クンバハカ=IAP呼吸法

ネズミに恋したネコのタムちゃんシリーズ
〖 夏雨のカノンは螺旋の虹を描く〗展に初出品します!
オープンデー
✦ 6月22日(土)13:30〜18:00
✦ 6月30日(日)13:30〜18:00
(予約無しでご高覧いただけます)
場所:十三月世大使館


ヨガ行者として有名な「中村天風」が「クンバハカ」というのを説いています。

「クンバハカ」とは何かというと、
1.お尻の穴を閉じる
2.おへその下「丹田」あたりに力を入れる
3.肩の力を力を抜いて下げる

以上の3つを常に保つ、というとてもシンプルなことで、
これを心掛けていると、ありとあらゆることに良い、と言われています。

ただこれ、上記の3つ「肩を落として」、「丹田に力を入れて」、「お尻の穴を閉める」のを同時にやるのは割と難しいのです。



私はこれを瞑想する時に腹式呼吸と一緒にやっていました。

瞑想の時の呼吸時間は「4-7-8呼吸法」で、
1.4秒で息を吸う
2.7秒止める
3.8秒で息を吐く
です。


なぜ「クンバハカ」を取り入れようと思ったのかというと、
かつて腰痛にとても悩まされていた時に、
「普段から肛門を閉めてると良いらしいよ」と教えてもらったことがあって、
「ふ〜ん」と思いながらも、なんとなく気を付けていたら
腰痛が段々良くなってきた実感がありまして、
「クンバハカ」を知った時に、「お尻の穴を閉じる」とあることから、
「これも良さそうだな」って思って実践していたのです。

と言ってもガチでやっているわけではなく、
一回5分程度の瞑想を4-7-8呼吸でクンバハカと一緒にやる、という感じです。



そして、最近話題の呼吸法に「IAP呼吸法」というのがあることを知りました。
腹式呼吸は息を吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹を凹ませますが、吐く時もお腹を膨らませる呼吸法だそうです。

ポイントは
1.お腹を膨らませながら息を吸う
2.お腹を膨らませながら息を吐く
3.肩を上げないようにする

だそうです。
腹式呼吸に慣れている人にとっては2の息を吐く時が少々混乱してなかなかうまくできませんが、
この「IAP呼吸法」を試してみて感じたことは、
「あれ、こうするとクンバハカが楽にできる!ていうか、IAP呼吸法ってクンバハカのことなんじゃね?」
でした。

クンバハカの「丹田に力を入れる」のがどうにも感覚が掴めなかったのですが、
息を吸う時も吐く時もお腹を膨らませて腹圧を上げていると自然に丹田に力が入っている感じがするのです!
これには静かな発見と感動がありまして、
アルキメデスが「エウレーカー!」と叫んで風呂から上がって裸のまま走った気持ちが少し分かった気がしたのです。


ここにも、「東洋的神秘な感じのもの」と「西洋合理科学主義的なもの」が同じ結論に至る、
みたいなのを感じて「お〜っ!」って思ったのでした。


ちなみに瞑想は寝る前に5分すると目覚めが良い感じします。
また、起きてすぐに瞑想を5分すると落ち着いた1日をスタートできるような気がしています。



まとめると、
「瞑想を4-7-8呼吸、クンバハカ、IAP呼吸法でやると良いかも!」
でした。


最後までお読みいただき有り難うございました!


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