長野に行ってきた
フラットファイルでの個展、線譜展『レイ ―零・Ray・霊―』の在廊とアーティストトークで長野に行ってきました。
楽しく充実した時間を過ごせました。ありがとうございます。
アーティストトークではいろんな人が来てくださって嬉しかった。
なんといっても越ちひろさんに会えたのが嬉しかった。
2012年の夏、額を頼みに初めてフラットファイルに行った時、たまたま彼女の展示がしてあって知ったのだ。
2階に登ると大きい絵が壁にドンと展示してあって、その横に乱雑に積まれたスケッチブックの山のようなインスタレーションがあった。
吐き出すように書き殴ってある。
表現された作品ではなくて、「表現したい衝動」が展示とドローイングから伝わってくる。
それをチラッと見た時に、「俺か?」と思ってしまったのだ。
描くケダモノのようにとんがっていた過去の自分が今の自分に揺さぶりをかけてきたかのようだった。
ちょっと焦った。
だもんだから、越ちひろさんとはいつか会えたらいいなあと思っていた。
25日夜、フラットバーでのアーティストトークにふらっと入ってきて、念願が叶った。
長野にはアーティストが結構暮らしていて、その中のひとり、山上渡さんのアトリエにフラットファイルのモリヤさんに連れてってもらった。
アトリエがものすごく広かった。アトリエと部屋と駐車場と畑がついて家賃が月3万円程度だそうだ。
ガッツあるアーティストに会って面食らった。ホントすごいよ。
フラットファイルの展示もそうだけど、長野での時間は昔の自分が現れてくるような感じだった。
野獣のような、その過去に誇りを持って生きろ、と励まされたようだった。
自分のやりかたで、タフに生きて行こう。
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