線譜の仮説

星野智幸コレクション(人文書院)Ⅳ巻『フロウ』装画

すべての物質には意識がある


宇宙は「無」から産まれたとされているけど
それよりも先に意識(または「愛」でもいい)があった

意識(愛)というエーテルのようなもの


そこに「ゆらぎ」が生じ
一気に空間が膨張して(インフレーション)
物質が生まれた(ビッグバーン)


物質という無生物は受信器官がないので「夢」の中にいて夢を見ている
宇宙に存在する物質はほとんどが無生物だろうから宇宙は壮大な「夢」なんだ


生命体が感覚器官を持ち始める
すると、夢に外部からの情報が混ざる
その状態を僕らは通常の「意識」と呼んでいる



すべての物質は音楽を奏でている


無意識的に響き合う物質が原子、そして分子を形成して物体になり、楽曲に成って行く

それらの音楽は感覚受信器官を持った生命体が出現するのを
ずっとずっと何億年も待ちながら音楽を奏でていた


僕達の見る風景は全て音楽なんです



という仮説のもとに線譜を描いています

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