記憶の体験

「思い出す」にもざっくり二種類あって、

一つは、その時のことを俯瞰して客観視してる感じなのと
もう一つは、その時の心情に入り込んで主観的になる場合と。

前者はアルバムをめくるような感じで
後者はタイムスリップした感じなんだけど、ひょっとしたら本当に過去に一瞬行ってしまってるのかも。

茂木健一郎さんの『クオリアと人工意識』のベルクソンに言及してるところを読んでふと
「認知症って「純粋記憶」の中に入ってしまうことかも知れない、外側の人間から見たらそれは病状だけど」ってよぎった。
またはクオリアに飲み込まれてしまった、みたいな。





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