模様のようなもの

好きな音楽を聴くと胸がキュンとしたりします。

胸が揺れ動いたり、高鳴ったり。

それが好みの曲かどうかを判断するひとつの基準です。

思春期の頃、どうして音楽を聴くと胸がキュンとなるのか不思議でたまらなかった。ずっとこの中に居たいと思ったものだった。


視覚でも似たようなことが起こる気がする
音楽ほど強烈に瞬間的に響かないのですが、

ほのかに「ニュゥ」って感じ。


そういう「作用」を起こす視覚芸術として「模様のようなもの」があると思ってます。


植物が生える形態の法則性を模したもの
雲や波のようなフラクタルを模したもの
草や木の枝のように絡まって見える状態を模したもの


これら「模様のようなもの」はどこか音楽的な気がしています。


具象から抽象に進化するセオリーの抽象画とはちょっと違う「原初的な抽象」ってあるような気がしています。



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