線譜の構造について

る線譜の構造「絵から音楽が聴こえてきてそれらは詩でもある」


抽象度で言うと詩が最も高い

最初に生まれてくるのは詩である
(この場合の詩とは言葉ですらない状態)

詩が僕達の世界に近づいてくると
美しい音楽を発生させる

詩が音楽と成りながら僕達の棲む身体世界に降りてくる
その情報を場ごと捕獲する支持体が絵である
(抽象度の位置エネルギーが下がって絵に代わる。その時に出現する莫大なエネルギーをなんとかして絵に閉じ籠める)

その作品を再生させるのは鑑賞という主観的な行為で
作品から音楽と詩が幽かでもいいから観測できたら
作品は完成する


一方
紙とペン側の具体的な世界から見てみると

これらの紙とペンという物質を使って
詩と音楽という抽象度の高い場の情報を掴みに一気に駆け上がる、または徐々ににじり寄るのが
描くという身体行為である




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線譜
詩が生まれ 音楽に成り 絵に代わる

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