ネコヤナギ
花言葉は自由、開放的、率直、自由な心、気まま、親切という意味があるネコヤナギ。
1月20日、2月12日の誕生花としても知られていますが、ヤナギの一種であるナコヤナギは、あまり見かけることがなくなったという人もいるでしょう。
元々は山間部の渓流から、市街に流れる小川など広く川辺に自生する植物だったのですが、都市部の開発も進み徐々に自生するネコヤナギを見かけるチャンスは少なくなってしまいました。
ネコヤナギは、初夏になると綿毛に包まれた種子を飛ばし、銀白色の毛で花穂がとても目立つ姿が印象的。
ネコヤナギと呼ばれる由来はこのふわっとしたところが、ネコのしっぽのように見えることからつけられたといわれています。
風にゆらゆら流されていくネコヤナギの花穂、その自然の流れととともに移動する姿は自由の象徴かもしれませんね。
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クフェア
花言葉は自由気まま、立派、家庭愛、切ない思い、見事などがあります。
ちょっと聞きなれない花の名前という人もいるかもしれませんが、クフェアはミソハギ科のタバコソウ属で、ハナヤナギという別名もあります。
開花時期は暑い8月~10月。お花の色は白や淡いピンク色で北米には250種類ものクフェアが分布しています。
とても和風な魅力があるクフェアですが、原産地はメキシコや南米のグァテマラ。ラテンの激しいリズムの中で、ひっそりと育つ姿を想像するとミスマッチでありながらも、自由奔放な生活がイメージできますね。
名前のクフェアはギリシア語の「曲がる」という意味からきたもので、日本にやってきたのは明治時代。
日本ではあまり馴染みのない品種かもしれませんが、もし入手できることがあったらいつも生活に追われて疲れている大切な人へプレゼントしてあげましょう。
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シモツケ
花言葉は自由と気まま。
可憐に咲くシモツケは栃木県の「シモツケの国」から来た名前で、北海道から九州にかけ日本の山地に生息している植物です。
珍しい品種ではありませんが、はじめてシモツケが発見されたのが栃木県だったために、シモツケがそのまま名前になったという由来があります。
昔から庭木として愛され、春になると優しい淡いピンク色の花が満開に。季節を変えて秋になると葉が綺麗に赤く紅葉するので、四季を楽しめることも魅力でしょう。
花言葉の自由や気ままという言葉からは、ちょっと想像できない静かな印象がありますが、季節の流れとともに自分の魅力を一生懸命披露する姿に意思の強さを感じます。
自由に自分を表現したい、そんな人にもピッタリのシモツケ。
自然に生息している花を摘んで、誰かにプレゼントしたくなります。
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ラークスパー
花言葉は自由気ままな暮らしという意味があるラークスパー。
他には活発や陽気といった意味もあり、元気な人にプレゼントしたくなりますね。
ヒエンソウ属という種類で、南ヨーロッパ原産の一年草の植物です。
葉の先端が細くとがりすっと背筋を伸ばしたように、茎に穂状の花を咲かせます。
発育すると1メートルほど丈まで育つので、満開に花が咲いたときは豪華に見えるでしょう。
ラークスパーは花の後ろに突起部分があり、そこがヒバリの蹴爪のように見えるためにラークスパーという名前が付いたという由来があります。
和名のチドリソウ、エヒンソウという名前は自由に空を飛ぶ鳥たちをイメージしたのかもしれません。
広い空、誰のことも気にせずに思い切り好きなところを飛び回りたい。そんな願いを持っているのは、きっと皆さん同じでしょう。
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ダイモンジソウ
花言葉は自由、好意、情熱、恋愛に関する意味があり好きな人にプレゼントすると喜ばれます。
ダイモンジソウはユキノシタ属で高山に自生する植物、岩場でもたまに見かけることも。
品種が色々あり、花の形や葉の形などバラエティーに富んでいるので、あらゆる場面で贈り物としても利用されています。
ダイモンジソウは英語でロックフォイルという名前があり、岩場という自然の風景の中でダイジモンジソウが引き立てられる姿がイメージできますよね。
上から見ると漢字の大の字に見えるので大文字草という和名がつきました。
自由自在に魅力を変え、自然の風景と柔軟にマッチするダイジンモジソウ。小さな花なのに存在感があるのは、きっと自由に美しさを発揮しているからでしょうね。
「花言葉で自由を表す5つの花とは」より
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