嗅覚について

『野原を駆け廻るタムちゃん』
嗅覚が戻ってこんな気分

一年半くらいに渡って鼻が馬鹿だったのですがここ最近で復活しました!

嗅覚障害は早めの治療だと治ると言われてますが,半年放置した上に一年戻らなくて半ば諦め掛けていたのですが匂いがするようになってきました.
匂いがするって本当に有り難いコトです.

人間以外の哺乳動物で嗅覚を損なうことは死を意味しますが,命の危険をそんなに感じることなく無臭の時間を過ごせました.
人によっては匂いがしないと味も全く分からないそうですが,幸い私は味が分かったので匂いがしなくても幸せでした.

「匂い」って視覚や聴覚に比べると意識してこなかった.すごく当たり前だと思っていたのです.嗅覚を失って初めて匂いを意識したんじゃないかと思います.

匂いは見えるモノの輪郭を際立たせるような気がします.匂いがすると彩りが加わって華やかな気持ちになります.
食べ物もとても立体的になります.匂いと味は同軸ではなくて直行軸のような感じです.

また,匂いは予感と記憶の両方を刺激します.

視覚と聴覚はネットで共有できてますが匂いはまだデータ化して共有するにはもうちょっと時間がかかるような気がします.最もプリミティブな触覚の方が先にデータ化されそう.
嗅覚は視覚や聴覚のように距離がある対象からの情報なんだけど視聴覚とはかなり違う.

嗅覚って面白いですね!

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