著作権が切れてる曲だからといって、クラシックのCDを勝手に使うことはできません。
演奏者や指揮者の著作権があります。
検索すると、パブリックドメインの曲の楽譜が公開されていたりします(例)。
それを自分で演奏すれば良いのです。
しかし、自分に演奏する腕がなかったり、誰かに演奏頼んで録音する予算がなかったりします。
「楽譜をMIDIデータに変換できればLogicProで曲にできるのになあ、、、」と思って調べました。
(ちなみに「LogicPro」を持ってなくても「GarageBand」でMIDIファイルは読み込めます)
色々試してみた結果一番良かった方法を書いておこうと思います。
使用マシン
- M2 MacBook Air(LogicPro購入済)
- iPadPro(第5世代)
PDF楽譜をMIDIデータに変換してLogicProで曲にするには
- iPad版「PlayScore2」のProfessional(有料版月額880円)でPDF楽譜をインポートし、「Musicxmlとして保存」
- Mac版「MuseScore4」(無料)で「MusicXML」ファイルを開き、「ファイル」>「エクスポート」>「フォーマット」から「MIDIファイル」を選択してエクスポート
- 「LogicPro」で「ファイル」>「読み込む」>「MIDIファイル」でインポートして編集
全部無料のソフトで行けるかと思ったけど無理でした。
他に試したソフト
解説
「スコアメーカーZero」はWindowsのソフトなので「ParallelsDesktop18」を使ってWindows11をインストールして試しましたが、「楽譜認識」機能は何度やっても全然ダメで使いものになりませんでした。
MacでWindowsを使ったからかも知れませんが、Windowsマシンを持ってないので諦めました。
「MuseScore4」にもPDF楽譜を読み込んで認識する機能があります。
何度も試したのですが正直使えませんでした。
認識したが楽譜に余分な音符や休符があり、それがどうしても削除できないのです。いろいろ試してるうちに全く認識できなくなってしまったので諦めました。
「PDFtoMusic」もMIDIファイルでエクスポートする機能があるのですが無料版では1pまでしか使用できません。
1p分のMIDIデータをLogicProで聴いてみると、割とちゃんと楽譜を認識してました。
だったら1pづつ読み込ませて一曲分をエクスポートしようとしたのですが、なぜかうまくできませんでした。
そういう輩が無料で一曲分を1pづつMIDI化して有料版を買ってくれないから何かガードをしてるのでしょうか、、、
「じゃあ買うか」と、有料版を見てみると、US $65(2023.2/19現在 価格表はこちら)なのでちょっと高めで悩んでしまいます。
「PlayScore2」だと「Professional(複数ページ、PDFスコア、MusicXML)」の1カ月サブスクリプションが880円だったのでこちらを購入しました。
「PlayScore2」からもMIDIデータをエクスポートできるですが、複数パートがあった場合、一つにまとめてエクスポートされてしまいます。
(私が試した楽譜はヴァイオリン、ヴィオラ、ハープシコードの3パート)
各々の楽器の音を変えたいのでこれだと困ってしまいます。
なので「MusicXML」でエクスポート。
これを「LogicPro」が読み込めれば楽なのですが、それができない。。。
そこで楽譜認識では使えなかった「MuseScore4」を使い、「MusicXML」を読み込んで「MIDI」ファイルをエクスポート。
これでようやく使えるようになりました!
(長かった・・・)
ちょっと面倒ですが、これで楽譜があれば曲にできることが分かりました。
「楽譜をMIDIファイルにしてLogicProで音色をいじっていい感じにできないのかな?」
これを調べるだけでも割と時間がかかったので、
あなたのお役に立てれば幸いです。
(追記:2023.2/24)
MusicXMLをLogicProから直接読み込めることが分かりました!
「LogicPro」>「設定」>「詳細」から「全ての機能を有効にする」にチェックを入れます。
これで「ファイル」>「読み込む」>「MusicXML」を選択できます!
良かった!
最後までお読みいただき有り難うございました!
0 件のコメント:
コメントを投稿