学生の頃とか、テスト前に<br />
「やばいボク、勉強してないよ〜」<br />
と言いながら勉強して友達を出し抜こうとした、あの、原初的なあざとさ。<br />
<br />
ランニングの授業で<br />
「だるいからゆっくり走るよ〜、ビリでいいよ〜」<br />
と、言いながらガッツリ走って、少なくともその友達より速く走ろうとした、あの、幼稚な裏切り。<br />
<br />
<br />
ここで私が気になったのは、<br />
これは「競争原理」に放り込まれた時に起こす人間の「最適解」ではないだろうか、ということだった。<br />
「競争原理」に置かれてなければ、私たちはウソをついて他人を出し抜く理由は無いのである。<br />
<br />
<br /><h3 style="text-align: left;">
競争原理に放り込まれた時の解のパターンをあげてみる。</h3>
<br /><b>
子供</b><br />
「自分は勉強してない」と相手を油断させて、勉強して良い点を取ろうとする。<br />
<br /><b>
正直なダメ人間</b><br />
「自分は勉強してない」と言って本当に勉強してなくて案の定低い点を取る。<br />
<br /><b>
宣言型</b><br />
「自分は勉強してる」と宣言して良い点を取る。<br />
<br /><b>
宣言型のダメ人間</b><br />
「自分は勉強してる」と宣言したが良い点を取れない。<br />
<br /><b>
善人</b><br />
自分は分かっているので分からない人に勉強を教え、みんなが良い点を取ったので相対的に自分の偏差値が下がる。<br />
<br /><b>
狡賢い人</b><br />
「小学生に勉強は有害であること」を理論構築して啓蒙し、みんなを勉強させなくさせて自分だけ良い点を取り、平均点が下がり圧倒的な偏差値を獲得する。<br />
<br />
<br />
「競争原理」の中で偏差値を上げるコンピュータシミュレーションをしてみたら、<br />
この「狡賢い人」が最適解となるような気がする。<br />
<br />
「老人は集団自決を」と主張する新進気鋭の若手学者さんがいた。<br />
これは上野千鶴子氏の思想と対立するように見えるが、<br />
「老人は集団自決」は「経済合理性」をシミュレートした最適解であろうし、<br>
そして、ここは重要なポイントだが、<br>
「平等に貧しく、おひとりさま」と「老人は集団自決」発言は、「そこに発言者は含まれない」。<br />
そういったことから両者はとてもトポロジカルだ。<br />
<br />
<br />
さて、ここでもう一つ問題がある。<br />
書いてる内容と本人の実際の行動の不一致はどうなのよ? 問題である。<br />
<br />
例えば、天才画家カラヴァッジョ。<br />
本当に素晴らしい絵だし、好きだけど、殺人も犯したとんでもない人物でもあった。<br />
<br />
アートの場合は作者が「クズ人間」であっても感動を与える作品を作ってしまうことがままあって、<br />
それがさらに作品の価値を高めたりもする。<br />
<br />
<br />
しかし、学者の場合はどうなんだろう?<br />
学問ってかなりそういうところちゃんとしないといけないのではないだろうか?<br />
(だから自分は学者にはなれないと思ったし、学者は尊敬されて然るべきだと思っている)<br />
<br />
特に人文系って変な思想をオルグできちゃうところもあるから殊更だ。<br />
<br />
<br />
理系の場合、上野千鶴子のようなことは起こりにくい気がする。<br />
例えば、「重力の法則」を発見して発表したのに、自分だけ重力の法則を無視して浮いていた、<br />
とか起こりにくい。<br />
(とはいうものの、理系学問の方が悪用されると悲惨だったりもする。オウム真理教事件とかSTAP細胞事件とか)<br />
<br />
<b>「競争原理」に置かれた中での最適解</b>。<br />
出し抜く快感は「競争原理」に置かれてなければ発動もしない。<br />
「コスパ」とか「タイパ」とか、そういう言葉が流行っているのも、「競争原理」を無自覚無批判で受け入ちゃっている世界ならではの「イケてるハック」だからだろう。<br />
資本主義を批判した上野千鶴子氏も「競争原理」の中で最適解を出しただけ、と思うとなんだか少し哀しくも感じる。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
なんというか、、、<br />
上野千鶴子氏が嫌いなわけじゃない、<br />けど、上野千鶴子ニュースが示す「上野千鶴子的アイコン」のような生き方はしたくない。<br />
<br />
<br />
「狡賢い人」より「ダメ人間」の方がマシな気がするけど、<br />
「競争原理」が働くからには、そこからは逃れられない。<br />
不器用のあまり不幸になってしまっては、悲しすぎる。<br />
<br />
<br />
ただね、これからの社会、「愛すべきダメ人間」の方がいいんじゃないの?<br />
というか、そういう社会になっていくような気がしなくもない。<br />
まずは自分が、ポンコツがポンコツのまま幸福に生きていけるモデルとなろう。<br />
<br />
<br />
具体的にどうすれば良いのだろう?<br />
<br />
まずは楽しむことだと思う。<br />
今やってるそれ、<br />
他人に褒められたり、結果を出したりしなくても、楽しいことですか?<br />
<br />
<br />
難しいな・・・<br />
<br />
自分のコーヒーをちょっと美味しくいれてあげて<br />
ゆっくりと味わう。<br />
<br />
とかかな。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
お読みいただき有り難うございました。<br />
<br />
<br />
<hr />
私の黒い部分が漏れ出てしまっている記事のタグ「<a href="https://take-junichiro.blogspot.com/search/label/%E9%BB%92%E3%81%84%E7%9B%BE">黒い盾</a>」を追加しました。<br />
<br />
<br /><br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-79548918416388137132023-03-19T01:23:00.011+09:002023-09-21T20:13:01.132+09:00ネズミに恋したネコのタムちゃん |オリジナルバージョン<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFa-g5dRFokzWdFBqVEyOj_saNkn_xKBU_5lA1Sdbj9D4aVCB-t_qb3Q93M43jzaN-rrPlvfvNFfRu66ShTZnyvwkM6S2-N2Dvaz3cWGt-y2uDD1I7cjuX4wwOu7r0AOn21uO3y3cGJP-Krqjz2-UKaNzLZ4A1xAywUYAeDvq1hloWeilCplM/s1900/%E3%83%9B%E3%82%99%E3%83%AD%E3%82%BF%E3%83%A0%E9%80%8F%E9%81%8E.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1900" data-original-width="1900" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFa-g5dRFokzWdFBqVEyOj_saNkn_xKBU_5lA1Sdbj9D4aVCB-t_qb3Q93M43jzaN-rrPlvfvNFfRu66ShTZnyvwkM6S2-N2Dvaz3cWGt-y2uDD1I7cjuX4wwOu7r0AOn21uO3y3cGJP-Krqjz2-UKaNzLZ4A1xAywUYAeDvq1hloWeilCplM/s400/%E3%83%9B%E3%82%99%E3%83%AD%E3%82%BF%E3%83%A0%E9%80%8F%E9%81%8E.png" width="400" /></a></div>
<br />
ネコのタムちゃんは恋に堕ちました。<br />
<br />
相手はシッポの先がくるんと丸まったネズミさん。<br />
とっても一途な恋心。<br />
<br />
<br />
春にタムちゃんはネズミさんに「好き」と告白しに行きました。<br />
ネズミさんはびっくりして逃げてしまいました。<br />
<br />
夏にタムちゃんはネズミさんにかき氷をプレゼントしました。<br />
ネズミさんはかき氷を知らなかったので見向きもせず、氷は溶けてアリさんが食べてしまいました。<br />
<br />
秋にタムちゃんはネズミさんにチーズをプレゼントしました。<br />
ネズミさんはチーズが嫌いでした。<br />
<br />
冬にタムちゃんはネズミさんにチョコレートをプレゼントしました。<br />
ネズミさんはチョコレートは食べたけど、タムちゃんからは逃げてしまいました。<br />
<br />
どんなに想いを伝えようとしても、ネズミさんはネコのタムちゃんを怖がるのでした。<br />
<br />
<br />
<br />
そんなある日のこと、タムちゃんのママがネズミをくわえてやってきました。<br />
<br />
ママはタムちゃんのためにネズミを捕まえて一緒に食べようとしてくれたのです。<br />
<br />
「今日はごちそうよ」<br />
<br />
タムちゃんのママは美味しそうにネズミをひとくち食べると、タムちゃんにも食べるようネズミを差し出しました。<br />
<br />
息の絶えたネズミのシッポの先はくるんと丸まっていました。<br />
<br />
ママが食べているネズミはタムちゃんの恋したネズミさんだったのです。<br />
タムちゃんはショックのあまり気を失ってしまいました。<br />
<br />
<br />
どれくらい時がたったのか、タムちゃんは目覚めていました。<br />
タムちゃんは少しだけ微笑んでいるのでした。<br />
<br />
(つづく)<br />
<br />
<br />
<hr />
これは2013年に思い付いた当初のストーリーです。<br />
<br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-6790412874513321452023-02-19T02:50:00.049+09:002023-02-24T03:19:38.463+09:00PDF楽譜をMIDIデータに変換してLogicPro(またはGarageBand)で音色を調整して曲にしたい場合例えば、大好きなクラシック曲を動画のBGMに使いたい! と思ったとします。<br />
著作権が切れてる曲だからといって、クラシックのCDを勝手に使うことはできません。<br />
演奏者や指揮者の著作権があります。<br />
<br />
検索すると、パブリックドメインの曲の楽譜が公開されていたりします(<a href="https://musopen.org/ja/music/composer/marin-marais/" target="_blank">例</a>)。<br />
それを自分で演奏すれば良いのです。<br />
しかし、自分に演奏する腕がなかったり、誰かに演奏頼んで録音する予算がなかったりします。<br />
<br />
「楽譜をMIDIデータに変換できればLogicProで曲にできるのになあ、、、」と思って調べました。<br />
(ちなみに「LogicPro」を持ってなくても「GarageBand」でMIDIファイルは読み込めます)<br />
<br />
色々試してみた結果一番良かった方法を書いておこうと思います。<br />
<br />
<br />
使用マシン<br /><ul style="text-align: left;"><li>
M2 MacBook Air(LogicPro購入済)</li><li>
iPadPro(第5世代)</li></ul>
<br />
<br />
<b>PDF楽譜をMIDIデータに変換してLogicProで曲にするには</b><br />
<ol style="text-align: left;"><li>
iPad版「<a href="https://apps.apple.com/us/app/playscore-2/id1449591118?l=ja" target="_blank">PlayScore2</a>」のProfessional(有料版月額880円)でPDF楽譜をインポートし、「Musicxmlとして保存」</li><li>
Mac版「<a href="https://musescore.org/ja" target="_blank">MuseScore4</a>」(無料)で「MusicXML」ファイルを開き、「ファイル」>「エクスポート」>「フォーマット」から「MIDIファイル」を選択してエクスポート</li><li>
「LogicPro」で「ファイル」>「読み込む」>「MIDIファイル」でインポートして編集</li></ol>
<br />
全部無料のソフトで行けるかと思ったけど無理でした。<br />
<br />
<br />
<b>他に試したソフト</b><br /><ul style="text-align: left;"><li>
「<a href="https://cmusic.kawai.jp/a/Download/smz" target="_blank">スコアメーカーZero</a>」</li><li>
「<a href="https://www.myriad-online.com/en/products/pdftomusic.htm" target="_blank">PDFtoMusic</a>」</li></ul>
<br />
<br />
<b>解説</b><br />
<b>「スコアメーカーZero」</b>はWindowsのソフトなので「<a href="https://www.parallels.com/jp/" target="_blank">ParallelsDesktop18</a>」を使ってWindows11をインストールして試しましたが、「楽譜認識」機能は何度やっても全然ダメで使いものになりませんでした。<br />
MacでWindowsを使ったからかも知れませんが、Windowsマシンを持ってないので諦めました。<br />
<br />
<b>「MuseScore4」</b>にもPDF楽譜を読み込んで認識する機能があります。<br />
何度も試したのですが正直使えませんでした。<br />
認識したが楽譜に余分な音符や休符があり、それがどうしても削除できないのです。いろいろ試してるうちに全く認識できなくなってしまったので諦めました。<br />
<br />
<b>「PDFtoMusic」</b>もMIDIファイルでエクスポートする機能があるのですが無料版では1pまでしか使用できません。<br />
1p分のMIDIデータをLogicProで聴いてみると、割とちゃんと楽譜を認識してました。<br />
だったら1pづつ読み込ませて一曲分をエクスポートしようとしたのですが、なぜかうまくできませんでした。<br />
そういう輩が無料で一曲分を1pづつMIDI化して有料版を買ってくれないから何かガードをしてるのでしょうか、、、<br />
「じゃあ買うか」と、有料版を見てみると、US $65(2023.2/19現在 <a href="https://www.myriad-online.com/en/store/order.htm" target="_blank">価格表はこちら</a>)なのでちょっと高めで悩んでしまいます。<br />
<br />
<b>「PlayScore2」</b>だと「Professional(複数ページ、PDFスコア、MusicXML)」の1カ月サブスクリプションが880円だったのでこちらを購入しました。<br />
「PlayScore2」からもMIDIデータをエクスポートできるですが、複数パートがあった場合、一つにまとめてエクスポートされてしまいます。<br />
(私が試した楽譜はヴァイオリン、ヴィオラ、ハープシコードの3パート)<br />
各々の楽器の音を変えたいのでこれだと困ってしまいます。<br />
なので「MusicXML」でエクスポート。<br />
<br />
これを「LogicPro」が読み込めれば楽なのですが、それができない。。。<br />
<br />
そこで楽譜認識では使えなかった「MuseScore4」を使い、「MusicXML」を読み込んで「MIDI」ファイルをエクスポート。<br />
<br />
これでようやく使えるようになりました!<br />
(長かった・・・)<br />
<br />
ちょっと面倒ですが、これで楽譜があれば曲にできることが分かりました。<br />
<br />
「楽譜をMIDIファイルにしてLogicProで音色をいじっていい感じにできないのかな?」<br />
<br />
これを調べるだけでも割と時間がかかったので、<br />
あなたのお役に立てれば幸いです。<br />
<br />
<br />
(追記:2023.2/24)<br>
MusicXMLをLogicProから直接読み込めることが分かりました!<br />
<br />
「LogicPro」>「設定」>「詳細」から「全ての機能を有効にする」にチェックを入れます。<br />
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWmK5aBhkEWV1RCSzhBtP-gDy0sS4cahtxwrh92THH6vhwznr5pO3Q0oZ6zHi1TdbDMFjVJmZFvzQQyYKwUYMRtM-qNcR-x6QzL7yBojeRasOHOvBnI3mHQDlppmFxQgAK_JngeARknqUclI-UHm56klHn80ri46qlPUBDcvYrnaLEjG38ejk/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202023-02-24%203.09.15.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1166" data-original-width="2044" height="365" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWmK5aBhkEWV1RCSzhBtP-gDy0sS4cahtxwrh92THH6vhwznr5pO3Q0oZ6zHi1TdbDMFjVJmZFvzQQyYKwUYMRtM-qNcR-x6QzL7yBojeRasOHOvBnI3mHQDlppmFxQgAK_JngeARknqUclI-UHm56klHn80ri46qlPUBDcvYrnaLEjG38ejk/w640-h365/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202023-02-24%203.09.15.png" width="640" /></a></div>これで「ファイル」>「読み込む」>「MusicXML」を選択できます!<br />
<br>
良かった!<br />
<br>
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました!<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-12035340499077451162023-02-04T18:06:00.017+09:002023-02-05T12:03:16.456+09:00「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」行ってきました!<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiz8wfbqtfVByWlf86dNEpTKsrNdMHPaQsfCiILPMuFG8briLLiPIf2Fod03tga21-key2_GPiLYvquzMygwBfllPYHe4gF7ltiNsL8ySaCtcq3SzYJkWzeW89fZQvahq8lsk_gbNbsOdmDIPB6iXZVo9RtTQOnWVr2UPE6rpvPRqAJoYFM6ko/s3282/IMG_6916.JPG" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="3282" data-original-width="1816" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiz8wfbqtfVByWlf86dNEpTKsrNdMHPaQsfCiILPMuFG8briLLiPIf2Fod03tga21-key2_GPiLYvquzMygwBfllPYHe4gF7ltiNsL8ySaCtcq3SzYJkWzeW89fZQvahq8lsk_gbNbsOdmDIPB6iXZVo9RtTQOnWVr2UPE6rpvPRqAJoYFM6ko/w354-h640/IMG_6916.JPG" width="354" /></a></div>
<br />
行ってきました!<br />
<br />
<a href="https://www.2121designsight.jp/program/C_JC/" target="_blank">「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」展</a>。<br />
会期:2022年6月13日(月)- 2023年2月12日(日)<br />
会場:<a href="https://www.2121designsight.jp/" target="_blank">21_21 DESIGN SIGHT</a><br />
<br />
<br />
凱旋門を布で梱包するプロジェクトをメインとしたドキュメント。<br />
<br />
プロジェクトの実施が2021年。<br />
クリストが亡くなったのが2020年、<br />
クロードは2009年に亡くなっている。<br />
2人亡き後に実現したプロジェクト(作品)なのだ。<br />
<br />
凱旋門の梱包は60年前の計画だという。<br />
資金は、これもクリストの特徴なのだけど、補助金やスポンサーなどではなくて、ドローイングを売って作る。<br />
すごいなあ。。。<br />
<br />
<br />
最晩年のドローイング制作映像もあった。<br />
腰痛コルセットを巻きながら、<br />
立ってドローイングを描いていた。<br />
すごいなあ。。。<br />
<br />
<br />
どんな巨大なものでも梱包するアーティストとして有名なクリストだけど、<br />
最初は日用品を梱包するところから始めたらしい。<br />
ジャンヌ=クロードと出会って作品が巨大化したようである。<br />
恋人パワー恐るべし。<br />
(参照:<a href="https://www.youtube.com/watch?v=IUmA5CVAj2I" target="_blank">【クリスト&ジャンヌクロード夫妻の60年越しの夢の話】</a>)
<br />
<br />
展示はほとんどがドキュメント映像で構成されている。<br />
<br />
布を取り扱う現場、足場を設計する人、凱旋門の屋上から布を下す人たち、布を裏側から足場で支える人たち、警備を考える人たち、プロジェクトに関わるありとあらゆる人たちのインタビューと作業が映し出されている。<br />
<br />
クリストの作品には「意図」がない。<br />
それゆえに、プロジェクトに携わる人たち全員が持ち場の能力を最大限に発揮できている感じが伝わってくる。<br />
<br />
現代美術にありがちなのは、アート・プロジェクトに強いメッセージ性があるが故に、そのプロジェクトに携わる人たちがまるでアーティストの奴隷のような、ただひたすらにイデオロギーに隷属した労働を強いられている感じになっているパターンだ。<br />
「大人数の参加型アート」と言えば聞こえが良いが、アーティストまたはプロジェクトの「養分」になっているだけのように見えてしまい、モヤることがしばしばあったし、これからもあるだろう。<br />
<br />
しかし、この展示から見えてくるのは、そういった類のものではなかった。<br />
携わる人たち全員が主人公のプロジェクトのように感じることができた。<br />
作品に「意図がない」からこそ、関わる人たちの主体性が必要となり、参加する全員の自主性で形成されていくプロジェクトのように見えた。<br />
<br />
子どもの頃、砂場でみんなで作る砂山「遊び」のように、それは消えてしまう。<br />
<br />
<br />
会場は六本木にある「21_21 DESIGN SIGHT」というデザインミュージアムで、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%97%A4%E5%BF%A0%E9%9B%84" target="_blank">安藤忠雄</a>の設計、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%AE%85%E4%B8%80%E7%94%9F" target="_blank">三宅一生</a>がディレクターを勤めていた。(三宅一生さんは2022年8月5日に亡くなられてました)<br />
<br>
この建物がまたとても素敵だった!<br />
安藤忠雄のコンクリート打ちっぱなしってあんまり好きじゃないけどこの建物は良い感じだった。<br />
<br />
<br />
ちなみに、お昼ご飯は「<a href="https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001954/" target="_blank">中国飯店</a>」というお店で坦々麺を食べた。とても混んでいて少々待ったけど、店内も広くて、めっちゃ美味しかった!<br />
展示を観た後、日本橋三越の喫茶店「<a href="https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13011194/" target="_blank">カフェ ウィーン</a>」で「シュバルツヴァルダー」というパフェを食べた。これもまた美味しいのである!<br />
<br />
<br />
展覧会観に行くと頑張ろうと思うよね。<br />
今年はもうちょっとお出かけしようかな。<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-87941384900389346762023-02-03T18:16:00.046+09:002023-06-03T17:18:34.901+09:00ロボマインド「世界とはメモリ上のオブジェクトである」≒マルクス・ガブリエル「世界は存在しない」<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vQqHY5-jUGI" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
<br />
<br />
いつも楽しみにしている<a href="https://www.youtube.com/@robomind" target="_blank">ロボマインドのYOUTUBE</a>。今回も面白かったです。有り難うございます!<br />
<br />
<b>「世界とはメモリ上のオブジェクトである」</b><br />
<br />
これは<a href="https://www.youtube.com/watch?v=1VDqBjXNKs8&list=PLmIEdCb2QKW2kMgtXZmph3ldMrohf-RDb" target="_blank">マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』(新実在論)</a>と似てる?と思いました。<br />
(私がこの本『<a href="https://amzn.asia/d/2A9oSP4" target="_blank">なぜ世界は存在しないのか</a>』を読んで内容を理解したとは言い難い。なにせめっちゃ眠たくなった記憶しかなかないもので)<br />
ただ、おぼろげながらの印象でこの動画からふと似てる?と感じたのでした。<br />
<br />
そして、<br />
「《世界》と《観察者》という構造が意識には必要であり、外界から入力されたデータを処理して出力するChatGPTにはその構造は存在しない」と動画では説明しますが、中身が見えないディープラーニングの中で《世界》と《観察者》が生成されてしまっている可能性はないのだろうか? とも思ったりします。(確かめられないけれど、、、)<br />
<br />
<br />
動画のタイトル『司法試験に合格するAIが、なぜ、3歳児より知能が劣るのか?』にもあるように<br />
「ChatGPTは大学生や学者や専門家にはなれるかも知れないけど、3歳児にはなれない」というのは本当に面白い指摘で、<br />
ここにChatGPTが<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E3%81%84AI%E3%81%A8%E5%BC%B1%E3%81%84AI#%E6%B1%8E%E7%94%A8%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD%EF%BC%88Artificial_General_Intelligence%EF%BC%89" target="_blank">AGI(汎用型AI)</a>になれない本質がありそうである。<br />
<br />
このままAIが進んだとしてもAIが人間性を持つことはない。<br />
けど、3歳児の心を持たないAIの方が「良い」と全世界のほとんどの大人たちはそう思っていることだろう。<br />
<br />
AIが<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93#:~:text=%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93%EF%BC%88%E3%81%A6%E3%81%A4,%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82" target="_blank">哲学的ゾンビ</a>のまま超知能を持つのはSFの王道だが、そのSFは必ずディストピアだ。<br />
<br />
<br />
<br />
ChatGPTをいじっていて思うのは、「大人のような論理的思考」って今年あたりで完全に人類はAIに負けるんじゃないのかな?<br />
<br />
で、今までのSFなどで描かれてきた恐ろしいネガティブなことなんて何も起こらないんじゃないのかな?<br />
<br />
なぜなら3歳児のような子どもの部分がごっそり抜け落ちたロジックだから。<br />
<br />
西洋が「理性」を重んじたところから「近代」が発生した(と雑に近代を捉えたとして)、<br />
で、なぜ「近代」はどちらかというと問題ばかり起こしてきたのか?<br />
それは「理性」を「人間」が考えてしまったからである。<br />
<br />
理性のパートをサクッとAIが追い越し、AIに代替してもらったら結構社会はハッピーになるのではないだろうか?<br />
<br />
このままAIが進んでいくと、<br />
私たち人類は、<br />
<b>「3歳児的な部分」</b>であるとか、<br />
または、<b>「一万年くらい前の人類の生活で楽しかった部分」</b>とかで生きた方が良いのだ。<br />
ここで難しいのは現代の社会性を保ちながら、ということにはなるんだけど。<br />
<br />
<br />
つまり、「当たりの良い三歳児(または原始人)」であることがこれから先AI社会を幸福に生きるための課題であると言えそうなのだ。<br />
<br />
<br />
<br />
もしロボマインド・プロジェクトの『プロジェクト・エデン』が3歳児を作れたら、まさにシンギュラリティだと思う。<br />
がしかし、実はこっちの方が未知の未来で、理屈で考えてみるとちょっと怖いのだ。<br />
<br />
<br />
<br />
<b>「特化型AI(哲学的ゾンビ)が社会のインフラを支え、<br />
汎用型AIが友達になり、<br />
僕たちは永遠の3歳児を生きる。」<br /></b>
<br />
これがAI社会の未来像ではないだろうか。
<br />
<br />これをユートピアと捉えるか、ディストピアと捉えるかはあなた次第である。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJ20ol0Jd-dJDC9nw-30a4ZZz0yQQztFe2LHFvkbZo8aZ_81mzThMdwACPLCVr0DpxrBlyMbU8X8Coq8AdW7Zm3P9WqAoyJheguBrnJJrvnixOaQpHaWD0dO8WtYkx2gFUHEWw6e9hdjjdap5IztKr504orlZGkhb2FwQ2KLiKfoyWlFCkEIQ/s2400/%E9%89%9B%E7%AD%8600.jpeg" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1772" data-original-width="2400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJ20ol0Jd-dJDC9nw-30a4ZZz0yQQztFe2LHFvkbZo8aZ_81mzThMdwACPLCVr0DpxrBlyMbU8X8Coq8AdW7Zm3P9WqAoyJheguBrnJJrvnixOaQpHaWD0dO8WtYkx2gFUHEWw6e9hdjjdap5IztKr504orlZGkhb2FwQ2KLiKfoyWlFCkEIQ/s600/%E9%89%9B%E7%AD%8600.jpeg" width="600" /></a></div>
<br />
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました。<br />
あなたの気持ちを少しでも楽しくできたら幸いです!<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-58199040749576806192023-01-06T10:51:00.039+09:002023-01-08T15:54:09.891+09:00『古代人と夢』をライフハックに<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4sAtm5b62et05OBL2U9RsWMEoNR4Jj8bSHuTsUeL7koEBXPImGUZM3ohsIzw573HzHOLEpl5yGk0uD3gAVUEJx1qap6QfhwpsfA3xylf1fhMWsow_RG1MTdPHJ_M-ScNA6txGWDBhBBmSOQ1cFSFFj1kXTlWqaWQEXyw7_ZdPUCkk4dUfnyI/s3097/%E3%81%8A%E7%A4%BC%E7%94%A8%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%932000.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="3097" data-original-width="2000" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4sAtm5b62et05OBL2U9RsWMEoNR4Jj8bSHuTsUeL7koEBXPImGUZM3ohsIzw573HzHOLEpl5yGk0uD3gAVUEJx1qap6QfhwpsfA3xylf1fhMWsow_RG1MTdPHJ_M-ScNA6txGWDBhBBmSOQ1cFSFFj1kXTlWqaWQEXyw7_ZdPUCkk4dUfnyI/w413-h640/%E3%81%8A%E7%A4%BC%E7%94%A8%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%932000.jpg" width="413" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ネズミに恋したネコのタムちゃん(2022)</td></tr></tbody></table>
<br /><h2 style="text-align: left;">
『<a href="https://amzn.asia/d/9DMXQpS" target="_blank">古代人と夢</a>』を読んでライフハックにしてみる</h2>
<br />
上記の本は文献から昔の日本人は夢をどのように扱ってきたかをまとめた良書なのだが、それらを日々の自分の暮らしに活かすライフハックに翻訳してみた。<br />
<br />
<br /><b>夢には2種類ある(仏教伝来以降)</b><br />
まず、夢には大きく分けると2種類ある。<br /><ul>
<li><b>日常で見る夢</b></li>
<li><b>儀式的に見る夢</b></li></ul>
<br />
仏教が日本に入ってくる以前は「夢」は私が見ている個人的なものではなく、<br>
空とか雲とか山とか、そ言ういう「公」的なものだったようだ。<br>
起きて見てる風景と、寝て見てる風景に違いがなかったのであろう。<br>
<br>
日本は「仏教」によって「私」という概念を獲得したのである。<br>
<br />
そして、上記の二つの夢は意味というか役割が違っている。<br />
<br>
<h3>日常的に見る夢は基本的に「五臓のわずらい」で内臓の状態が夢に現れる</h3>
<br />
夢とは内臓の状態を映し出すモニターである、と。<br />
「夢判断」は夢に出てきたアイテムが象徴する意味を特定していく。それは現代で言えば科学的というより「占い」のようなものである。<br />
<br />
太古の昔はどうだったか?<br />
「夢には意味があるのではなくて内臓の状態ですよ〜」と言っているのである。<br />
心理学的な夢判断よりも、むしろ科学的な感じすらある。<br />
<br />
<br />
<h3>儀式的に見る「魂の夢」</h3>
<br />
ここで、昔の人の言う「心」と「魂」の違いを見てみよう。<br />
なんとなくだけど、現代だと「心」も「魂」も実体の無いもので似たような感じがする。<br />
例えば、「心をこめて」と「魂をこめて」の意味は同じである。<br />
ところが昔は「心」と「魂」は全く違う。<br /><ul>
<li><b>「心」</b>は自分の内臓にある。</li>
<li><b>「魂」</b>は私とは関係ない。</li></ul>
以上のようにハッキリしている。<br />
つまり、日常で見る「夢は五臓のわずらい」は、心で見る夢のことなのである。<br />
<br />
そして、儀式的に見る夢は「魂の夢」で、これは私の内臓(心)が見せてるのではく、<br />
向こう側(神々の世界)からやってくる夢で、とっても他者的なのだ。<br />
<br />
「命は魂の分霊(わけみたま)」で、<br />
私たちの命は、神々の世界からいっとき借りてるようなもので、私のものではないのだ。魂は私たち人間のコントロール下にはない。<br />
きっと日本で尊厳死が受け入れられにくいのは、そういった死生観が無意識レベルであるからだろう。<br />
<br />
話を戻して、<br />
この儀式的に見る夢にこそ「予言」が含まれている。<br />
そして儀式的に夢を見に行くことがそもそもの「お詣り」なんだそうだ。<br />
<br />
つまり、「お詣り」というのは原初的には、<br /><ul>
<li>夢を見に行く為に聖地を訪れる旅をし、</li>
<li>夢を見るために穀断ちをして「五臓のわずらい」を払い、</li>
<li>夢を見るための聖なる建物(洞窟などの自然の場合も多い)に籠る</li>
</ul>
のである。<br />
<br />
お詣りの為に行く旅はお清めでもあったのだ。旅自体が命がけだったのだろうから修行に近い。旅は「五体投地」のようなものだったのだろう。<br />
それが徐々に簡易的となって各地に詣る場所が増えた。<br />
「富士塚」を造って富士山まで行かなくても富士山と同じ御利益を受けられる、みたいな。<br />
なので、大昔から儀式神事もどんどんコンビニエンスにしてるわけで、「科学が発展した近代以降、信心が薄っぺらくなったから」というワケでもないのであろう。<br />
<br />
現地に着くと聖なる特定の場所、建物であるとか洞窟であるとかに籠り、特定のものしか口にしない「断食」のようなものを行う。<br />
ひとつは内臓を清め「五臓のわずらい」を無くす為だろう。<br />
また、断食によって夢というか「幻覚」を見やすくしてあげる効果もあったのかも知れない。幻覚は現実以上にリアリティがあるし。<br />
<br />
こうして昔の人々は「儀式的に見る夢」によって未来を占ったのである。<br />
これはかなりガチで、為政者による政治判断や、聖職者自身の身の振り方、武将が戦(いくさ)をどうするか、など重要なことを儀式的に見る夢で決めていて、「おいおいそんなこと夢で決めて大丈夫なのか?」と思ってしまう。<br />
<br />
ここでちょっと面白いのは、「魂は私とは関係ない」と先ほど書いた通り、実はこれ自分で見なくても良い。<br />
この「儀式的な夢」を代わりの専門家(魂、神の世界に通じることができる人)に見てもらうこともできるのだ。<br />
ここに「魂」と「心」の扱いが先人たちと現代人ではまるで違っていたことが伺える。<br />
<br />
ここで、さらに興味深く、重要なことがある。<br />
それは、<br />
<br />
<h3>最も重要なことは夢の内容ではなく「夢解き」。</h3>
<br />
心理学や占いの夢判断のように夢の内容が意味として固定化されてるのではなく、<br />
「見た夢をどのように解くか」の方が重要だったことである。<br />
<br />
え? どゆこと?<br />
と一瞬思うかも知れない。<br />
<br />
儀式で見た夢自体は神様が見させてくれた無味のものであるが、<br />
そこに専門家が「意味」を与えるのである。<br />
つまり、「夢の解釈」で未来の超重要な判断をしたのである!<br />
<br />
<b>え? 夢の内容どうでもいいの?? </b>的なのだ!<br />
<br />
これはとても重要なことで、<br />
例えば、A家と敵対してる武将Bがいたとする。<br />
武将Bは「そろそろいくさかなあ・・・、でも勝てるかなあ・・・」などと悩んでいたとする。<br />
<br />
そこで武将Bは夢儀式を執り行う。<br />
儀式と穀断ちで内臓・心を整えて、夢殿に籠る。<br />
そこでこんな夢を見た。<br />
「A家から弓矢が三本飛んで来て武将Bの城に刺さる」<br />
<br />
これをお抱え占師に伝えると、夢解をする。<br />
「Bお殿様、これは大吉夢でございます。矢は幸運の印、それらが三つもAからこちらBにやって来たのです!」と。<br />
<br />
武将Bは「うむ。そうか。」と腹を決め、<br />
実際に戦に勝ちA家の土地をゲットしたのでした。<br />
めでたしめでたし。<br />
みたいなことが記録にあるそうである。<br />
<br />
これ、「A家から武将Bに弓矢が飛んでくるなんて不吉じゃん!」って普通は思ってしまいそうなところ、<br />
「夢解き」で解釈を逆転させて、武将の心がポジティブになって戦に勝つ。<br />
みたいなことですよね。<br />
<br />
ちなみに、有り難い「夢解き」は売買できたそうだ。<br>
現代の感覚だとちょっとピンとこないけど、<br>
儀式で見る夢は自分由来ではなく神様からのお告げであり、<br>
そこで行われた「有り難い夢解き」も、私のものではないのである。<br>
資本主義的な所有の概念も無かったし。<br>
<br>
ひょっとしたら、漫画本や小説本といったコンテンツが自由に売買できてる現代と似ているのかも知れない。<br>
夢解きと同様、コンテンツとしての物語にも未来を変えるパワーがある。<br>
現代のコンテンツにある資本主義的な「消費」がまだ無かった頃のエッセンシャルで濃い「物語」が「夢解き」なのだろう。<br>
<br>
<br>
この「解釈こそ全て」みたいなのは、翻って現代脳科学の理に適ってるところがあって、<br />
「若いと思い込んでいる人は本当に脳が若い」と言う記事がある↓<br />
<a class="embedly-card" href="https://wired.jp/2018/08/08/brain-young-at-heart/">気持ちが若い人たちは、脳も本当に若かった:研究結果</a><script async="" charset="UTF-8" src="//cdn.embedly.com/widgets/platform.js"></script>
<br />
「昔の迷信」と「現代脳科学」の共通点がむしろここにある。<br />
<br />
古代人たちは儀式的な夢を見てそれを魂のお告げとし、「夢解き」で進む未来を決めた。<br />
<br>
現代科学で分かっていることは、自分の思い込み次第で結果が変わってしまうということ。<br>
例えば、運が良いと思ってる人は実際に運が良い現実を引き寄せる<a href="https://areablue.jp/2020/02/10/post-16469/" target="_blank">実験報告</a>があったりする。<br />
<br />
現代の占い師さんの役割も、<br />
「占いで出てきたことを上手に解釈してクライアントさんの気持ちをポジティブに転換させ、望みを叶えるサポートをする」と言う意味で、太古の昔から変わらないのである。<br />
<br />
脳の挙動を太古の昔から人類は知っていて、その根源的なところは何も変わってないのである。<br />
<br />
ただ、儀式的な夢を見る場所や儀式、夢を解く人などが限られていた古代と違って、現代では誰もが夢解きができて自分の人生に活かすことができる。<br>
<br />
私たちは「見るもの」、「聞くもの」、「感じるもの」を<br>
自由に、好きなように解釈できる。<br />
そして、その解釈通りに生きてしまうのである。<br />
<br />
<br />
だったら、<br /><span style="font-size: large;"><b>
「この世界は幸福に溢れている!」</b></span>と<br />
天真爛漫に思っていた方が良いよね。<br />
<br />
<br />
最後までお読みいただき有り難うございました。<br />
あなたの気持ちを少しでも楽にできたら幸いです!<br />
<br />
<br />
Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-29474717393640548712022-12-10T15:29:00.002+09:002022-12-10T15:35:35.969+09:00ChatGPTとの会話<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjyeOfBOoHnUvIA40ZbQAwb3u9tqijqef8FgoPIf-u1pO27DmF8TYT70xNCQc4OVvsUsa-RWvYd8cClsBSrsv9wJ7OAKxRNrRZ4k7Zn71KhuAllD6bzDk3iC9ZWXz5GrmbeL0MGwj730r81AB8VIVjtqaTfyipENA4ErB3YGhdv6o3nzklgE4A/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-12-10%2015.15.08.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="468" data-original-width="932" height="321" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjyeOfBOoHnUvIA40ZbQAwb3u9tqijqef8FgoPIf-u1pO27DmF8TYT70xNCQc4OVvsUsa-RWvYd8cClsBSrsv9wJ7OAKxRNrRZ4k7Zn71KhuAllD6bzDk3iC9ZWXz5GrmbeL0MGwj730r81AB8VIVjtqaTfyipENA4ErB3YGhdv6o3nzklgE4A/w640-h321/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-12-10%2015.15.08.png" width="640" /></a></div><b>複素数とクオリアは関係がありますか?</b><br />
<br />
複素数とクオリアとの関係は、複素数を用いることで、クオリアを表すことができるということです。<br />
複素数は、実数と虚数を組み合わせた数学的概念であり、複素数は、実数や虚数と同様に、量子力学の理論的推論において重要な役割を果たします。複素数は、量子力学において、基本的な量子状態を表すために、実数や虚数よりも複雑な数学的概念として扱われます。<br />
そのため、複素数を用いることで、量子力学において、基本的な量子状態を表すことができます。複素数を用いることで、量子状態を表すことができるため、複素数は、クオリアとの関係があると言えます。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVX2WX6J-CQeRT65peQ8bhi8YZBKmnx4Hg-MpBzDYgldAsWx5lvMZWd1fJgEhlzlUc8l3H0gUnj1y49GxOuzYKv37Yw5YY5xn8fioJ5GLfPvfghwB5d8n7teDYwnXv5b39WvSyAFxdL0JKdT4SF1yfkpOF25sKhqKcoaYuw54SLscEwpQG2kE/s928/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-12-10%2015.20.18.png" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="518" data-original-width="928" height="357" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVX2WX6J-CQeRT65peQ8bhi8YZBKmnx4Hg-MpBzDYgldAsWx5lvMZWd1fJgEhlzlUc8l3H0gUnj1y49GxOuzYKv37Yw5YY5xn8fioJ5GLfPvfghwB5d8n7teDYwnXv5b39WvSyAFxdL0JKdT4SF1yfkpOF25sKhqKcoaYuw54SLscEwpQG2kE/w640-h357/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-12-10%2015.20.18.png" width="640" /></a></div>
<b>どのようにしてクオリアを複素数で表しますか?数式で答えてください。</b><br />
<br />
量子力学において、クオリアを複素数で表すには、次のような数式が使われます。<br />
<p>$$\alpha = \begin{pmatrix} \alpha_{1} \ \alpha_{2} \end{pmatrix} = \alpha_{1} \begin{pmatrix} 1 \ 0 \end{pmatrix} + \alpha_{2} \begin{pmatrix} 0 \ 1 \end{pmatrix} = \alpha_{1} \begin{pmatrix} \begin{pmatrix} 1 & 0 \end{pmatrix} \ \begin{pmatrix} 0 & 1 \end{pmatrix} \end{pmatrix}$$</p><br />
ここで、$\alpha$はクオリアを表す複素数であり、$\alpha_{1}$および$\alpha_{2}$は、それぞれ実数または虚数です。この数式を用いることで、クオリアを複素数で表すことができます。<br />
また、この数式は、クオリアを複素数ベクトルとして表すことができるため、量子力学の理論的推論において、より複雑な計算が可能になります。クオリアを複素数で表すことにより、量子力学の理論的推論がより深く、より複雑になることが期待されます。<br />
<br />
<br>
<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6" target="_blank">ソーカル</a>さんか??<br>
<br>
<br>Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-64416166861204271302022-11-28T10:07:00.005+09:002022-11-28T10:19:05.842+09:00ガブリエルガブリエラ新作物語絵『子守歌の国』<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgINgoJtbnaiZ1UzH1154KDQzTf45nObuWM3c1_TY4PV936S82h0DQMJEWBRaDUdX9xoPw21sCLeRDAShj1U3DiJyAWUevbqbRd8IEh7E8XJnF3HPJm2kxZT1qBZHDgHisZ05XtznZFBdo_Li-dftKkuJeTkP7PRQZkdL_XslcAy02Bju2SG4s/s2940/%E5%AD%90%E5%AE%88%E5%94%84_2000.jpg" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2940" data-original-width="2000" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgINgoJtbnaiZ1UzH1154KDQzTf45nObuWM3c1_TY4PV936S82h0DQMJEWBRaDUdX9xoPw21sCLeRDAShj1U3DiJyAWUevbqbRd8IEh7E8XJnF3HPJm2kxZT1qBZHDgHisZ05XtznZFBdo_Li-dftKkuJeTkP7PRQZkdL_XslcAy02Bju2SG4s/w436-h640/%E5%AD%90%E5%AE%88%E5%94%84_2000.jpg" width="436" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">
子守歌の国<br />
イメージサイズ:331×227mm<br />
額装サイズ:512×403×35mm<br />
インク ペン グワッシュ パステル 雲母 洋紙 2022年<br />
</td></tr></tbody></table>
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<br />
<div style="text-align: center;">
<b>『子守歌の国』</b><br />
<br />
ようらんか(揺籃歌)のりんご(林檎)にのって<br />
“ 子守歌の国 ”にゆこう<br />
<br />
“ お利口さん ”になると<br />
落っこちちゃうよ<br />
<br />
りんご(林檎)のゆりかご(揺籃)<br />
ゆらゆらと<br />
<br />
おなかすいたらりんご食べ<br />
<br />
りんごの気球は<br />
<br />
虹の彼方に<br />
<br />
<br />
Naoko Shibuyaさん作曲『小さな精霊の庭』による映像詩もご覧ください↓<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/WHVKfFEhxUU" title="YouTube video player" width="560"></iframe>
</div>
<br />
<br />
<br />
<h3><原画をご覧になりたい方へ></h3>
2022年12月3日(土)13:30〜18:00<br />
【ギャラリー13月世大使館】 OPEN DAYです!<br />
入場無料、予約無しで御来廊いただけます。<br />
<br />
精霊たちに会いにぜひ御来廊くださいませ。<br />
詳細 ▶︎ <a href="https://13moon-gallery.shopinfo.jp/posts/38594469" target="_blank">《林檎に乗って 虹の彼方に》展</a>
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<div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnlicEwG3JJV2XE57OIEk966trmlevQj52Y5kLopDoNOVRbDZX3q3a9bMTmrJ7aHz_r_9juNyUjKMdA9AJM67ZDBjE3dAbqjzzE2u7O-bDMrl7hOON7Ffh1LDhdzaxG2IPsZzMR3ikkDEMG-X1mOVgs8WTS8JD40U15ioohwMcEVhI9xEj7BA/s1915/275202877_931247080921621_8474153155897280098_n.jpeg" style="display: block; padding: 1em 0px; text-align: center;"><img alt="" border="0" data-original-height="1915" data-original-width="1436" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnlicEwG3JJV2XE57OIEk966trmlevQj52Y5kLopDoNOVRbDZX3q3a9bMTmrJ7aHz_r_9juNyUjKMdA9AJM67ZDBjE3dAbqjzzE2u7O-bDMrl7hOON7Ffh1LDhdzaxG2IPsZzMR3ikkDEMG-X1mOVgs8WTS8JD40U15ioohwMcEVhI9xEj7BA/s320/275202877_931247080921621_8474153155897280098_n.jpeg" /></a></div>
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<br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-36193629.post-80491768925502604762022-11-16T12:07:00.024+09:002022-11-16T12:15:03.077+09:00宗教と信仰と祈り<blockquote class="twitter-tweet"><p dir="ltr" lang="ja">宗教と信仰は違う<br /><br />そして「祈り」という行為もまた<br />宗教や信仰とは違う<br /><br />ような気がする<br /><br />95年の衝撃で<br />遠ざかりつつ隠しつつ紡ぎ直してきた透明な織物が<br /><br />姿をあらわす予感がする</p>— 武 盾一郎 Take Jun Ichiro. (@Take_J) <a href="https://twitter.com/Take_J/status/1558470476951093248?ref_src=twsrc%5Etfw">August 13, 2022</a></blockquote> <script async="" charset="utf-8" src="https://platform.twitter.com/widgets.js"></script>
<br />
<blockquote>宗教と信仰は違う<br />
<br />
そして「祈り」という行為もまた<br />
宗教や信仰とは違う<br />
<br />
ような気がする<br />
<br />
95年の衝撃で<br />
遠ざかりつつ隠しつつ紡ぎ直してきた透明な織物が<br />
<br />
姿をあらわす予感がする</blockquote><br />
<br />
<br />
<br />
「あなたの宗教はなんですか?」 と聞かれたら<br />
「どこの宗教にも属してません」と答える。<br />
<br />
宗教に属してない方が「まとも」という感じすらある。<br>
神社仏閣に詣に行くのはとても好きなのに、<br>
宗教に対してとてもネガティブなイメージが付きまとう。<br>
<br>
<br>
宗教そのものがダメなのではなくて<br />
宗教法人という制度や政治と癒着した宗教法人の在り方が宗教を気持ち悪くさせてしまっている。<br>
<br>
宗教法人制度の改正が必要で、<br />
それは端的に宗教法人の課税対象化なんだろうけど、<br>
なぜかその話は聞かない。<br />
<br />
<br>
<br />
<br />
なんとなく置き去りになっている「宗教」と「信仰」と「祈り」。<br />
でも実は誰にとっても重要なことなのだ。<br />
<br />
作品の中にこの置き去りにされている<br>
「宗教」と「信仰」と「祈り」を織り込んで行きたい。<br>
といつも思ってる。<br>
<br>
<br /><br />Take Jun Ichiro.http://www.blogger.com/profile/03982728346072570349noreply@blogger.com0