『Uptown Funk』カッコ良く弾けているのはどっち?

1.



2.


これ、多分、ほとんどの人は1の方の演奏の方が段違いでカッコ良いと感じると思うのです。
確かに上手いしカッコ良いことは事実です。

しかし、「バックビート」をポイントにすると2の方がカッコ良い、らしいのです。


「はぁ?」って感じたあなた、
ブルース、ジャズ、ファンク、ロック、ヒップホップ、ラップの最も重要なものが何かも分からず聴いている、ということになります。

でも、安心してください。
日本人はほとんど分かりません。


これが日本人のバックビート問題です。

私も意識しないと分かりませんし、というか、意識してもあんまり良く分からないです。
何度も聴き返して、ひょっとして本当にそうかなあ、、、?
・・・なるほど・・・確かに・・・?
という感じです。

ひとつ分かるのは、
バックビートになってないカバー曲は、ノレる感じを出すために、
原曲よりもテンポを速くする傾向があるように感じます。

頭重心でテンポアップさせるとハネる感じになるので、それがノリのように感じるのです。
阿波踊りとか、頭重心でもめっちゃノリノリになりますよね。

バックビートになっていたらテンポが遅くてもノレる、ということなのですが、
ちゃんと明確に、パッと分かるようになりたいです。


1の方の演奏をけなすつもりは1ミリもありません。
アコースティックギターの演奏はクラシカルな雰囲気を醸し出します。
クラシック音楽は頭重心ですので、クラシックな香りのするとても素敵な演奏だと感じます。





バックビートについて興味を持たれた方は過去記事もご参照ください!
▶︎ 30年来の衝撃『バックビート』①それはプロだから?
▶︎ 30年来の衝撃『バックビート』②ロックもジャズも輸入されていなかった!
▶︎ 30年来の衝撃『バックビート』③最終回「誤拍裏打ち」は「擬洋風建築」となるか?


最後まで読んでいただいて有り難うございました!


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