瞑想してたら浮かんだこと、劣等感


群馬に暮らしてる母が月に一回ほど上尾に来るのだけど、その時に妹家族も含めてお昼ご飯を食べることになっている。
母は妹の子どもたち、孫の顔が見れるので毎月それを楽しみにしているのだ。

私もそこで一緒にお昼を食べるのだけれども、どこかでちょっと面倒臭かったりもする。
みんなで食べれば食べたでとても楽しい時間を過ごすのだけれども。

心のどこかでなんとなく甥っ子姪っ子や妹の旦那に会うのがしんどいのだ。

どうしてそんな無礼な気持ちが湧いてしまうのだろう?
なんてことを瞑想しながら思考していた。

甥っ子姪っ子、妹の旦那が嫌いなわけでは決してない。
今の自分の関心ごと、つまり「もっと良い絵をたくさん描きたい」、「そしてそれを売って食べて行きたい」と、妹家族の日常がまるでリンクしないのでどんな話をして良いのか分からない、と言うのは確かにあるのかも知れない。
いや別にそんな話を合わせる必要もないし、話を聞く側に回れば良いわけだからそれはそんなに問題ではない。

問題は自分の「劣等感」にあるんだと分かった。

妹の旦那は自衛隊員として立派に働いて家族を養っている。妹は家事を一生懸命こなしながら在宅の仕事を始めた。甥っ子姪っ子はすくすくと育っている。

かたや自分は、50歳を過ぎて独身だし、自分の好きな仕事「アート」を頑張ってはいるが、ちゃんと喰えてるわけではなく牛乳配達をやっている。
ギャラリー13月世大使館をオープンさせて、5月に個展の予定があって決して悪い状態ではない。と言うか希望に満ち溢れている。

なのに、妹家族を目の前にすると自分がどうにもみすぼらしい存在のように感じてしまうのだ。
何をどうジャッジしているのか自分でも分からないが、そんな劣等感を抱えていて妹家族と会うのが少ししんどい気持ちになってることに気が付いた。

妹と母にこのことは喋ってないが、喋ったらとてもびっくりすると思う。
「えー!そんなくだらないことを気にしてるの!?」って。

対処法を考えたのでこれから実践しようと思う。

1・家族で食事をする時に湧き上がる胸の痛みを観察する
2・自分に劣等感があることを認識する
3・それは自分が勝手に作ってる妄想だと理解する
4・楽しいところだけを見つめる

これで、母と妹家族と一緒に食事するってことが、どれだけ掛け替えのない時間なのかってもっと自覚できるようになると思う。

有り難うございます。

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