人類の知能の発達は「孔雀の羽」と同じ「性淘汰」かもしれないという説
人類の知能の発達は「孔雀の羽」と同じ「性淘汰」かもしれないという説。
(動画の紹介は一番下にあります)
「孔雀の羽」はメスを口説くためだけにあり、オス個体の生存の優位性には寄与していない。これを「性淘汰」と呼び、他にはライオンのたてがみや鹿のツノなどがある。
人類の脳は、容量が急激に増えたのにも関わらず大した発展を数百万年してこなかったが、この謎は「性淘汰」でうまく説明ができるという。
人間の知能、つまり「言語」は、生存のためというより、「口説く為だけ」に発達したという「性淘汰説」は妙に説得力がある。
そしてこの「ウソをつく言語」はのちに「宗教」や「お金」や「国家」といった幻想を共有することに転用され、人類は発展し、この星の覇者となったが、
これは温度調節のために生えた羽が、のちに飛ぶことに転用され、虫や鳥は飛ぶようになった、という羽の進化と符合しそうだ。
ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』によると人類で重要な革命は「認知革命」、「農業革命」、「科学革命」の三つがあり、最も重要なのは「認知革命」だとしているが、どうして認知革命が起きたかは書かれていない。
「口説き文句上手」、つまり”甘美な嘘”が上手になる方がモテるという「性淘汰」で脳の容積が爆増した。
しかし、脳が肥大化し、道具が使えるようになっても数百万年人類は地上ではモブキャラのまま冴えない種であった。
なぜなら、脳は食べ物を得る道具を上手に使う為に大きくなったのではなく、口説くためにどんどん脳が発達した性淘汰だったから。
ウソを喋れるようになった肥大化した脳の機能を、「幻想共有」に転用した「認知革命」がたまたまヒット。人類は快進撃を始めることができた。
元々は「口説く為」の「性淘汰」だったって方が何やら真理っぽい匂いがしないだろうか?
知性・知能を高尚なものだと決めてかかっている現代人類ではあるが、
この動画のいうようにインテリジェンスの起源はエロゲだとするとなんかいろいろ腑に落ちる。
この動画では、「性淘汰」による進化は不安定らしいので人類の知能はそのうち縮小するだろう、と述べている。
そもそも、この巨大な脳はエロゲをプレイする為にあるのだ、と。(笑)
日本神話でもイザナミとイザナギが「みとのまぐはひ」をするときに、
「あなにやし、えおとこを!」
「あなにやし、えおとめを!」
と、お互い言葉で褒め合って盛り上がってからコトを始めるところからも、「口説き文句」あるいは「甘い愛のささやき」は極めて重要なことが分かる。
(ちなみに女性から先に言葉をかけたのは良くないと後で言われてしまうのだが。。。)
恋する相手を口説く為だけに人類はリスクを負ってでも脳をこんなにも巨大化させた。。。
この説、
ロマンチック。
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