エイリアン


きみが好きだよ エイリアン
この星の この僻地で
魔法をかけてみせるさ



居場所って見つけにくかったりします。
輪の中にいるようでいて浮いているような。
しっくり来ていないような。

いつでも自分はほのかに「エイリアン」だったりします。
自分の心の中でさえも。


というか、
そもそも

「自分は存在していないかも知れない」

子どもの頃はそんな「実感」があって、それはとても奇妙で確実なリアリティでした。


「音楽」はいつもそんな自分を
哀しく、痛く、あたたかい暗闇で包み込んでくれたのです。


この曲もそんな気持ちにさせてくれる。


線譜『ノイズの中の少年』
作品サイズ:170×170mm
額縁サイズ:18×18×3cm
作品情報:ペン画 2019年


透明なノイズ
幽かな言葉
声にならない声
ひたすらに


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