13月世大使館工事再開2日目

13日から上尾のアイプロさんにお願いした大工工事が再開されました。
24日のクリスマス・イヴに終了する予定です。
13月世大使館らしい日程です。


1日目

階段下の収納スペースの床がふかふかだったので上から板を張ってもらいました。
ビフォー
階段下の収納の床


ギャラリー出入口側の壁を平らにして貰いました。
工事前
ギャラリーの壁


2日目


ギャラリーと居間の間の壁を平らにしてもらいました。
工事前
ギャラリーから居間への壁(下側)


天井まで壁を平らにして貰いました。
ビフォー
ギャラリーの壁の上


着々と綺麗になっております。
どうも有り難うございます。

13月世大使館の初仕事・サイベリアン猫のゴマちゃん肖像画

線譜『サイベリアンのゴマ』
60×60cm キャンバス アクリル絵の具 2018年

13月世大使館の初仕事はサイベリアン猫のゴマちゃんの肖像画の依頼でした。

ゴマちゃん

無事にご依頼主様にお渡しすることができました!


ご依頼主様にも喜んで頂けまして嬉しい限りです!

ゴマちゃん制作プロセス画像

【羽化の作法 75】現在編武版〈2018年の三大ニュース〉

こんにちは。武盾一郎です。12月まだ残りはありますが今年も良い年でした!

ところで、あなたは今年の抱負はなんだったのか覚えてますか?
自分でもすっかり忘れてたので、ちょっと確認してみました

1・勉強する
2・ネットの活用をちゃんとする
3・元気!

何を思ってこんな抱負にしたのかも思い出せません。ちゃんとできたかも微妙です(苦笑)

3の「元気!」だけはちゃんと遂行できたかな、と思いましたが、そういえば今年、手術で入院したのでした。ただそれは、二年近く嗅覚が戻らないから思い切って手術に踏み切った入院なので、総じて元気だったと言えるでしょう。

掲げた抱負は忘れてしまってたのですが、ざっくりした印象ではとても良い年でした。それは物事を楽観的に捉えるられるようになってきた成果かもしれませんが、実際に前進してると思うのです。多分。

twilogでツイートを振り返ってみると色々思い出します。便利ですねツイログ。


●いくつもあった初挑戦

2018年1月は高校の同窓会に出席しました。私のような自称芸術家なんて、他にいないだろうと思って気が引けていたのですが、思い切って参加してみたのです。これがきっかけで「猫肖像画」の依頼が来ました。

リクエストは線譜のようなモノクロではなくて、着彩にして欲しいとのことでした。大きさも線譜で描いていたサイズよりも大きい。

一瞬戸惑いましたが、久しぶりにキャンバスにアクリル絵の具で描くことにしました。これには相当時間がかかりました。画材がいつもと違うので、思うように描けなかったり、サイズも質感も今まで通りではないので、試行錯誤を繰り返しました。

しかし、「着彩線譜を描けるようになる」目標を掲げていたので、ちょうどいいキッカケとなりました。いつもそうなのですが、「思いもよらない形」で目標に近づく偶然が訪れるのです。縁とは不思議ですね。本当に有り難いです。


2月にはいつも参加させていただいてる、代官山アートラッシュに出展します。今年はアートラッシュに3回も出品しました。

また、「Casie(かしえ)」という絵画レンタルのサービスに、2017年10月に登録したのですが、今年の2月にCasie主催のオークションに出展しました。初の試みでしたが、ありがたいことに出品作品は完売致しました。

「Casie(かしえ)」のWEBサイトの所属作家インタビューに、私のページがあります。
https://casie.jp/artist_junichirotake/

そして、今までアトリエとして使っていた「建て増し小屋」をショップにしようと改築を始めました。中断してしまいましたが、ようやく地元のリフォーム会社アイプロさんにお願いして、工事を終わらせる目処が立ちました。

経緯は前回デジクリ記事にあります。
羽化の作法[74]現在編 13月世とガブリエルガブリエラ

自宅をギャラリーにすることは前からやりたかったことで、2012年に「自宅オープンアトリエ・世界征服研究所」として自称オープンしました。そのことが2012年2月のデジクリに書いてあります。

武&山根の展覧会レビュー 特別編 こうして自宅がオープンアトリエになった


実際には「たまに知り合いが来て飲む」というものだったのですが(笑)、それでも当時はそれがオープンアトリエだと思っていたのです。まずは自宅に人を呼ぶところからですからね。

そして今度は、ポオ エ ヤヨさんとのユニット「ガブリエルガブリエラ」で運営します。いよいよ「人を呼ぶ」の次のステップ、「場を回して運営する」を実践する感じで、本当にやりたかったことに近づいてるんだなあと実感します。


3月に好酸球性副鼻腔炎で入院します。そのことはデジクリにも書きました。

羽化の作法[58]入院と13月世大使館工事


そして、今年の三大ニュースの一つ、上のデジクリ記事にも書いてあるのですが、『詩とファンタジー2017』賞イラストレーション部門・優秀賞に『仔猫タムの誕生』が選ばれたのでした。

「ネズミに恋したネコのタムちゃん」シリーズ
線譜『子猫タムの誕生』
26×26cm ペン画 2017年
あるところに大きなお屋敷でひとり暮らしていた老人が野良猫を拾って来ました。
しばらくして野良猫に赤ちゃんが生まれました。


授賞の電話を受け取るというのも初体験でした。しかも、入院初日というのがちょっとマヌケな感じです。そして、なんと「詩とファンタジー」は休刊してしまうという、嬉しいんだか残念なんだか分からないようなオチもありました。


4月。前年に依頼されていた肖像画線譜、『ルミエットの夜想曲』が完成しました。

線譜『ルミエットの夜想曲』
φ210mm ペン画 2018年

依頼で誰かを描いたことがなかったので、これも初挑戦でした。人体の登場する線譜の最高峰を描く意気込みで挑みました。ご依頼主様にも喜んでいただけたようで、嬉しかったです。




5月。参宮橋Picaresqueギャラリーに納品している線譜が、ようやく久々に売れました。胸のつかえが取れたような晴れやかな気持ちになりました。



また、「タイムバンク」のリワード申請で、ヴァイオリンケースに線譜を描くことになりました。

いままでヴァイオリンケースに描いたことはなかったのですが、とても「線譜」らしいと思い、緊張しつつも張り切って制作しました。かつて布用ペンで服に描いてたことがあったので、過去の「売れない制作」が役にも立ちました。


6月にリワード申請した方から、ヴァイオリンとの写真を送って頂いたのが、以下の画像です。


続けてタイムバンクのリワード申請が来て、スニーカーにも線譜を描きました。

スニーカー線譜 2018年


7月。今年の三大ニュースの二つ目が個展開催です。参宮橋Picaresqueギャラリーでの初個展『0.03』を開催しました。6月30日〜7月29日。デジクリでも書いてます。

羽化の作法[65]現在編 瞑想の続きと個展『0.03』


そして同月、今年三大ニュースの三つ目が来ます。

『構造素子』で第五回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞した樋口恭介さんから、「小説すばる」に掲載する新作短編『輪ゴム飛ばし師』の扉絵を描いて欲しいと、ツイッターDMで連絡が届きました。

樋口さんとはツイッターで出会いました。以前に彼のノイズ音楽を私が気に入ってツイートしたのを覚えていてくれて、それが縁での依頼でした。

当時、彼はまだ小説を発表してなかったようです。その時のやり取りが、後に仕事に繋がるなんて、不思議というか、有り難い限りです。




8月に依頼されていた猫肖像画に本格的に着手します。個展、アートラッシュTシャツ展、扉絵制作、猫肖像画制作、と充実した夏でした。


9、10月。中断したままの13月世大使館を自力で大工していたのですが、まるで終わらないので、工事が暗礁に乗り上げてしまいます。これには本当に困ってしまいました。猫肖像画の試行錯誤も続きました。このあたりは辛抱の時期でした。


11月。代官山アートラッシュ『カオスな夜』展に、久しぶりにガブリエルガブリエラで参加しました。ガブリエルガブリエラとしては7回目の展覧会です。今回のアートラッシュでの、ガブリエルガブリエラ展示の売上は今までの最高額でした。

樋口恭介さんも展示を観に来られて、少しお話しできたのはとても嬉しかったです。




12月。猫肖像画をご依頼主様に渡せました。




喜んで頂けたようで本当に嬉しかったです。

13月世大使館の工事が13日から始まります。今年の2月からずっと家が工事中なので、早く終わらせたいです。

以上が今年一年の流れでした。


●来年の抱負

去年の「来年の抱負」は忘れてしまったし、進む方向とはあんまり噛み合わなかったので考え直してみました。

1.13月世大使館の運営を開始し、回せるようにしていく
2.心地良く突き抜けた作品を作り、売っていく
3.元気!


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デジクリ掲載

【羽化の作法 74】現在編 13月世とガブリエルガブリエラ

ガブリエルガブリエラ

こんにちは。武盾一郎です。近況報告です。

12月3日まで代官山アートラッシュ『カオスな夜展』に、ユニット「ガブリエルガブリエラ」と、ポオ エ ヤヨ・武 盾一郎のソロ作品を展示しております。お時間のある方はぜひお立ち寄りください!

第七回展覧会『金色野原の小さな精霊たち』(ガブリエルガブリエラブログ)


●13月世について

「ガブリエルガブリエラ」で表現しているのは「13月世の物語」です。「13月世」とは「この世(12月世)」と織りなして存在する、もうひとつの世界です。

物質や肉体がある物理的なこの現実世界に対して、言ってみれば魂や霊や精神や心の世界です。

ひとことで言うと「ファンタジー」になります。ファンタジーとは現実逃避のための虚構と捉えてる人もいるでしょうが、「嘘のような本当のこと」かも知れないと思っています。

それはどういうことかと言うと、この現実世界は物理法則に支配されていますよね。その法則を使ってどんなに頑張って解き明かそうとしても、今のところどうにもならない「意識」の問題があるからです。

脳科学がどんなに進歩しても、「ではなぜその脳から意識が発生するのか?」ということについてはまるで分かってないようなのです。

とは言うものの、科学は意識の謎を前に手をこまねいているわけではなく、様々な研究がなされてるようです。その中で現在最も注目されているのが「意識の統合情報理論」というものです。

「特定の公理から出発して、情報の統合の度合いを表すΦという数値を導き、その値が高ければ意識が生じると考える」理論だそうです。現在これでサルの意識が確認できた、とのことです。

サルの意識は確認できた、統合情報理論で存在を証明

ただ、この理論に基づいて意識を持つ機械を作ったとしても、「本当に意識が宿ってるかは外から見ても分からないではないですか!」と言うツッコミは否めません。

そこで、『脳の意識 機械の意識』の著者、渡辺正峰氏は、脳を半球に分けて片方を機械と繋げば機械に意識をアップロードできると主張してます。

第21回AI美芸研(2/4)渡辺正峰公演「意識の脳科学ー人工意識による仮説検証から意識のアップロードへ -」


このプロジェクトは、20年後に開始されるようです。

人工意識研究は「なぜ意識が生じるのか?」ではなく「意識があることにする」という自然則としてのアプローチで、謎に迫っていくようです。

意識が自然則になると、「なぜ意識があるの?」という問いは除外されますよね。「なんで運動量は保存されるの?」とか「なぜ光速は不変なの?」とか「なぜ重力があるの?」とか、問いても無駄なことで科学は支えられています。

それに「意識」を加えようとしているのです。それは物凄く革命的なことでしょう。

ただ、この方法で意識の謎が解明されていったとしても、意識の世界が掌握されたような気はせず、むしろ神秘として温存されたようにも思えてくるのです。

例えるなら、月にうさぎがいないことが科学的に分かっても、夜空に月を見つければ相変わらず神秘的な霊的な気分になるような。

科学技術が強大な力で前進していく社会に私たちは生きていきますが、その事とは別の次元で、私たちは心を豊かにさせる遊びや戯れがもっと必要になってくると思います。それには、神秘や霊性を感じることがとても重要だと私は信じています。

ただ、ちょっと心配なのは、現実と神秘が分離してしまうことです。

私たちは月にはかぐや姫もうさぎもいないことは知っていながら、お月様の神秘を愛でています。現実は現実、神秘は神秘、と。もちろん別けて把握することは悪くはないのですが、実はそれは繋がっている、ことを感じているって大切な気がするのです。

神秘や霊は特別な場所にあるわけでもありません。今ここに、あなたのいる現実の時空に織り込まれて、あるのです。

ひょっとしたら、神秘を感じる霊的な世界が「元」で、この現実世界はその射影なのではないか? とすら思うのです。科学が示す事実と神秘は本当は映し鏡のような双子なのかも知れない、と。

それは信仰のようなものなのか、または単なる妄想かも知れません。しかし、ひょっとしたら真理に近いのかも分かりません。

科学が意識の謎を解き明かしてくれるのを期待してはいるのですが、現在の科学はメカニズムを解明して力(force)を手に入れる一辺倒という感じもしなくもないのです。私が知りたい意識のこととはベクトルが違う感じがして、結局、私が知りたいことは謎のままのような気もしてきます。

だからこそ芸術があるのでしょう。その神秘の世界を「13月世」と名付けて物語を綴るのがガブリエルガブリエラの仕事なのです。

「ファンタジーとは嘘のような本当のこと」そんな気持ちで制作していますので、ぜひとも作品を観て頂いて、もしお気に召されたなら、お求め下さるとと幸いです。


●13月世大使館

「13月世」の話の続きなのですが、今年から自宅のアトリエとして使っていた小屋部分を「13月世大使館」という名前のプライベート・ギャラリーにして、ガブリエルガブリエラの二人で運営しよう、ということで工事を始めました。

いろいろあって工事が中断し、未だに工事中なのですが、ようやく外壁までの工事着工の目処が立ちました。本日11月27日、デジクリが届く頃には、これからの工事をやってくれる新たな大工さんとの、打ち合わせを終えてるところでしょう。

工期が長引いてしまったので、部屋と外壁で取り敢えずの完成とし、外庭と屋根は後でやることにしました。大工さんの工事の後に、パテ埋めなどの補修を、デジクリで長いことチャット・レビューをやり続けてきたヤマネ氏に頼もうと思ってます。

彼は今補修の仕事をしてまして、次期社長になるかも知れないという出世ぶりなのです。忙しそうなので実現するかは分かりませんが、もしヤマネにやってもらえたとしたら本当に嬉しい限りです。

その後、ペンキ塗りと居間の床はりは自分たちでやります。ペンキは白塗り、居間と台所の床はモノトーン市松模様にしようと考えてます。そして家具や室内装飾を設置したら完成です。

なんとか来年2019年の2月までに完成させたいです。そして、運営を始めて、しばらくしてから庭や屋根を綺麗に工事できたらと考えております。

ギャラリーから居間を見る


居間からギャラリーを見る


ギャラリーメインの壁


ギャラリー入口側


外観


運営ですが、最初は予約制にして月に二日くらいオープンする予定です。依頼の仕事の打ち合わせ場所としても活用します。そして、ゆくゆくは撮影などに貸し出すことも出来たらいいなあと思っております。

これで、活動拠点が出来上がります。ようやくアーティストとして社会に一歩を踏み出せる気持ちです。


●ガブリエルガブリエラ発足までの道のり

95年に新宿西口地下道段ボールハウスに絵を描くことから自称芸術家を始め、10年以上に渡り、アクティヴィストとアーティストの両方を兼ね備えたような活動をしていました。

2009年の個展『Real FanASIA』からは「作品を描いて売る」という、社会の中にちゃんと入れてるアーティストとして生きて行こうと決めました。

しかし、その後、売れることなく、2011〜2012年は稼ぎがほとんどありませんでした。それなら近所の雑草を毟って食べればいいじゃないか、と早朝に散歩しながら雑草を探して食べたりしていました。

作品の売上と依頼の仕事だけで生きて行きたかったので、お勤めに就くことを拒んできたのですが、依頼も売上も全くありません。雑草をむしりながら、労働している人たちを見ると、ものすごく悲しく落ち込んでしまうのでした。

段ボールハウスに描いていた当時は、社会から外れている自分が痛快でもあったのですが、この頃ではすっかり惨めな気持ちになってしまうのでした。

これではさすがにまずいと思い、ハローワークに通いました。すぐに仕事が見つかると思いきや、絵を描きながら働けるような短時間労働はみな女性向けで、なかなか見つかりませんでした。

2012年の春先から職を探し続け、見つかったのは10月過ぎでした。仕事は牛乳配達でした。最初は社有車を借りて配達し、月収三万円でした。一年間それで働きました。

一年後に中古車を買いました。車種は「スバル」の「サンバー・ディアス・クラシック」95年車です。自分の車を持ち込むと配達の収入は大分増えます。

この車はとても可愛くて今でも気に入って乗ってるのですが、軽ワゴン車を探してる時に、ポオ エ ヤヨさんがネットで見つけてくれたのです。

ポオ エ ヤヨさんとは、僕が雑草を食べて暮らしてる2012年に初めて会いました。前年、同じ市内に住んでいる画家をツイッターで探してたらた、またま見つけてフォローしていたのでした。

「お互いに作品を見せ合いっこしませんか?」と声をかけてみたのです。

私の家で作品を見せ合いました。私は大きいサイズの線画、ヤヨさんは小さいサイズの細密水彩画。小学生の頃に描いた漫画を見せ合うような、中学生の時に好きなミュージシャンのアルバムを聴かせ合うような、ドキドキがよみがえります。

そして、その時、何の気なしに私の線画の前にヤヨさんの絵を重ねて置いてみたのです。すると、不思議。なぜかすごくしっくり来たのです。二人ともこれにはすっかり驚いたのでした。

当時のヤヨさんは国際幻想芸術協会・IFAA(アイファ)にも所属しておらず、絵を発表する展示のあてもありませんでした。そして「パニックなるので電車に乗れない」と言っていました。

私も2011年の震災後から、混んでる電車に乗ると怖くなってしまう状態に悩んでいたので、そんなところでも意気投合しました。展示のあてもない、作品を売るあてもない、電車に乗ることもままならない二人でした。

「まずは電車に乗れるようになることからだよね。電車で東京に行って帰って来よう」

今思えば、これが二人の共同作業・コラボレーションの始まりでした。

それから二年後の2014年、二人はアートユニット「ガブリエルガブリエラ」を立ち上げます。一つの絵の中で二人がコラボレーションする、段ボールハウス絵画の画法で「13月世の物語」を紡ぎ始めたのでした。

ガブリエルガブリエラが「13月世」というファンタジーを作り、そこに幸せそうな精霊たちを描いているのには理由があります。

この現実世界(12月世)でうまく立ち回れずに苦しみ、悪態をつく人も、内には心の美しさを隠し秘めているもの。そんな心を描いているのです。なので、どんな状況も、とびっきりに美しく描くのが私たちの使命なのです。

「13月世の物語」に触れた時に、秘めたるあなたの美しさに気が付き、そしてまた現実世界で元気に生きて行けますように。

痛手を負った後の人生、失敗してしまった後の人生、大病を患ってしまった後の人生、もうそんなに若くはないから、手遅れだから、と諦めてしまわないよう、そんな再生への祈り。

そういったちょっとツラく重暗い感じのことが根っこにはあるのですが、それらを乗り越えて陽気にハッピーにいきましょう! というのがガブリエルガブリエラなのです。

今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。(つづく)


【武盾一郎(たけじゅんいちろう)/年内にもう一つ大きなラッキーが欲しい】

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13月世大使館の様子(2018年11月25日現在)

2018年11月27日(火)、明後日に大工さんが下見に来ます。

うまく行けば今年中に工事してもらえそうです。

その後に、パテ埋めを頼み、ペンキ塗りを自分でやります。
その後に、居間の床貼りを自分でやります。
その後に、家具や装飾を取り付けます。

これで一応の完成となります!

来年の2月までには終わらせたいです。

ギャラリーから居間を見る

居間からギャラリーを見る

ギャラリーメインの壁

ギャラリー入口側

外観