『スピリチュアルズ/橘玲』から「8 つの要素」と「ビックファイブ検査」



ロボマインドプロジェクトの動画で紹介されていたので私も読んでみました!
今ならKindle unlimitedで読めるのでお得です!
意識の謎にも関わるし、物語を創作するのにも役立ちそうです。

スピリチュアルズ/橘玲』は
「わたしもあなたも、たった”8つの要素”でできている」
というシンプルなコンセプトで書かれています。

では「8つの要素」とは何か?

①明るいか、暗いか(外向的/内向的)
②精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的)
③みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)
④相手に共感できるか、冷淡か(共感力)
⑤信頼できるか、あてにならないか(堅実性)
⑥面白いか、つまらないか(経験への開放性)
⑦賢いか、そうでないか(知能)
⑧魅力的か、そうでないか(外見)

以上の組み合わせて私たちはできているという。

動画解説でも充分楽しめますが、詳しくは本に書いてあるので気になった人はぜひ読んでみることをお勧めします。
すごくスッキリと説得力をもって書いてあります。

ひょっとしたら上記の「8つの要素」は今後ゲームやアニメのキャラクター設定の定番パラメータになるかも知れない。
アプリケーションでこの各パラメータの返答の特徴を設定すれば、無限のキャラ設定が可能にならないだろうか。

そして、この8つのパラメータを自己分析してこれからの人生に活かしていこうではありませんか。

本書では自己啓発本の特徴がこの8つの要素をうまく捉えているから売れてるのであろうと分析している。

①高い外向性(アピール力/説得力)を獲得する
②高い精神的安定性(嫌われる勇気)を獲得する
③組織のなかでうまくやっていく同調性を獲得する
④高い共感力(EQ/コミュ力)を獲得する
⑤高い堅実性(自制心/自己コントロール力/やり抜く力)を獲得する
⑥高い経験への開放性(創造力/イノベイション)を獲得する
⑦高い知能を獲得する
⑧魅力的な外見を獲得する

私もこの8つの要素について考察してみようと思う。

①高い外向性(アピール力/説得力)を獲得する
内向的な私であるがSNSやブログでアピール力と説得力を上げるようにする。
具体的にはChatGPTでツイート文やブログを評価、改善してもらいながらアップしていくようにする。
無理な付き合いとか苦手なものはもう頑張らない。

②高い精神的安定性(嫌われる勇気)を獲得する
人の評価に振り回されないようにするってことなので、SNSやブログを書いたとしても「いいね」などの反応をいちいち気にしないように心がける。
といっても「気にしないこと!」って頑張ると「シロクマのことは考えないでください」の法則に陥ってしまうので、自分の興味関心に集中するようにする。
私は悲観的なところがある。うつ傾向の人は「過去未来思考」で「反芻思考」なのだ。
神経症的傾向が強くて情緒不安定なうつ傾向の人は過去と未来を考えず、反芻せず、「イマココ」に集中する訓練を今からでもコツコツとやるのが良い。
幸い私にとって制作はまさにこれなので絵を描くことが高い精神的安定性を得ることに直結している。これからも楽しく絵を描いていこう!

③組織のなかでうまくやっていく同調性を獲得する
この項目は無視。

④高い共感力(EQ/コミュ力)を獲得する
実は案外と共感体質なので人と会ってる時はこの能力を羽ばたかせてあげる。

⑤高い堅実性(自制心/自己コントロール力/やり抜く力)を獲得する
夜更かししない。夜に甘いものを食べない。さっさと制作に取り掛かる。

⑥高い経験への開放性(創造力/イノベイション)を獲得する
アートをはじめ、マンガ、アニメ、ゲーム、映画、音楽、ファッション、建築、デザイン、伝統工芸、AI、その他なんでも文化と呼べるものにはなんでも興味を持って行こう。
趣味の「意識の謎」についても沼にハマって行こう。

⑦高い知能を獲得する
これは「読書」と「YOU TUBE」でカバーできる。これからも本を買う時は(画材と同様に)値段に躊躇しない!

⑧魅力的な外見を獲得する
「見目形」造形の基本は遺伝子である。もう変えられないので表情や仕草でカバーする。まずは笑顔。
雰囲気イケメンを目指す!
それにはファッションに関心を持ち続けることが重要だけど、本来ファッション大好き人間なのでここも楽しく獲得していけそうである。


ちなみに、この8つの要素のうち「成功する3つのパーソナリティ」というのが本書には書いてある。
それは、

「高い知能」+「高い堅実性」+「低い神経症的傾向(精神的安定性)」

だそうだ。

この8つのパラメータについて、遺伝的に備えてるものに着目してそこを活かしていくことと、自分でできることをやっていくってことなのでしょう。
この「8つの要素」はパーソナリティ心理学の「ビックファイブ」が元となっていて、
そのうち「堅実性」と「神経症的傾向」はこの「ビックファイブ」に含まれてる。
なので自分の「ビックファイブ」を調べてみれば成功するパーソナリティかどうかがある程度分かるだろう。

この本にはビックファイブの検査テストも載っている。
このブログにも記載するので試してみて自分が成功するパーソナリティかどうか、知っておくのも良いかもしれない。

ビックファイブ
①外向的 Extroversion /内向的 Introversion
②神経症傾向(楽観的/悲観的)Neuroticism
③協調性(同調+共感力)Agreeableness
④堅実性(自制力)Conscientiouseness
⑤経験への開放性(新奇性)Openness to experience

このビックファイブの検査が以下。


ビックファイブ検査
以下の性格を表わす文の①から⑩に、1から5の点数をつけてください。

1点=強く反対する
2点=少し反対する
3点=賛成でも反対でもない
4点=少し賛成する
5点=強く賛成する


①能動的な想像力をもちあわせている
②芸術への関心はほとんどもちあわせていない
③ていねいな仕事をする
④なまけがちだ
⑤一般的に信頼できる
⑥他人の欠点を探しがちだ
⑦ゆったりしていて、ストレスにうまく対処できる
⑧すぐにくよくよする
⑨外に出かけるのが好きで、社交的だ
⑩遠慮がちだ


答え合わせ
それぞれのペアごとに奇数番号のスコアから偶数番号のスコアを引き算し、
ビッグファイブに対応するスコアを計算する。
スコアは「マイナス4」(とても低い)から「プラス4」までの幅がある。


①と②は「経験への開放性」
③と④は「堅実性」
⑤と⑤は「協調性」
⑦と⑧は「情動の安定性」
⑨と⑩は「外向性」


①と②の計算結果がプラス4なら「経験への開放性が高い」、
マイナス4なら「経験への開放性が低い」となる(以下同)。


ちなみに私は、
経験への解放性:+4
堅実性:0
協調性:0
情動の安定性:0
外交性:-3

全くもって「成功するパーソナリティ」ではなかったことがここに判明した。。。

まぁいいか。
「経験への解放性」が高いってことはアーティストに向いているってことだろうし。
この特性を活かしてこれからのホワイト革命社会を生き抜いて行こう。


あなたはどうでしたか?


最後までお読みいただき、有り難うございました!

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